DIARY

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 とりとめもなく、いろいろと。私自身の覚え書きのようなものですが、
 お気の向かれた方、どうぞふらりとお立ち寄りください。
 絵にならない日々がならんでます・・・。

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2006年7月31日(月)

 このDIARYには書かなかったけど、このところ秘かに悩んでいる事があった。それは、腹痛。(な〜んだ、とか言わないでください!)。
 明らかに子宮系の痛みで、生理前の痛みに近い。まだ早い(と思う)し、一体なんでかな、どうしちゃったのかな、とちょっと悶々としていたけど、昨夜、判った、判りました。
 やっぱり単なる「生理前」だったんじゃん!ということで、またまた月曜なのにプールに行きそびれた今日の私でした。
 しかも丸々一日、何もせず寝てしまった・・・。

2006年7月30日(日)

 夫が昨日の私を羨ましがるので、仕方なく車に積み込み釜谷浜へ運ぶ。この、一人で行った所へ、また夫を連れて行く(つまり私は何度も行かされる)ってパターン・・・このDIARYで、延々繰り返されるモチーフだ・・・。
 このHPのDIARYを読んで私の事を「自由に生きてるっぽい」と思っている人、そこのアナタ!こんなん、「じゆう」なんだか「ふじゆう」なんだか、わかりゃしませんって!
 サンルーラル大潟のお風呂で汗を流し、大町のプラッツでビールを飲んだ後、フォーラスシネマパレで「かもめ食堂」を観て帰る。とても面白かった。映画館内にはかつて見た事ないほど人が多く(ほとんどが遠恋カップル?)、秋田風でないアクセントが混じる。夏休みだなぁ。

2006年7月29日(土)

 せっかく晴れたし。職場の当番で遠出できない夫を家に置いて、一人で夕方から釜谷浜海水浴場へ、サンドクラフトを見に行く。これは毎年、砂で作った「砂像」の力作が並ぶイベントで、とにかく「絵的に」夏らしい。キャンピングカーやテントが並び、それぞれ、グループで料理や酒盛りや海水浴をしている。こういう、子供連れや「子供連れ同士のグループ」で来たら楽しいだろうな、という場所が秋田は本当に多いので、今「アキラめるべき・・・?」とか考えてる私も、ついグラグラしてしまう。だって本当に楽しげなんだもん!
 暗くなってからは琴丘の中舘番楽や山本の泉八日ささらといった郷土芸能あり、古典芸能好きの私には堪えられないイベント、特にささら舞いは並みの苦労ではないだろう、保存会の方々。(と、思うくらい上手かった)。
 花火はトラロープぎりぎりの一番前、砂にぺたりと坐って観たら、全体が一度に見渡せないほど花火と近かったので凄い迫力だった・・・。絶対、顔が焦げると思いました!結論。花火見物は「近さ」が勝負。「遠くの大曲より近くの釜谷浜」←(いま作った格言)。
 花火後は釜谷浜界隈から出るのに小一時間、大曲まで2時間ほど(夜は下道も走りやすいし、もったいないので高速なんて使いません!)。夜中に家に着くと、自分を捨て置いて一人で花火まで観て来た私を、夫は深〜く恨んでいた・・・ひひひ。

2006年7月28日(金)

 昨夜、ある人からメールを頂く。彼女もIVF経験者で、最近転院したせいかどうかはともかく、子宮内膜の状態も、卵の質も、以前より良くなったのだとか。彼女は私より1つ年上。私はオロカにも(?)「私のこの年齢で、今から盛り返すってコトもないだろう・・・」と、ここ数日をぼんやり過ごしてしまっていた。私の心得違いでした、ハイ。こういう具体例を聞くって、なんかいいですね、自分に当てはまろうと当てはまるまいと。
 夏は鰻!ってことでお昼は横田屋でうなぎ。県外の方へ。秋田で「横田屋」と言えば、鎌倉で「つるや」みたいなものでしょうか。蒲焼+御飯をぺろりと平らげ、場所を替えてスターバックスのレモンケーキ。多恵要蔵で「えねショコラ」を買って西仙北SAでおやつタイム。これは、冷蔵庫から出して15分が食べごろなので、多恵要蔵で買い、途中の西仙北SAでちょっと時間を潰せば丁度になるので、ついここで食べてしまう。これは、クリームの所で2つに割って食すのが正解(お店の人直伝)。
 ・・・とまあ、ちょっと調子出てきたかも。昨夜のメールをくれた人と、アフリカの風Grand師匠永沢まこと氏と、私の今日の行き先岡田皮膚科のスタッフの方々に感謝を!
 特に、今日はご自身も心配事を抱えていらしたのに、私に調子を合わせて付き合って下さった裕子先生に・・・。

2006年7月27日(木)

 すっかり、「世界がモノトーン」状態を過ごすこと一週間。
 そこに、なんと、私の絵の先生の先生(つまりグランド師匠)永沢まこと氏より、武蔵野市立吉祥寺美術館での「永沢まことのアフリカ!アフリカ!展」(8/1〜9/10)のお便りを頂く。私の、このHPもいつも見て下さっているとか・・・(急に冷や汗)・・・。暖かな風の立ち昇る文面。何度も何度も拝見したことのある、見慣れた筆跡。本当にアフリカの風を感じてしまった・・・。先生。ありがとうございます。ぜひ。ああ、でもなんか、いま先生に会ったら泣いちゃうかも知れない。去年の秋、10月初めにお会いしてから、いろんな事があったです・・・。
 とか何とか言いながら急に元気が湧いてきた私は、それならと今東京国立博物館でやってるプライスコレクション「若冲と江戸絵画」展にも行くべく色々調べる。
 結果。私がすごーく好きな鈴木其一も曽我蕭白も長沢芦雪も来ていることが判明。東京の美術館は人も多いし、こりゃ1日じゃとうてい観きれない。途中で疲れるし。団体(?)行動の他に2日間は、単独行動日を確保しなくては。松戸のちゃーちゃんにも会いたいし。7月8日のプライス氏の講演は逃したけど。とにかく、多分一緒に行くことになる札幌の先生と相談しなくてはっ。
 「お通じ」も一日5〜6回におさまってきた。このくらいなら何とかなるんだよ・・・。しっかし腸のヤツ。採・・・(くどいので以下略。7月24日文末に同じ)。

2006年7月26日(水)

 明日は、仙台に、私が愛してやまないBAGEL&BAGELの店舗が開店する日。なのに。
 胚移植直後でも、妊娠してても、つわりでも行く!と高らかに宣言していたのに、こうなってみるとひたすら億劫。一人で日帰り仙台往復(かつ遊びまくる)なんて、今までの私、一体どこからそんなリキ湧いてたんざんしょ。仙台どころか大曲からすら出てない日々・・・。
 「1日20回お通じ」のせいか体重も毎日200〜400gずつ減る。アイスベーグル?アイスベーグルのほうで大曲まで来てくれるんなら食べるけど・・・。←(完全にやる気なしモード入ってます。)
 ところで、面白い事もお話しましょう。最近マックスバリューでかかっている冷凍みかんの曲、あれなに?ただひたすら「冷凍みかん、冷凍みかん、冷凍みかん、冷凍みかん・・・」と繰り返すだけなんだけど、不思議なパワーをそなえていて、子供の頃買ってもらった汽車の中の冷凍みかんを思い出すの。あれが大ご馳走、って時代も確かにあったなぁ・・・。

2006年7月24日(月)

 プールにすら行けなかった。それというのも、採卵日はあんなに頑張っても出なかった「お通じ」が、このところ一日20回くらいあるから。もしもプールで・・・と考えると恐ろしくて。
 これって、もはや「お通じ」とは呼べない。使いたくない言葉だけど、ハッキリ、「下痢」って言うんでしょうね・・・。
 腸のやつ・・・採卵日の恨みは忘れん!

2006年7月23日(日)

 なんとか出血は治まったけど、何かお腹が(・・・と、いうか、ち、膣壁が?)痛い感じ。これは、当分使えないな(使わなくていいって!それに誰も聞いてないって!)。針刺したのは木曜だから、もう、気のせいだと思うけど。
 出掛けず、静かに過ごす。函館スケッチツアーの画集の、文章部分の原稿を作成し、添付ファイルにしてメールで送ったり、といった珍しく頭脳労働系(と言うほどでは全然ない)な1日。編集のSさんには何と申し上げて良いか分からないほどお世話になっている。
 でも悲しい。もう今更ここで体裁しても始まらないんで、正直に申告するけど、今回は悲しい。で、なぜ今回、こんなに悲しいのか検証(後ろ向きな態度だ・・・)。
 一・  前回に引き続き今回も卵巣の中に出来た卵が少なかった。こと。
     前回(1月)も今回もだったということは、採卵数少なかったのは、前回たまたま、ではなく、もう私からは卵があんまり採れないって事。排卵誘発の薬は、もうこれが上限、の量を注射してもらっていたにもかかわらず。
 二・  採れた卵がキッパリ変成卵だったこと。
     前回も、移植にまで漕ぎつけたものの、卵はあんまり良くなかったとのこと。去年の秋に初めて採卵してもらった時には良い卵が採れていたのに。あれが最後の輝きだった?
 三・  移植にまで至らなかったこと。
     移植まで行けば、まだ、妊娠判定日まで楽しみがあるし。それに、単純に、する事ないっていうのは暇でカナしい。
 四・  このところ数ヶ月、そもそも子宮内膜の様子もアヤシかったこと。
     子宮内膜が「ぺらっぺら」に薄かったり、内膜同士くっついてるっぽい所が一部にあったり。一時は手術とか検査入院の話も聞いたほどだった。
 五・  ホルモンバランスの変化のせい。
     服薬と注射が続いたからなぁ。ホルモンのせいで心がふさいでいる?
 六・  ・・・その他。
 以上を総合すると、子宮の状態は悪く、卵はほとんど採れず、採れた卵の質も悪い、という悪条件の三者揃い踏み。もうこの辺が引きどき、って事でしょうか。でしょうね。もう涙も出ない・・・。
 繁殖の、年齢の壁、ってのは実在したのね。私より年上でやってる人、成功した人もいるけど、私の壁はここだった?越えられるかと思って来たけど、越えられなかった。
 思えば、去年の秋の1回目の体外受精の時とは、なんか、何もかもが変わってしまったような気がする。もう、もとの私には戻れない(年齢も含めて)部分が、存在する。

2006年7月22日(土)

 能代の花火大会の日。朝から(朝から観るモン?)フォーラスシネマパレで「リバティーン」を観、「ル・シャトレ」でまた岩ガキを食べ(また脚のブツブツが痒くなったらどうしよう・・・)、道の駅スタンプを集めたりしながら北上、能代でお茶。能代のお茶なら、今日は行ってないけど「ゼニス」がいいと思います。道の駅みねはまのちょっと北、「みねはま」の反対側。
 そして花火。よく考えたら、花火を観る時っていつも悲しい。花火を見ながら、ふいに夫が、治療がしんどければもう止めてもいいよ、と言う。そして、やりたければ、どこまででも続けていいよ、とも。う〜ん、このっ、このっ、私を泣かせるツボを心得てるなあ。
 花火は、打ち上げ場所が、大曲の花火より観覧席と近いので迫力だった。木曜日の先生はこれを一番前で観たという、そりゃスゴイわ。
 車を、とある公共施設に止めさせてもらって、そこから結構歩いたせいか少し出血。お腹も痛い。明日も続くようなら、日曜だけど、朝一で病院に電話するべき?と、ビクビクしつつ就寝。

2006年7月21日(金)

 卵の受精確認の日。昨夜より更に落ち着かない気持ちで悶々と眠れぬ夜を過ごし(小心者!)、朝9:30を待ち兼ねて病棟に受精確認の電話を入れる。
 結果。たった1個取れた卵は変成卵で使えなかった、とのこと。
 先生も残念そうに言って下さったけど(有難う)、「また頑張りましょう!」ノリではなかった、さすがに。「今回の治療はこれで終りとなります、今後も治療を希望されるのであれば、また、いらして下さい」趣旨。じゃあ、希望しなければ?もう2度と行くこともない、それもアリ。

 ああ、もし、左の卵巣の卵が腸のウラなんかでなく取れていたら?(くぅ〜腸のヤツ)。そのコはピチピチだったかも?(まあ、左だけピチピチ、はないと思うけど)。卵巣の位置を直して貰ってる間「痛いです」とか根性のない事言ってないでもっと頑張るべきだったかも?(いやいや、あのへんでお互いの限界だったような)。そもそも、私はどうすればよかったのか。これからどうすれば?と、受話器を握ったまま、心は答えの出ない無限ループにはまり込むこと数十分・・・。
 それでも、絵をお渡しする為の以前からのアポがあったので、すぐに額を持って県立博物館へ。こんな日は誰かに会うほうがいいし。退去してから、ボランティアルームの人々に教わった「土崎神明社祭の曳山行事」を見る。心は無限ループに囚われたまま。でも、今ここで明るくお祭りしている人にも、皆それぞれ、さぞかしいろんな事があるんでしょう。
 電話で概要は話しておいたので、帰宅すると、夫が玄関まで出てきて頭をくりくり撫でてくれるのでうっかり泣きそうになった。罪なことするなぁ〜。

2006年7月20日(木)

 採卵日。ここ2年位便秘知らずの私が、朝から緊張のせいか珍しく便秘。このことは、後でネックになってくる。
 そしていよいよ採卵。あろうことか、脱毛&岩ガキ(?)のダブルパンチで脚のスネがブツブツになっている事が妙に気に掛かる私(皮膚科にて治療中)。しかも完全スッピン顔だしなぁ。なんかボロボロ・・・。しかし、これから始まる処置と、その間の自分の「あられもなさ」を考えると、「婦人科」という所で外見なんて気にしても全く無意味なのだった・・・しくしく。なんでこんなことに・・・。
 ところでちょうど去年の今日7月20日は、まさに流産の手術の日だった。この病院、この部屋この台(時刻まで一緒)、その時もお世話になった先生、と、舞台は揃いすぎ。なんか言おうと思ったけど、さすがの私も胸がつかえてこの状況では一言の言葉も出なかったことでした。しくしくしく。
 それはともかく、あれれ〜、といった感じで先生が何か探してる・・・いよいよ不安になって「まさか排卵しちゃったんですか?」と訊こうと思った瞬間、どうやら左の卵巣がまずい場所に居る、とのこと。腸の後ろ・・・ってそれ、1月の採卵の時もだったなあ・・・がーん、採卵できないんですね。
 さあそこから、真剣!に卵巣周辺を内外からグニグニしてもらうことしばらく、でも私の卵巣の位置が直らない・・・頑固なヤツ(卵巣)ですみません!うわさに聞く「お腹を揉んで逆子を治す名人産婆さん」ってこんな感じなんだろうな、きっと。有難い事です。それなのに根性なしの私は「痛いですか」と訊かれて、「大丈夫です」でもなきゃ「頑張ります」でもなく、「痛いです」と即答。看護師さんに「力抜いて。深呼吸してね。」って言われるけど、もちろん、そのどっちも全然出来ない。ついに水入り、一旦トイレに行って来て、と云うハナシになったのだった。そそ、それって、やはし、便秘が・・・。く〜便秘め!ではっ、と勇んで行ったけど、この落ち着かない状況で出る筈もなし。
 これをお読みの採卵予定・不妊治療予定の方・・・大いに参考になさって下さい。ここでちゃんと「便」が出てればまた展開も変わったかも。とにかく、採卵日の朝は、いかなる手段を使ってでも「便」のヤツはやっつけておきましょう!(でも絶食してるのでホント出にくい)。
 結果から言うと、成果なきトイレタイムの後、右の卵巣からのみの採卵ということになり、後はいつもの手順。消毒され機械が入り、麻酔の注射があり(今日は点滴麻酔なしでやったのでこの瞬間が一番コワかった)、いざ採卵。採卵の瞬間はほとんど痛みもなくはあっけなく終わり、ここまでがあんなに怖かった自分が恥ずかしくなるほど。結局1コだしさ。大山鳴動して卵1コ。
 でもこの卵が受精し着床し産まれてきて「小うるさいガキ」になったら。
 今日のことは笑い話になるんだろうか。私の中で。
 途中からバトンタッチして採卵して下さった木曜日の先生から説明を受け、能代の花火の話で盛り上がったのち(22日に行くので一応大丈夫か訊いた)、少し休んで座薬の痛み止めの効いてる内にと自力で運転して帰る。

2006年7月19日(水)

 今日の私の立ち回り先。それは岡田皮膚科の岡田裕子先生とスタッフのOさんといつもの病院の火曜日の先生だけが知っている・・・。ねがはくはその3人が口外しないことを・・・(別に口止めはしてないけど)。
 そして今日の私は過去の悪行(?)を清算し、さっぱり生まれ変わったすがすがしさの中に。だって明日は採卵日。いよいよ「ママ」になるんだもんね〜(懲りずに毎回明るくこういう事言ってます。前向きと云うより、もはやただのあほ・・・)。
 お昼は立ち回り先近所の仁井田本町の十六房にて。今度は夜に行って単品を色々食べたい。お金を払う段になって財布が空であることが判明、郵便局まで行った(だからお待たせしてしまった、お店の人不安だったかも)ヘンな客、もう来て欲しくないかも知れんけど・・・。
 13号線ではいつもの所(秋田→大曲の2本目の登坂車線の、最後の合流地点の辺)で(通称)ネズミとり。今日は95%位の確率で作戦が展開されてるだろうなと踏んでいたので心の準備はバッチリだったけど、だいぶ手前から対向車が10台くらい、みなさん次々にパッシングして知らせてくれたお気持ちが嬉しかった。秋田のドライバーは皆いい人たちだ・・・。
 こうして今日も幸福感のうちに終了。
 しかし!明日の採卵がオソロシくて眠れん・・・。だって今回、卵の数少ないし、もう3回目だし、局所麻酔のみ(点滴による麻酔なし)で頑張ってみることにしたから。それって、やっぱり、痛いんですよね。ひ〜。

2006年7月18日(火)

 あっら〜。すごく驚いた。先生も不思議がっていらした。卵胞チェックの結果。
 なんと注射5回で卵胞発育十分。20ミリ位のが左右に一つずつ。(数が少ないのは年齢的に仕方ないとして)今までは卵胞の発育がなかなかで、5回の注射のあと3〜4回は追加していたのに。今回は何が違ったんだろう?
 客観的には今回の特徴は、三連休にかかってしまったので、5回の注射の内3回が休日だったという事。私はもともと休日の注射ってわりと好き。休日は外来の部屋ではなく病棟の方で注射を受けるのだけれど、ひんやりした、ひとけの少ない廊下で待つのも非日常感があって気分が変わるし、後で遊びに行くことを考えてるので既にレジャー気分(今回も、終わったらぐったり、とか言いながら遊びには行ったものです)。
 ・・・って、休日は注射がレジャーだったなんて、すごく無趣味なヒトみたい!
 今日は婦人科のあとは岡田皮膚科→大曲に帰ってタケダ歯科、と、まさに病院ずくめの1日。夜は11時ジャストのhCGの注射まで、カフェ「アパートメント」でお茶して時間つぶし。ふ〜。

2006年7月17日(月)

 またまた。注射。卵胞チェックは明日。ふ〜。
 ところで世間じゃ三連休のこの3日間、毎朝病院でお会いするドクターのお休みはどうなってるんでしょうか?ヒトゴトながら心配。でも、よく考えたら、そう言うこっちも毎朝行ってるんだから、お互い様かも・・・?。
 注射は、昨日が右のおシリなら今日は左、と毎日替える事にしていたけど、昨日おとついは右を続けてしまったことに、今日のをうってもらう段になって気付く。・・・どうりで昨日一日中おシリがムズムズ気になったハズ!オロカな私でした・・・。
 オロカながらに注射もおわり、今日こそは雄和の農家レストラン「地張庵」(雄和のコメリの向かい)でお昼。先週は売り切れだったので今日は11時を待ち構えて入り、とうふ料理の数々をいただく。な、なんと美味しい・・・。品数もいっぱい出て、これで800円だなんて、この世のものとも思えない。やっぱり、全体に外食の相場は、仙台と秋田とではずいぶん違う(大阪・東京・札幌の相場はもう忘却のかなたに)。秋田はこの世の天国です。
 (写真と本文は関係ありません)。

2006年7月16日(日)

 この世には絶体絶命の大ピンチ、というものがある。
 それはともかく注射。
 終わったらぐったりしてしまったので帰路は運転を夫に代ってもらう。あまりにも珍しくハンドルを握らない私に夫は「どうしたん、おシリ痛いの・・・?」と心配してくれた(いい人だ・・・)が、そりゃ、痛いっちゃあ痛いよ!さっき針刺されたばっかなんだから!私の車はクラッチも踏まなきゃなんないし。
 そのまま夫(かつては免停もくらっていた彼ですが就職以来は慎重)の運転で仙台まで行ったので、なかなか着かなかった。もちろん帰りは私が乗った!
 ところで仙台で、気軽にささっと美味しくかつヘルシーに食事をとりたいときには、私からはエスパル仙台(駅ビルのひとつ)地下の炙屋十兵衛がおススメ。カウンターもあって女一人でも気軽に夕食でも飲み食いできるし。恐ろしいことには、この7月27日、エスパル仙台にもベーグル&ベーグルの店舗が登場するという。ああ、今月はじめ、東京でハマッて暴食してしまったあのアイスベーグル。私はコレで、2日で2キロ体重を増やしてしまったものです。仙台にベーグル&ベーグルが登場する頃には私は妊婦となっている予定なので(!?)体重管理がたいへんなのに〜。
 夫「アンタ、妊娠しても一人フラフラ仙台へ遊びに、ベーグル食べに行ったりするつもりなんやね・・・。」
 もちろんです。数々の流産経験から、私は、妊娠してるからっていろんな事をガマンしないほどよい、ってことを学びました!・・・って、それ、間違った「学び」かなあ・・・?

2006年7月15日(土)

 もう寝ないでそのまま注射に行く。出掛ける直前になって夫が「附いて行く・・・。」とフラフラ起きて来るので大幅に出発が遅れてしまった。速く走れば間に合うんだけど、コワいよぅ、覆面パトカーが。ちなみに私、ここだけの話ですが秋田道の秋田〜大曲間あたりを警戒していらっしゃる覆面パトカーの車種とナンバーをだいたい把握しています(目撃した時にすかさず覚えるの)、知りたい人は私に訊いてね、一件あたり○○円でお教えしますわ・・・。
 病院に着いたら、夫は熟睡していたので捨て置いて注射に。いつもながら木曜日の先生とキャアキャア挨拶して夫が車の中で爆睡してることを暴露。「一緒に来たら良かったのに〜」と先生。いや、あんな酒臭いモン、とても病棟内には連れて来れませんって!
 注射して下さっている水曜日の先生に大阪人のたこ焼きパーティのことを熱く語っているうちに注射も終了(でも先生、たこ焼きのレシピは別にいらないようだった)。とりあえずスターバックスでコーヒーを飲ませるも、夫は「まだ酒が残ってる・・・」とフニャフニャしてるので早々と大曲に連れて帰る。
 何なんだよ!何しに附いて来たんだよ!私一人ならどっかに遊びに行ったり出来たんだよ!んも〜。(夫「へへへ」)。

2006年7月14日(金)

 注射2日目。本当は、人生の未解決問題(大げさ)は子供のあるなしで解決出来るものじゃないとわかっているし、子供が出来ても出来なくても、どっちの人生も私はやっていける(やっていくしかない)と思う。・・・で、なんで、今やっているこれ(繁殖プラン)を、私はやっているのか?
 自信を持って自分にその答えが出せるときもあるけど、急にしおしおと歯切れが悪くなる時もあり、そんな時は歩いていてもそのままズブズブと地面にめり込んで行きそうな気がする。
 今日のそんな急場(?)を救ってくれたのは多恵要蔵(広面糠塚にあるケーキやさん)の「ふわふわスフレロール」というロールケーキ。ほんとーーーーーにふわふわ!クリームはカスタードとホイップが両方入っているし、夢のようにおいしい。今まで知らなかった、試食で下さってありがとう!そうですね、私の葛藤なんてケーキで誤魔化せる程度のもんだって事でしょうか。
 夜は夫の職場(といっても自宅から徒歩20秒だっ)にてたこ焼きパーティ。たこ焼き?夫が焼くんです。大阪人を甘く見ちゃいけねえ、転勤のたびに、重いたこ焼き鉄板は持ち歩いている!
 終わってから夜の街に繰り出し(あるんですね〜大曲にも「夜のエリア」が)、飲み、椎名林檎と小島麻由美でのどがかれる・・・。明日(というか今日)も朝から注射だってのに、いいんでしょうか?もう既に早朝5時だし。

2006年7月13日(木)

 で、今日こそ病院。木曜だったけど混んでいたせいか水曜の先生に診て頂く。昨日(水曜)来れなかったけど、今回はよくよく水曜の先生にご縁があったのね。診察の結果は異常なし。よしっ。わが生涯3回目の体外受精プログラムがスタートしましたわっ。もう、このへんで決める!・・・って、毎回ゆってますね、私。(あほです・・・)。
 まさにおシリに注射針を刺されている瞬間、カーテンの隙間から木曜の先生と目が合い、「キャー、お久しぶりィー」と手を振り合った(軽いノリのわしら・・・)ので、注射の恐怖が少しは紛れた。あれって、(注射の事ね)、もろにシラフ状態で受けるせいか、麻酔もしてもらう採卵の時より、むしろコワいんですけど・・・。
 ああ、私は痛がりで怖がり。何でこんな事に手を出しちゃったんでしょ!?

2006年7月12日(水)

 で、今日は病院・・・と書くと思ったでしょ!でも違うの。なんと目覚めたら10時。もう全然外来の時間(AM10:30まで)には間に合わない。昨夜9時には爆睡していた私はなんと13時間ぶっ続けで眠ったんですね〜。きっと今日の私には睡眠が必要だったという事で自分をなだめ、明日行くことにする。お腹も痛いし、こりゃ、どっちにしろムリだわ。昨日美容院に行っといてよかった。
 私が行ってる美容院は大曲、イーストモール内にある美容室ZEN。前にも書いたけど、いつもお願いしている大坂さんと私は「笑い」のツボが似ていて、本当にいつ行っても楽しい。他のスタッフの人とも。秋田に来てここに通うようになって「髪型を考える楽しみ」を見つけたのも、ひとえに大坂さんのおかげ。私の出す「こうしたい」漠然とした要望に、すかさず「それなら、こうこうしようじゃないか」という具体策を授けてくれる頼もしい参謀であり、大切な「笑いトモダチ」でもある人。
 私は旧姓時代の名残でここでは「東さん」であり、大坂さんも、これは旧姓でいらっしゃるので、「東さん」「大坂さん」と呼び合う私達はまさに「カッコ偽名(仮名?)」の世界なのだった・・・。

2006年7月11日(火)

 突然ですが、イオン系のスーパーで買えるトップバリュブランドの「木の実と種のミックス(小魚入り)」は美味しい(ナッツ売り場)。トップバリュでは、他に「ライトミールブロック」(カロリーメイトみたいなヤツね)の黒豆と豆乳味のも美味しい。
 ついついそれらを買いに、今日もピンクのマイバスケットをぶら下げて、用もないのに(?)マックスバリュー大曲飯田店をウロウロする不良主婦・・・。ピンクレシート(最初聞いた時は、何かエッチなレシートか?と思ったよ・・・)の日だし。(解説:ピンクレシート千円につき一個スタンプ。12個スタンプで、500円のお買い物に使える。わりとよい)。
 ・・・と、関係ない話をして気を紛らわしているのには訳があって。何か体調がとてつもなく変、と思っていたらば、出血・・・。あっれ〜、以前同じパターンで服薬した時は、ドオルトン飲み終わってから出血まで中5〜6日あったのに。今回中2日。動揺するなぁ。もう注射の日々が始まるのか・・・。
 でもいいです。もし14日(金)に出血始まっていたら、注射は翌営業(?)日から、今度の月曜は祭日(海の日)なので、注射は火曜日から、ということになり、それってもう5日目だけど、いいのかなあ・・・。と、ちょっと疑問だったので。深く考えずに済んだ。(結果から言えば5日目位はいいんですって)。
 すごくだるいし眠いしお腹は痛いし熱っぽいし顔は腫れてるし。それでも晩ゴハンをつくった私って、もはや不良主婦ではない。

2006年7月10日(月)

 倉木麻衣(10月11日(水)湯沢文化会館)のチケットが取れてしまった。10月11日なんて、どういう境遇になっているのか、私。やはし妊婦?
 湯沢は大曲から近いし、それはいいんだけど、倉木麻衣が胎教にいいかどうかが疑問・・・。妊婦はモーツァルトでも聴いとけって?
 近所のアジサイ大群落がやっと見頃を迎えたので、プールはパスして(涙)、すかさず逃さず、スケッチブックとともに見に行く。やぶ蚊にさされまくったので脚が・・・。

2006年7月9日(日)

 雄和の農家レストランを目指すも、ランチは完売した後(来週また行く)。
 この辺は、去年キジを撥ねそうになったワイルドなところだ。今日はイタチが行き倒れになっていた。さすがだ・・・。

2006年7月8日(土)

 岩ガキを食べに行こう、と云う事になって、チョイスは外旭川の「ル・シャトレ」。ここか、道の駅「象潟」が私のおすすめ(ごめんなさい、今日もまたまた秋田県民向け記述です)。
 「ル・シャトレ」には去年の今頃初めて行って、岩ガキに感動した(そのころは妊婦だったので大事をとって一口食べただけ)。反動で、今日はオプションで「大」をそれぞれ2つずつ頼んだら、なんと!「特大」を頂けてしまった。「大」が品切れだったので、ということで・・・・。ごちそうさまでした!ホント、1個が私の手の平くらいある!
 夕方は御所野の「南太平洋」でお茶。マンゴーの焼いたのがすごく美味しかった。今日の摂取カロリーについて考えるのはよそう。夢菓蔵の「蕗の葉パイ」もいっぱい食べちゃったし。
 そんなこんなで時間はますます減る〜。

2006年7月7日(金)

 函館スケッチの色塗りに忙殺される、仕事の遅い私(人様の3倍〜5倍はかかってると思う)。色塗りは現地の印象が薄れないうちに塗るべし。と、今までに何回も何回も思い知っているのに・・・。
 最近の我が家の夕食は煮物→カレー→シチュウ類といった一鍋物のローテーションで回っている・・・ごめん、夫。

2006年7月6日(木)

 今日も道の駅「雁の里せんなん」の話題の続き。
 2005年に入った冬のころ、まだまだ地元の言葉もよく解らず、その上流産したばっかりでクラかった私は行動半径も狭く、夫の運転でここ雁の里せんなんに来てはホッとお茶するのが貴重なくつろぎタイムだった(今の私からは想像できないとか言ってるのは誰?)。
 そう印象に残るお客でもなかったと思うのに、いち早く顔を見覚えて下さって、行った時には声を掛けて下さるようになったのが、ここ「雁の里」内の「軽食きらら」のスタッフの方々。
 そのころ、それがどんなに心に滲みたことか・・・。ここが原点となり、「お互いに顔を覚える→挨拶とかするようになる」と云うだけの事なんだけども、それがどれほど人間の心をダイレクトに癒すのか、って事に目覚めた気がする。
 そしてその後、ここから同心円状に、大切な「顔なじみトモダチの輪」が広がり広がり、現在に至る・・・。
 今じゃ、秋田県内を私と一緒に三歩歩けば私の友達にぶつかる、と夫が嘆く(?)までになってしまった・・・。
 ありがとう・・・本当はいつも、そう思っています。
 この次の「雁の里せんなん」話題デーでは、「食菜亭」の江畑さんが筆をふるったお酒のラベル「青」をスケッチ付きでご紹介しましょう。それまでに描かなきゃ・・・。

2006年7月5日(水)

 道の駅「雁の里せんなん」へ、絵ハガキを納品しに行く。あの〜恐縮ながら、このホームページをご覧になっている方で秋田県内にお住まいの方、お気が向かれましたら国道13号線沿い、横手と大曲の間にある道の駅「雁の里せんなん」へお立ち寄り下さいませ。そして、ぜひ、物産販売コーナー(たぶんレジの近く)に置いてあります「つなしまかすみの秋田物産ハガキ」をお買い求め下さいませ(たとえ気が向かなくても!?)。
 売れ行きが良ければハガキのバリエーションも増やしてもらえるかも知れないし!今は7種類、でも「ホントはこれを出したい」って思う物がほかにもあるんですよ〜。とりあえず地道に修行して、もっとよい新作をいろいろ作成するようにあい努めますです・・・。

2006年7月4日(火)

 今日は表紙の絵のヤマボウシが植わっているお店、西木村の「Kimoto」へ。ヤマボウシの絵は7/6に嫁ぐので、その前に、実家を見せてあげなきゃ、と思って。
 母娘で切り盛りしていらっしゃるこのお惣菜屋さん。その娘さんは、私より少し年下なのに、いつ会っても「おおっ!」と目からウロコが取れるようなことを言ってくれる、私の人生の師(と、勝手に呼ばせて頂こう)。こんど、いっしょに田沢湖温泉の岩盤浴に行くんだ〜。
 しかし、その前にやらなきゃならない事が山積み。個展中お世話になった方々・様々なカタチで応援下さった方々、ゆっくり、心を込めてお返事&お礼申し上げたいので、今しばらくの猶予を下さいますよう・・・。
 とりあえず、道の駅「雁の里せんなん」に置いて頂く絵はがきの色校正をせっせと。ああっ、それと、函館スケッチツアーの絵を完成させて提出しなくてはっ。それも3枚!期限は迫っているし、私の睡眠時間はまたまた風前のトモシビとなるのだった・・・これではいけない、今月は体外受精もする(予定)ってのに。ホントに出来るのだろうか・・・。いっそ今、自然妊娠とかしてたら、後がラクなのに。う〜ん、してない・・・かなぁ・・・。一応、体温的には引き続き高温期、毎日37度2分くらいあります。

2006年7月3日(月)

 早起きして向かう秋田は大雨。でも、いつもながら皮膚科O病院はたのしく、スタッフの方々との会話を楽しむうちに終了。元気をいただいています!別のところでは、ここの方は私のお客様。この関係性の錯綜(?)もまた楽し。いつも良いお店情報を、そしていろいろとお世話になって有難うございます!
 先生から、「ターセル坊(車)はもう大丈夫ですか?」と言われて驚く。そ、そんな所まで読んで頂いてたのですね・・・こ、光栄・・・恐縮(&恥ずかしい)です・・・。
 クスリをもらってから「サエラ」へ。絵・グッズなど、本格的に撤収したり清算したり。こちらでもお世話に、1ヶ月、有難うございました。なんと申し上げてよいやら・・・。そのお話はまたゆっくり。
 秋田市内はあちこち冠水していて危ない感じ。いそいで大曲に帰り、今度は歯医者さんへ。ここも、会話でなごめる楽しい病院です・・・って、なんか私、病院ばっかり行ってます?成り行き上、こういうことに。
 さすがに今日は、月曜だけどプールにも行けなかった・・・。心が少し残る。

2006年7月2日(日)

 三の丸尚蔵館へ。修復成った伊藤若冲の動植綵絵を観る。しかし・・・伊藤若冲の絵葉書が50円なのに、私のが100円で道の駅に並んでいいものでしょうか?大胆かも。
 ホテルの朝食もしっかり食べたのに、BAGEL&BAGELのアイスベーグル(バニラ)を食べ、新井薬師の何もかもが美味しい蕎麦屋さん「松扇」で昼間っから黒龍をいただき(食べる順番が逆だろう・・・)、さらにもう一度BAGEL&BAGELに寄ってアイスベーグル(オレンジ)でとどめをさす。食べ過ぎ!BAGEL&BAGELは、首都圏の北の店舗は、札幌まで一軒もないのが悲しいようなホッとするような(でもネットで買えちゃう)。
 新幹線は、雫石のへんで立往生してしまう。大幅に遅れて夜中に大曲に辿り着く。

2006年7月1日(土)

 個展直後で忙しいけど、以前から決めていたことなので、1泊の予定で東京へ。すみません・・・。今回はふと気が向いて、新幹線こまちで。朝4時まであれこれしていたのに6時起きの私は、岩手の古代米弁当を食べた後、爆睡。目を開けたらば東京に居た、ってのは、なんか不思議です、さっきまで田んぼの真ん中に居たのに!
 勝手知ったる(?)新宿にて、世界堂での画材・額縁買出しはじめ、いろいろと、うろうろする。収益金は既に次の絵の材料へと、雪崩をうって向かってゆくのであった・・・これぞまさしく自転車操業・・・。
 夜は小島麻由美のライブ。こよい武道館では、もっとメジャーなイベントがあるらしく、人混みに逆行して九段会館へむかう。頑張れ小島麻由美、いつかは武道館を、東京ドームを、満杯にしよう!
 ところで、九段のBECK'S COFFEE(ベックス)は、野菜が(他のものも)おいしい。野菜を、地下(だと勝手に想像している)の倉庫から、少しずつ少しずつ補充しているらしいことを、私は東京在住時に小耳にはさんで、以来いっそうここのベックスのファン。みなさま、機会があれば是非行ってみて下さい、九段坂を登りきった交差点。靖国神社を眼下に眺めながらお茶を飲める3階席(1・3階が禁煙)がおすすめ。
 でも、ここのロケーションは隣の隣が「暮らしのうつわ花田」なのが危険すぎ。赤絵の飯碗や林京子氏作ねぎぼうずの大皿などで、さらに収益金を減らしてしまう。飯碗は梅雑炊を、ねぎぼうずの大皿(ホワイト&ブルー)はそらまめとホタテの炒め物を食べるのに使うつもり。

2006年6月30日(金)

 道の駅「雁の里せんなん」にお邪魔し、少し商談、たっぷりのお昼ご飯(雁の里定食。ゴハンおかわり自由、これで¥1,500はお得感)で幸せ。そのあと額の箱を車に積んで個展会場「陶彩サエラ」へ急ぐ。
 当初、長いかと思われた1ヶ月の会期も今日で終わり。実感としてはあっと云う間だった・・・。準備期間も含めるといろんな事があり、とても沢山の、今まで知らなかった方々とお知り合いになれ、いろんな話をし、新聞にも載ったし、新たなチャンスのお話もちらほらあり・・・。絵やグッズなどお買い上げ頂いたりもしたし、消費動向も勉強になったし。でも、それより何より、この1ヶ月を自分が充実して過ごせたのが、本当にありがたい、一番の幸せだったかも。
 私がお世話になった全ての方々に、熱い感謝のこころをささげます。ありがとうございました。

2006年6月29日(木)

 雰囲気がと〜っても癒し系なエステティシャン、「ゆかりさん」にお会いする。いま「貧乏暇なし」を地で行く私は、ホントーに少しお会いしただけで、後ろ髪ひかれつつ一路秋田市へ。
 途中の玉川橋(大曲)は最近架け替えられ、昨日、朝の往きはまだ旧橋を通ったけど、夕方の復路から新橋を渡れるようになった。長く工事してるのを見てきただけに、感ひとしお。
 「陶彩サエラ」で、個展の店じまいの打ち合わせをしつつ、「1ヶ月、アッという間だったね〜」ということを感慨深く語り合う。

2006年6月28日(水)

 久しぶりに飯塚さんにお会いする。私のワードローブは、秋田に来てから、飯塚さんのおかげで幅が広がった。普段の路線はもとより、
 「エッ、そんなもの、私、着ないよ・・・。」なジャンルにまで見立ての幅を広げ、「おお、こういうのもアリだったか」と開眼させてくれる。敬愛する、大切な私のスタイリスト(と、勝手に呼ばせて頂いている)。
 今日も、彼女のセンスは健在。ありがとう、飯塚さん、これからも応援しています。今後ともよろしく!
 彼女の新巣iCBも古巣ベネトンも、よいショップです。
 (などと書くと、よく買っているように聞こえるけど、私は特別な時以外だいたい質素に過ごしています・・・。)

2006年6月27日(火)

 で、病院。行って坐って待って、診て貰ってお話しして。会計して帰る。これだけの事で、1日で(数時間で?)1キロ体重が減ったってところに、何やらすさまじいものを感じてしまう。私は小心者・・・。
 いつも見て下さってる不妊治療トモダチにも参考にして頂けるように申し上げちゃうと、ビタミンC(アスコルビン酸)・ビタミンE(ユベラニコチネート)・プレマリン(今周期2倍量服用)たちクスリ軍団の頑張りのお陰か、子宮内膜の厚さはだいぶ回復(10ミリ)。ただ、子宮のカタチが微妙で、やはり1部分(壺の口の方)は癒着してるかも知れない、との事。私「ひ〜。じゃ、じゃあ、内視鏡検査とか・・・私、が、が、頑張りましょうか・・・?い、痛い・・・ですよね・・・。」
 私も検査してもらうべきかどうか迷ったけど、先生も「う〜〜〜ん。ビミョ〜〜〜。」とさんざん悩まれる。二人して悩むワシら・・・全然話が進まんじゃないですか〜。
 検査といえども入院の必要があり、点滴があり麻酔があり(麻酔してなおかつ結構痛いらしい!)、お互いに手間ひまのかかるものである、と云う事などお聞きして時間つぶし(?)するも、決まらない〜、するかしないか。そこで先生の一言。
 「まあ・・・綱島さんが僕のカミサンだったら・・・、無理には勧めない検査、かなぁ・・・。」
 この一言を言って頂いたおかげで、だいたい心が決まる。検査しない方に。お医者さまとしての位置から少し軸足を外して患者の家族だったら、という見解を示して下さったことに感謝!それって、なかなか出来ない事なのでしょうに・・・。ありがとう先生。
 病院が終ったら、ぐったり疲れて立ち上がれないほどだったので、しばらくミスタードーナツのテーブルに突っ伏して、なんとか笑顔をつくれるまでに回復してから個展会場「陶彩サエラ」へ。絵の事に詳しい方がいらして、
 「八重桜の絵、あれ全部マスキングしたんですか!?」などと解って下さってとても嬉しい。そうなんですよ〜、へとへとになるまで根詰めてマスキングしました!
 こうして、繁殖のことと平行して個展など絵の事もやっているおかげで、気が紛れて本当にありがたい。これがなかったら、今ごろ自分の精神状態はどんなだったかと思うと、・・・。紛らわせ切れないものも、この世には確かにあるけど。

2006年6月26日(月)

 月曜なので午前はプール。
 のあと、西木村の「Kimoto」へ。ここのヤマボウシを描かせて頂いた絵が「嫁いだ」事をご報告、バラ談義、かき氷にいちご摘みと、いつもながらホント〜に楽しく過ごさせて頂いてしまう。ああ、私は幸せ者。
 こういった生活の中で、これ以上何を望むというんでしょう。苦しむのは、自分自身の欲が深いから。心得違い?・・・とは判っているけれど、今日も無意味に苦しむんでした。う〜ん。
 ということでとりあえず繁殖の為には、明日は病院に行かなくてはっ。これ以上放っといたら、また「今ごろ何しに来たの」状態になっちゃうかも知れないタイミングの今日この頃(・・・だと思う、基礎体温的には)。違うかも知れないけど、とりあえず行かなくては、ハナシが始まりませんことよ。ではっ。

2006年6月25日(日)
じゅんさい摘み体験

 秋田県民ならばじゅんさい摘みが出来なくてどうするよ・・・ということで、三種町(旧山本町)阿部農園にてじゅんさい摘み体験。毎年、リピーターさんが多いと云うのもうなずける充実感。人から教えられたとおり、爪を伸ばして行ってよかった(爪で切って摘む)。ここでいただいたじゅんさい手打ちそばも、すごく美味しかったし。沼に入る前に食べ、上がってからもう一杯。
 難しいのはむしろ、摘む手ではなく、船のかじを取る手の方と思い知る。昨日の深酒のせいで揺れているのか船が揺れているのかわからないままにおもしろかった2時間。今日一日でシミが増えた気がするけど、そんな事はもうどうでもいいの・・という位面白かったので、県外の方も、是非この機会に秋田へ!

2006年6月24日(土)

 博物館ボランティア総会の日だったけど、個展中なのでサボってしまった・・・そしたらなんと、ボランティアの方々が、総会を終えて来て下さる。6台もの車を連ねて!ありがとうございます!カミングアウトしてなかった私なのに・・・。新聞の威力ってスゴイ・・・。色々な事を、しみじみありがたく思う今日この頃。
 夜は「酒庵たなか」に。ここでも「新聞で見ましたよ。」と言われ驚く。顔でわかったのだとか。確かに、名乗ったことはなかったような気がする・・・。照れのあまり(?)ついお酒をすごしてしまった。
 今日はいきなり梅ぞうすいで飲み始め、ソラマメとコーンのかきあげ(お代わりした)、うに、揚げたてがんも、焼き野菜、鳥のお鍋、ふぐでふぐ白子を包んで揚げたもの、岩ガキなどたくさん頂く。秋田に来て最初の年、味付けが本当に好みの所を見付けたゾ!と喜んだら、それもそのはず、ご主人は大阪府出身。しかもウチの夫と同じ地区だった!「京阪電車の準急って、萱島にも停まるから便利ですよね」などといった超ローカルな話が出来てしまうのだった・・・。
 許可を頂いたので、もうすぐ当HPのリンクページからリンクします。秋田の方、楽しみにお待ちください。

2006年6月23日(金)

 秋田市内の中通地区に用があったので大好きな「憩7」でお昼。私の個展に行って下さったけれどその日は入れなかったので、また行きます、と言って下さる。ウルウル・・・ありがとうございます。今日も爆発的においしかったです!
 南大通り、西から東へ、JRのガードをくぐってスグの(北都銀行のある)交差点です。竹林のあるビルの二階。混むとカナシイのでホントは教えたくないけど、このHPを見て下さってる方には特別に・・・って、実は「あきたランチガイド」(赤い表紙のあれね)にも堂々と掲載されているお店です。持参の本やお店の本、たくさんあるCDなどを味わいつつゆっくり待ち、ゆっくり楽しむのがここでの流儀。せっかちなヒトは、この機会にスローライフを目指して!
 夜は我が「大曲支店」と「横手支店」のボウリング大会。負けた・・・。夜道を横手から大曲まで、みなで口惜しがりつつひたひた帰る。

2006年6月22日(木)

 キャンセルする訳にもいかないので車を修理に持っていき、歩いて家に帰る。約20分。道々の草花や家並みにうっとりし、これを機会にもっと歩くことを大切にしようと心に誓う。・・・と、帰り着いたところが!玄関の鍵をうっかり車の鍵と一緒に預けてしまったため家に入れない!鍵をもらいに夫の職場に潜入。思いがけず、仕事場に居るときの、腰の低い丁寧な雰囲気の夫を見ることになり、それって今日一番の収穫だったかも。
 「ヤマボウシ」(もうすぐ載せます)に着彩しつつ車の仕上がりを待ち、マフラー交換を終えたターセル坊を迎えにいって、そのまま道の駅「雁の里せんなん」へ。葉書のサンプルを納めてすこし商談。そのあと個展会場「サエラ」へ。いや〜やっぱし車はいいわ〜。もうすでにターセル坊は、私の手足よりも私の思い通りに動いてくれるよい子だ・・・歩く誓いは早くも撤回。マフラーに穴も開くはずだって!
 「サエラ」では、昨日・今日とも県立博物館ボランティア関係から来てくださり、驚くやら嬉しいやら。博物館では絵のことはお知らせしていなかった私に、こうして秋田魁の新聞記事を見て来て下さるなんて!私は幸せ者。ありがとうございます。
 外旭川のグランマートに寄ったついでにたけや製パン「夢菓蔵(ゆめかぐら)」シリーズの「蕗の葉パイ」で一息、景気づけして13号線をひたひた走る。今日一日でどれほどのコーヒーを飲み、どれほどのお菓子を食べたか考えると恐ろしいほどだ・・・なのに体重は昨日より減っているのが不思議!

2006年6月21日(水)

 車のマフラーに穴が開いた・・・。
 広面のマックスバリュー(日記6/13の絵の所)から手形の坂を走行中、車の音が突然暴走族のように変化。サエラで訳を話しクリーム白玉餡蜜を頂いた後(食べてる場合?)、急ぎ広面のイエローハットで診て貰う。大曲まで走って大丈夫、車検受けたトコでマフラー取り替えてもらうのがいいですよ、との診断をいただいて、さすがの私も一目散に大曲に逃げ帰ったのだった。
 なかなかに恥ずかしいもんです、こういう音(ブロロロロ・・・)させながら乗ってるのって。みんな見るし。ヤンキーならともかく「なんでこんなおばさん(ちょっと自嘲ぎみ)が?」みたいな状況だし。
 ところで私の住んでいる近所にも24時間営業のマックスバリュー大曲飯田店が出現し、嬉しいのでマイバスケットをぶら下げて(レジ袋不要スタンプをためる)毎日行ってる。今日は夜中過ぎにブロロロロ・・・と行ってみたけど、もうこの車の音にも慣れて何か楽しい。う〜ん、これが暴走(暴音)族のキモチか?(ちょっと違うか)。痛い出費だし、明日の修理の予定をキャンセルしたい・・・。

フレーム
2006年6月20日(火)

 私の個展の事が、秋田魁新報・朝刊に載っていた・・・らしい事を、夜まで知らなかった私、本人なんて、こんなもんでしょうか・・・。先日6/15に来て頂いた取材が、こうしてカタチになって嬉しい。有難うございます。
 とある道の駅の物産販売所で、私の作品を絵葉書として販売するお話も頂き、自分で言うのも何だけど私の絵は秋田県の物産としてピッタリだと思うので、よい感じになることと思います。これからもよろしく。今後の私を、お楽しみに・・・。ちょっと、ついでに、珍しく自己宣伝してみました。

2006年6月19日(月)

 身を励まして、朝からプール。
 ペアーレ大曲のプールは、月曜と木曜が、午前中も一般利用できる。木曜は私も用が入ることが多いので、月曜は行くように心掛けて。病院ってところもおおむね月曜は混んでるし、ここはまずプールにでも。・・・って思うけど、実はプールも、月曜の午前中が、週のうちで一番混むのだった・・・。なんで?月・午前中って、どこへ行っても・・・。私はどこへ行けば?
 でも、考えてみれば「混む」って事は、それだけ自分と同じことしてる人が多いって事なので、寂しくなくていいかも。
 ・・・と、最近では思うようにしています。どこへ行っても。

2006年6月18日(日)

 夜中に高速道路を走っていると、雨の日は道路上に白いゴミ(?)が点々と落ちている。秋田中央IC〜大曲IC間、ほぼまんべんなく。道路は濡れているのに、ティッシュだか木の葉だか、こんなにひろがる?
 ・・・と常々思っていたらば、この間ナゾが解けました。大曲ICちかくで、とあるゴミがピョンピョン跳ねていたから。カエルだった!そおか〜、それで雨の日に!
 道は濡れているし、暗いし、車は爆走してるし(するなって・・・)、よけるなんて危ないことも出来ないので轢いちゃった、ごめんね、カエル。(私の敬愛する小島麻由美の歌「さよならカエル」にもあったなぁ、「散歩の途中でうっかりと、車に轢かれてぺっちゃんこ・・・」って)
 これまでにも、知らぬこととは言え、ずいぶんカエルを殺戮したであろう私。こんど新屋浜に行ったら、「ももさだカエル」にしっかりお参りしておきます・・・。
 サッカーは、クロアチアと引き分け(「痛恨の引き分け」って見出し、それはどっちかというとクロアチアのセリフなんでは・・・PKもあったしね)。よし、かくなるうえは、ブラジルに勝てばいいじゃん!過去に勝った事がない訳じゃなし!

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2006年6月17日(土)
これが「いかようかん」。

 「はこだて柳屋」の「いかようかん」。これは、絶対にはずせない函館土産の名品です。絶対にウケる!(ウケるって事は、私の人生における至上命令です。)
 何しろリアル。確かに羊羹の光り具合って、イカのぬめり感に似てますよね。「はい、これ、いかようかん」と手渡した時点で、ぎえ〜っ、と相手はのけぞる。開けてまたびっくり。
 「こ、これ、イカの味は、しないんだよね・・・?」とひきつった笑いを浮かべたりして。結果から言いますと、イカの味はしません。ほんのりコーヒーぽい味で、甘味もくどくなくあっさり、いくらでも食べられちゃうほどです。芯は白い求肥で、切ってもやはりイカそっくり。
 これはもう、普通に羊羹として食べるにしても、かなり美味しいほうだと思います。形がこんななので一日50食限定、よって駅売店などには出没せず、「はこだて柳屋」さんに行くしかない。そこがまた旅情をかき立てるの。

2006年6月16日(金)

 今年2月の日本不妊学会の学会ガイドラインによると、事実婚カップルに対し、本人同士の生殖細胞を用いた治療を可能とするべき、だとか(事実婚のヤツは、タマゴと精子は自前で用意しろってことね)。
 つまり、去年、私達夫婦は事実婚なので体外受精できない、と病院で言われて、20年来の事実婚に別れを告げて入籍したけど、今年だったら入籍しなくても事実婚(別姓)のままで出来たわけ。(いや、まだウチの病院の見解は聞いてないけど)。
 く〜。「東かすみ」を返して・・・。実は未だに、病院とかで「綱島かすみさん」と呼ばれるたび秘かに「誰だよ、それ。」と思っちゃう私・・・。なんとなくペンネーム感覚です、まだ。そういえばペンネームも「つなしま」で統一したんだったっけ・・・。いま書類上だけでも離婚してみたら、いろんな事がよけいややこしくなりそうなんで、とりあえずはぐっと我慢(?)。
 もう、余分な事に、ただでさえ乏しい精神的エネルギーを使いたくないです・・・。

2006年6月15日(木)

 秋田魁新報社の方とお会いする。私のことが記事になるならないは別として、もーそんな事は忘れちゃうくらい楽しく、充実した蜜のような時間を過ごさせていただいた・・・。素敵な出会いに(誤解のないように言い添えますと、女性の方です!)感謝!セッティングして下さったサエラの門間さんにまたまたここでも謝辞を!
 そのあとみなで「とんぼ亭」のお好み焼き。ん〜ごちそうさまでした。モト大阪人の私は超幸せ!これを読んで下さってる方で、もちチーズ焼きをまだ食べていない人は、ぜひ食べるように。え、まだ「とんぼ亭」に行った事ない人?論外です、スグ「とんぼ亭」に走りましょう。外旭川。天徳寺通り(土崎港秋田線ともいう)沿い。「うえたストア」の信号のすぐそばです。(県外の方には強制しません・・・って、あたりまえ!)
 すんごくたくさん頂いちゃったけど、この日は朝から県立博物館の書庫で資料整理の力仕事をしたお陰か、体重には響かなかったもよう。

2006年6月14日(水)

 田植えがほぼ済んだこの時期。全ての風景は田面に映って二重になっているし、苗列の作り出す線は遠近感をさらに強調してくれているし、稲作地帯の美しさをしみじみ有難く思い、ここに住む幸せに感謝!これはもう、美しすぎるでしょう!(だったら描けって?雄大すぎて描いたらしんどいと思います)。
 遠出をする。ちょっと疲れて帰って寝てしまう。

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2006年6月13日(火)

 と言う訳で、月曜の出血をしおに、ついに重い腰を上げて病院に出頭。痛い検査とか、あるんだろうなぁ・・・それでなんとなく足が向き難かったようなもので。今日は予約患者さんじゃないので本を読んでじっくり待つ。
 そして、順番が来て状況を説明。先生「・・・。今、診ても、どうせ子宮内膜はペラッペラの時期なんで。特に何も、することが・・・。」
 が〜ん。そう言えばそうだわ。出血したってことは内膜、はがれてんだから。なんか「病院に行くのは出血2日目」みたいな呪縛に勝手に囚われていた私。あまりのマヌケさにカッと顔に血が昇ってしまう。う、恥ずかし・・・。
 「いまごろ、何しに来たの」とハッキリ先生の顔に書いてあったのを私は見た・・・。ひ〜ん、言わないで〜、それ、自分が一番思ってるんだから!
 もう一周期くすりを飲むことになり、いろいろな説明を聞き(先生も他にすることなかったのでしょう・・・)、解放される。今日の私って、何してるんでしょう?この一ヶ月は?今日は当然、内診も検査もなかったし(なければないで、気抜けするもんです)。
 気抜けしたのか疲れたのか、ぐったりしてしまう。薬が出来るのを待つ間「正直食堂」で500円のランチを食べ、広面ミスタードーナツでまさに上の絵の光景(雪山はないけど)を見つめつつ心中はナミダ・・・。このカウンターで、この一年、何度、心は涙したことか・・・。思えば長い付き合いになってしまったカウンター席。
 なんだか顔の筋肉(?)が疲れて笑顔も作れない。「ももさだカエルの公園」に行く気力もなく、行くべき所もあったけど、電話のみ入れさせてもらい、一人トボトボと大曲に帰ったのでした・・・。
 ところで、上の絵「広面」もちゃんと額装され、今、「陶彩サエラ」に並んでいます。今日みたいな日に少しずつ描いていったので、愛着のある一枚です。

2006年6月12日(月)

 ・・・い、行くべき?病院に。・・・と思いつつ、つい他の事にて日を過ごしてしまう。サッカー、日本はオーストラリアに負けてしまったし・・・って、全然関係ないけど。

2006年6月11日(日)

 週末、私の誕生日にかこつけて松島海岸にお泊り。ただ金曜、夫は仙台で仕事だったので、私だけが先にホテル海風土に入り、部屋の露天風呂に浸かったりしてのんびり待つ。夕刻、背広+鞄すがたの夫が一人で到着。
 夕食後のアロママッサージの時にその話になり、「あ、あなたが、あの背広のお客様のお連れ様だったんですか!」と感激(?)される。今どき珍しいほど解りやすい「不倫カップル」だ、と思ったんだそう。ふふ、ごめんね、古女房で。確かに、限りなく不倫っぽい状況ではあったなぁ・・・。(いや、よく知りませんけどね、そのような状況のことは・・・。)
 3月にも行って、私がディスプレイの笹かまを焼きそうになった阿部蒲鉾店にまた行く。笹かまを焼く間に「萩の月」の詰め合わせを作ってもらい、試食もたんと頂く。観瀾亭でもずんだ餅食べたし(一日のうちにずんだ餅のハシゴをして食べ比べると違いが分って面白いです)、仙台の商店街では「ひょうたん串」食べたし、鶴巣PAでは神戸屋のパンを食べまくったし、これで太らない方がおかしい・・・のに、帰宅してみたらさらに痩せていた。なんで?
 今回も100%運転したせい?長風呂のせい?普段そんなに運動不足?
 いやいや・・・実は病院に行くタイミングの事がず〜〜〜っと気になってるせいだと思う、自分では。だって・・・チョンチョンと妙な出血が散見されるばかりで、何が何やら・・・私にはさっぱり・・・。(だったらさっさと病院行けってば!)

2006年6月8日(木)

 去年の今日は、生まれて初めて受けた人工授精の結果の判定日だった。水曜だった。判定はプラス、妊娠成立していたのだった・・・。
 あの時の気持ちを思い出す。そして帰りに、妊婦雑誌や名付け事典やマタニティ服を買ったことも。もう遠い昔のことだ。
 結局その件ではつごう1ヶ月半ほども妊婦で居られたのだから、幸せだった。そして、ひょっとしたら、あれが私の生涯最後の妊娠だったと云う事になるのかも。
 こんな日、博物館ボランティアの編集会議があり、お昼は「サエラ」でケーキに花火をつけてお誕生祝いをしていただき(私の誕生日が近いので)、夕方は大好きなカフェ「憩7」の方たちと言葉を交わしてなごむ。
 今日お会いした全ての方に感謝を!皆様のおかげさまで、なんとかこの日を、ふつうのカオしてやりすごすことができました!

2006年6月7日(水)

 雑事にかまけて更新できなかったここ数日の私の足取り(誰も聞いてない?でもこのDIARY、そもそもは、主に自分用の覚え書きなので・・・)。
 6月3日の土曜日は「サエラ」へ。急な仕事で夫は行けなくなったけれど、陶器、トールペインティング、色々な分野で物づくりに携わる方々ともお会いでき、ゆっくりお話できてとても充実の1日に!素敵な出会いを有難うございました!
 6月4日は「Kimoto」へ。天気もよく、花スケッチ日和で、獲物はヤマボウシ、桐など(桐って本当に花札の絵柄みたく咲くのですね)。ここでも充実のおしゃべり&おいしい食べ物で幸せ。お手製のブルーベリーチーズケーキは、もう今日は4つ買う。2つじゃ足りない。するべきことは一杯あるけど、こうしてドンドン積み残されるのであった・・・。
 6月5日は月曜なので、貴重な朝からプールの日(午前に泳げるのは月・木のみ)。この日はカラダをリフレッシュする日にしたので、積み残し雑事は片付かず。
 6月6日はオーメンの生まれた日(古い)・・・じゃなくて、大曲で歯医者さんに行く日。恥を忍んで「私の予約って何時でした?」と電話をかけて訊く。今やってるのは前歯(差し歯)の根っこの治療で、20年前に詰めた薬を取り去り、何回かかけて再洗浄していく。あとが痛むということで(コワいよう)、ロキソニンを貰って帰る。そして秋田市内、「サエラ」へ。夕方には大曲に一旦帰り、夫をひらって再び秋田市内へ、映画を観にいく。この日は秋田2往復。
 そして今日(6月7日)は「大曲から出ない」誓いを立てて過ごす。ZENで大坂さんに髪の世話をして頂いた後、洗車。帰宅後は個展がらみの様々な用事をし、家の事をし、秋田県立博物館ボランティア新聞の原稿を作成し、メールで送ったり、あちこちに手紙やメールを書いたりして忙しく過ごす(いつもいつもフラフラ出歩いている訳ではありません!)。

2006年6月2日(金)

 今日の新聞によると、秋田県の自殺率は11年も連続して全国1位だとか。う〜ん、元気出しましょう、とりあえずはカラ元気でもいいんだから!
 そして、我が県の自然増加率(出生率−死亡率)は13年連続で全国最低。もちろんマイナスで、−4.7。つまり日本一減ってるってこと?気になる出生率は11年連続全国最下位。
 だ〜か〜ら〜、私がまとめて2,3人一気に産んでやろうっつってんのにさ〜。秋田の神様&コウノトリは、何考えてんでしょうね?
 それから、出生率が低い事は、「イナカだから」とかって、イナカのせいには出来ないと思う。だって沖縄が全国最高なんだから!

2006年6月1日(木)

 初日の今日。額装してきた新たな作品を、昨日並べたものと入れ替え、販売グッズ(まだ少ししか出来ていない!)を出し、と、まだまだ混乱のうちにあったけれど、原画のお買い上げもあり、ありがたく、まずはホッとする。
 聞けば、季節ごとにいろいろなインテリアのディスプレイをされる、とても素敵なおうちだとか。そのようなところに嫁げて、絵も喜んでいます(私も)!
 まだまだすることは一杯積み残されているけれど、ね、眠いです・・・。パソコンとプリンターがトラブりがちなのでたいへん疲れるのだけれど、原因が解ってみれば、それは、使うこっちの頭がトラブっていたのでした・・・(でも、原因って、たいがいそれじゃない?あ、ちがう?失礼しました)。

2006年5月31日(水)

 搬入の日。自分で車にひょいっと積んで、さーっと走って搬入に行けるなんて、こんなに恵まれてていいんでしょうか・・・。今までは、エレベーターのない集合住宅の4階に住んでいたり、やたら絵も大きく数も多かったり、東京or秋田に住んでるのに北海道での開催だったりと、ラクしたことなかったんです・・・。
 それでも、何度やってもやはり緊張するもの。絵を並べる以外の準備、グッズのこととか、絵の名札や記帳してもらうノートのことなど、いろいろ不備発見。がんばらないと。

2006年5月30日(火)

 額を買わないのに、マットだけ切ってもらうってのも気が引けるけど、マットのない絵もあるので近所の額縁のお店に行く。ここは喫茶店でもあって、ギャラリーとしても利用可能とか。油絵中心の感じで、敷居が高いと思ってたけど、やさしい感じのところでホッとなごむ。
 そして、以前に注文した歩人(ほびっと)のベーコン・アスパラセットが富良野から届いてしまう。嬉しい悲鳴だ〜、カール・レイモンのソーセージもまだまだあるのよ〜!至福のひととき。こんな贅沢、許される?(いや、許されないと思う)。
 ところで、函館スケッチ旅行の皆の成果を、画集にする企画が札幌でもちあがっているとか。そ、そうと知っていれば、もっと気合い入れたかも・・・。って、決して函館での私が手を抜いたってわけじゃないんですけど・・・。

2006年5月29日(月)

 さすがの私も眠く、そして眠い。起きて座ってるなんてできにゃい。風邪も当然いきおいを盛り返してるし。27日にたくさん歩いたので体が痛い(一日置いてから出るところが、トシ!)し。何もできなかった・・・。
 でも、函館で買ってきた幸寿司の「帆立のおこげ」、カール・レイモンの熟成サラミ(これ、すごく美味しいです)や行者にんにくソーセージ、ペイストリースナッフルスのチーズブッセ、はこだて柳屋の「いかようかん」、などのおかげで食事は幸せ一杯!

2006年5月28日(日)

 函館2日目は手のひらを返したような大雨で、一同暗澹とする。でも、メンバーの一人が昨日スケッチしたカフェテリア「モーリエ」に電話して下さり、そこに全員お邪魔してもよい事になる。これがとても有難かった・・・。朝のロシアンティー、昼のロシア料理もここで頂き、半日じっくり腰を据えて各自ロシア小物や食器、窓の外風景やお互いを集中して描けて、快適この上なし。自然にみんなで一緒に居られたし。普段は、水曜クラス、土曜クラス、道新文化センタークラス、秋田在住の私など、バラで描いていることも多い面子なので、有意義な一日に。
 本当に有難うございました、「モーリエ」さん!そして昨日も行ったKさん!
 ナミダの別れを経てフェリー乗船。9時半青森に降り立ち、大館・能代まわりでひたひた走って2時間半プラスα。ただいまです。
 (右の鯨族供養塔は、本文とは関係ないけど、ちょっと出してみました)。

2006年5月27日(土)

 フェリーで早朝函館着、もちろん朝ゴハンは朝市でいかそうめん。11時過ぎには札幌からのみんなと合流、嬉しい、お久しぶりですっ。
 函館のスケッチなら何と言っても元町、坂の上の教会群・・・の筈が、ひょんな事から下界に降りてしまった私は、函館どっく〜五稜郭〜と、放浪の一日を送ってしまうのであった・・・。時間が足りない・・・。
 でも、夜のしおさい亭のごはんは圧倒的においしく、デザート類全種類を制覇した上に、おかわりまでして極楽。明日の体重のことは、明日自身が思い煩うであろう。そして講評会では、やっぱりみんな函館ハリストス正教会を描いている。いいなあ、しくしく。明日も晴れたら元町に行こう。
 お風呂のあと、私のこのHPを見てくれてる人から、「その頑張り(繁殖活動の)を支えているものは何か?」といった質問を頂く。な、なにかなぁ・・・。それほど「頑張ってる」って意識はなかったので(不マジメ?)たじろいでしまうけど、いい機会なので腰を据えて考えてみることに。とりあえず答えた「小中学生のお母さんをやってみたい」も、大きいかな。ボチボチ生意気になってくるヤツらと戦ったり、習い事の送り迎えをしたり、他のお母さん方と友達になったりモメたり。PTAの役をする羽目になって真っ青になったり、保護者懇談では先生に叱られて小さくなったり(学校で褒められる親にはまずなれない予感)。そういうことがいろいろある日常。
 でもそれだけじゃない。ので、ここで打ち明け話をひとつ。
 秋田にやって来てしばらく経った頃、夜中にふと目を覚まして半身を起こし、隣の布団に目をやると、そこに見えたものは、「えっ」と驚くほど、22年前に比べて老け込んだ夫の寝顔(考えてみりゃ当然)。その時、しみじみと、「この人も、いつか死ぬんやなあ・・・。」と思った(これも考えてみりゃ当然)。
 「この人が死んだら、この人のDNAも地上からなくなって、何の痕跡もなくなんのかな。」と思い当たり、それまでに私のお腹にチョコッとだけ仮住まいした事のあるヒトたちを思い、そのヒトたちが去った後すっかりやる気を失って「もうコドモなしの人生を選択するっ」ことにしていた長い年月を思い・・・。
 「こうなるまでに、何か、できることはあったのかも・・・。」と思うも、時はすでに遅く、自分の体の衰えぶり(内部的・外見的両面から)を、つらつら眺め。
 そうこうするうちに悲しくなって、一人でしくしく泣いたり、しちゃったのでした(ハズカし〜)。今の私の日々を支えているものは、あの夜のナミダかもね!
 それだけでもないけど、ま、それらはおいおいに・・・。

 んで、ここからが笑えるハナシなんだけど、後から分かってみれば、夢にも思わないことに、その夜の私は、すでに妊娠していたのだった・・・。
 超マヌケだ・・・。

 そして「舞い上がっちゃった妊婦生活→その後の流産→闘志を燃やしての通院→バッチリ妊娠→またまた舞い上がった妊婦生活→またまた流産→どど〜んと落ち込み→再び立ち上がっての通院→今度はそう簡単には妊娠しないまま現在に至る・・・」の、ジェットコースター状態のここ1年については、ご存知のとおり
 (ご存知なかった方にも、今、知られてしまったであろう・・・)。
 よくやるよ、私も。そうか、こうして書き出してみると、すごく「頑張ってる」カンジがしますね・・・。

2006年5月26日(金)

 一週間も更新しなかったので、いろいろご心配くださった方、すみませんでした。自分で思ってた以上にこたえていたのかも・・・。
 で、いきなりなんですが今これから家を発ち、一路青森まで走り、そのあと津軽海峡はフェリーで渡って(さ〜かまく波を乗り越えて〜)函館へ、教室のスケッチ旅行に合流してまいります!そんなヒマはあるのかっ、というお叱りを受けそう・・・。来週帰ったら、更新・各種準備・SHOP開設などバリバリ動きますので許してください・・・。

2006年5月18日(木)

 夜、夫のカイシャの人たちとボーリングに行く。来月、我が大曲「支店」と、おとなりの横手「支店」とで対抗試合があるので、打倒「横手」ということでみんな燃える(実は去年、おととしと2連敗している)。
 練習後は養老の瀧で楽しく飲んで解散。
 夫のカイシャの人たちには、私が続けて流産している事も、いま秋田市内の病院に通って治療を続けている事も、全部知ってもらっているので、かえって気が楽。何でもオープンにするのって、ラクだ〜。
 よく「頑張って」って言われるのがイヤ、って人いるようだけど、私は平気だし、すごく嬉しい。励ましてもらうのはやっぱり。イヤな人は、何がイヤなんだろう?
 あと、「子供はまだ?」のたぐい(色々バリエーションあるよね)も、ぜんぜん平気。イヤな気持ちにすらならないし。・・・って、ここまでくると、もはや感性がニブいとしか言いようがない!?
 なので、みなさま、私には何言ってくださってもいいです!気軽に励ましてね〜。

2006年5月17日(水)

 夫が、東由利の黄桜が咲いている頃だという。私「じゃ、この週末に行くかぁ」。夫「週末やと、もう終わってると思う」。「・・・。わかった。私に、行ってこいって事なのね。」
 と、いういきさつで派遣され、行って来ました由利本荘市・八塩いこいの森。行きしなに、これも夫の命により、道の駅東由利「黄桜の里」でフランス鴨(響きは高級だけど千円で定食が頂ける)を食べる。
 普段、この日記を読んで私の事を「アソビ人」と思ってるみなさん!忙しい夫に代わって、彼の欲望を満たすべく、私が遊んだり食べたりしてるって面もあるんですから!彼は、自分が行きたくても行けない所に、私が行ったり、彼の食べたいものを代わりに私が食べて来たりすると、何か満足するみたい・・・。
 さて黄桜。散っている花びらはまだなく、満開。手前のちょっと黄色いのが黄桜。クリーム色の地色の花びらなので遠目には黄色に見えるけど、寄ってよく見ると、ピンクの絞りが入っています。すんご〜くきれい!バラをなさる方ならおわかりかと思いますが、ヨーク・アンド・ランカスターにとても似ています。花びらのクニャクニャ感まで。
 蜂が寄ってくるので、時々地面に伏せて死んだふりしながらのスケッチとなりました(あっ、それって熊の時だったっけ?)。

2006年5月16日(火)

 秋田県立博物館ボランティアの行事で、秋田魁新報社の本社見学の日。ふだんお邪魔できないところを見せていただき、日頃は気付かない流通の事から取材・編集の事までいろいろ聞かせていただく。ありがとうございました・・・。
 こうして、自分の日常とは違う世界を垣間見る度に、しみじみ思う。自分が今やっていることだけが「世界」じゃない、って。

2006年5月15日(月)

 先週11日の通院後、あまりにクラかった私に愛の手を差し伸べて下さった方々、有難うございました!お蔭様でもう元気です。早すぎ?
 今後の事は来月の状態次第だし。とりあえず今日は月曜だしプール。
 ショックのあまりふらふらとこの数日を過ごしてしまったのでプールの後、猛然とたまった用をこなす。
 毎度の事ながら、このパターン。
 「何か動揺する」→「呆然としてる間に用がたまる」→「用がたまったのですごく忙しくなって追い詰められて仕事に精出す」→「忙しさに紛れているうちに何とか立ち直る」。このパターンを、夫は批判するけど。
 「もうちょっと、常に平常心で、計画的に、規則正しい人生を送るってゆう選択肢はないのかっ!?」と。
 そう心掛けてはいるんだけどねえ・・・今後とも鋭意努力します。

2006年5月14日(日)

 激務や訴訟リスクから、臨床研修後、脳神経外科を選ぶお医者さんが減っているらしい・・・。心配。数年前からの減少率は各科の中で3位。
 1位?そりゃもちろん産科婦人科だっ!2位は小児科。
 今私がこうして産婦人科に通っている間にも産婦人科のお医者さんはどんどん減っている。無事出産に漕ぎつけたあかつきには、産む所なかったりして・・・。そして子育てでふうふう言う頃には小児科探しに苦労する。そして私が脳溢血とかで倒れるころには(例えばの話ですよ)、脳神経外科がないのね・・・。なんとも、わりくう私達の世代。
 私達の親の時代の方がシステムがよかったように思っちゃうのは私だけ?なのにその世代の人には、私達の世代のほうが得してるように見えるらしい(そういう面もあるけど)。お互い様。
 あっ、母の日なのに、その世代に対する文句言っちゃった。反省。私の送ったカーネーションが届いたという電話が両実家からあり。私にとっての母の日は、「あげる」だけの日なのでした。別にいいけど。
 夕刻、空港へ夫を迎えに。楽しんだらしく、さっぱりした顔つきで出てきた夫を見たら、私まで気分がさっぱりした。忙しいのはわかってるから、遊べる時は目一杯遊んでほしい。たとえ私を置いてでも。

2006年5月13日(土)

 いつまでもミジメがっていても仕方ないので、とりあえず思いっ切りバカな格好で出掛けることにする(そういう服ならいっぱい持ってる)。
 秋田空港へ夫を運んで行き、飛行機を見送ったあと、西目町(由利本荘市)のハーブ園へ。ハーブをフゴフゴ嗅いで、ハーブの香りにひたる。買ったのはこの4つ。
 @ルー     葉がかわいく、好い匂い。猫が嫌うという。とある猫で試したところ、本当であることが判明。(ゴメン、猫)。
 Aルッコラ   食費削減目的。これはちょっと植えると、みるみる巨大化して、煮たり炒めたりしてどんどん食べられる。
 Bタンジー   雑草よけに。これも好い匂い。
 Cセントジョーンズワート  ごぞんじ精神安定系ハーブ。これで運転が乱暴でなくなれば言うことなし・・・って言うのは嘘で(別に乱暴じゃないです!)、まあ、こんな時だし、心が落ち着けばいいな、と。
 日本海を見ながら沿岸地方をあちこちドライブして、ご飯は秋田市内で食べ、遅い時間の映画を観たりして夜更けに帰宅してみれば・・・あら不思議、18日(木)からのどんよりした気分からはだいぶ解放されているではありませんか!セントジョーンズワートさっそく効いた?一日中、後ろに積んだハーブが蒸れて香るのがよかった?
 本当は、週末に一人で遠出、というこのシチュエーションがよかったのだと解っている。家族連れのあふれる中で一人きり(しかし少子化ってどこの国のハナシ?って言うくらい、コドモあふれてるんですけど)って、不思議と心が静かになる。孤独を愛するクラい女?。
 落ち込んでる私を置いて、一人フラフラと泊まりで出掛けた夫の能天気さにはまったく、敬意を表するよ(怒)!でも、こんな時は一人にするに限ると思ってるんでしょう、長〜いつき合いだから。(違うかも)。 
 夜なのに家に居ず、携帯にも出ない私に、夫はおびえていた・・・ご苦労さま。映画館に居たんだよ!!!

2006年5月11日(木)

 病院。そして。・・・この世に、気合で解決できないことは、いくらでもあるのでした。
 子宮内膜は、「薄い」と言うより「ない」と言った方が正しい状態で、子宮は膨らませる前の風船のようにぺらぺら。しかも子宮の内側どうしが癒着し、くっついてる可能性があるという。「こ、これは・・・これは生理こないわ、待ってても」と先生が気の毒そうに言って下さる。
 私「あのう・・・それって、もう、その、いわゆる、更年期で、終わっちゃった、ってコトじゃないですよね・・・。」
 「う〜ん、周期が乱れてた訳じゃないですからねぇ・・・そんなに、ばったり、止まるもんじゃ・・・ないはず・・・だけど・・・。」
 訊き方を変えて何度か訊いてみたけど、「絶対に閉経ではない」という確信は得られなかった・・・。たぶん違うと思うけど。でも、こんなにも内膜が薄くなったのはナゼ?
 おそるおそる睡眠不足や疲労が関係するものか訊いてみたけど、そういうのはあまり関係なく、やはり繰り返した流産の影響か、と。
 く〜。ハラたつ!流産ってヤツ!!!こんな所にも魔の手を!
 来月まで薬で周期を整えて、それで生理が来ればよし、こなけりゃ癒着をはがす手術になる(コワイ)。痛みに弱い私は、手術そのものより、その前の内視鏡の検査が痛いと聞いて大いにびびる。子宮口から奥へ行くのは苦手なんだってば・・・(東京の病院で、子宮体ガンの検査のとき死にかけて外来を大混乱に陥れた前科あり)。
 でもこのままじゃもちろん妊娠は全然できない。タマゴを入れるスペースすら、なさそうに見える・・・。そもそも、このままじゃ未来永劫、二度と再び私の元に生理は訪れないかも。「こんなのない方がラク」とか思ってた若き日の私はまだ何にも知らない傲慢な子供でした・・・。神様、反省します。
 春らしい色調の服を着たり、その服に合ったアクセサリーを着けたりしている今日の自分が急にバカみたいに思え、みじめな気持ちになる。そしてみじめな気持ちのまま幾つかの用を済ませ、帰途につく。
 大体の内容は診察後に電話で話しておいたので、夫はお風呂を沸かし、ご飯の支度をして待っていてくれた。この人にもいろいろ、悪いなあ・・・。嬉しいけれども申し訳なく、みじめさはますますつのる一方の今夜の私・・・。
 みじめすぎて眠れない。もう・・・どうしましょう。
 こんな日もあるってことで、お許しいただければ。

2006年5月10日(水)

 発熱。なんとか起きれる時は起きて、「かすみ文具」作りなど、期限のある仕事を遂行するべく頑張る。
 夜、車が車検から帰ってくる。なんと!ほとんど「さら」になったではあ〜りませんか!おカネは掛かっちゃったけど(いたい)、甲斐があったってもんです。コーナーからの立ち上がりは速くなったし。ちゃんと地面から浮かずに曲がるし(!)。音は静かになったし。停まるときにお尻を振る感じ(FFなので仕方ないと思ってた)はなくなったし。プラグも全部代えたなあ。
 今までのは、私の乗り方が乱暴だったせいじゃないのね!(そうとも言い切れない)。嬉しいので意味もなく夜の大曲を走り回って、さらに睡眠時間を減らしてしまった・・・。
 作業はいろいろ。2時間ほどグッと寝て、明朝は病院に行かなくては。
 もし日曜5月7日の出血を「1日目」と数えるならば明日はもう5日目。這ってでも行く!繁殖は気合ですっ!(違うって)。

2006年5月9日(火)

 今日明日と、私の愛車ターセル坊は車検にお出かけ。足もないので朝、ZENにて大坂さんに頭をいじっていただいたあとは、家に居ることにする。なんか熱っぽいし。
 実は車検の見積もりを見たせいで熱が・・・?
 ついに14年目に突入した私のクルマ。しかもこの2年だけで50,000キロ以上乗ってる・・・この冬、すんごい雪道も経験したし。このあいだ新屋浜で砂に埋まったし(in3/9)。ほとんど私が乗っての50,000キロ、これで安価に済む筈はなかったのだった・・・。

2006年5月8日(月)

 実は昨日、ちらっと出血が・・・。しかし今日はばったり止まる。何だったんでしょ。いちおう「二日目」からは病院に行くことになってるけど、これは、今日はもう、文句なし、パスでいいでしょう。忙しいのでちょっとほっとする。
 「陶彩サエラ」に額をお持ちし、いろいろ打ち合わせさせていただく。搬入の日取り、タイトルのこと。貼り出す紙のレイアウト。
 以前から不安のあった前歯が抜けたので、歯医者さんにも行くため、急いで大曲に帰る。とても人前で笑えない顔だ・・・と言いつつ、わりと気にせず、今日もずいぶん笑ってしまった。自分の顔で、人様の笑いがとれるってのもなんか楽しいし。(大阪人の芸人根性です。)

2006年5月7日(日)

 GW最終日となる今日は遠出を避け、増田町まんが美術館〜「森の料理番」でお昼〜「さわらび」で温泉入浴といった癒しコースで。
 「さわらび」では貸し切り風呂が使えたので大喜びで貸し切り。ここの貸し切り部屋「笹の湯」は露天風呂ではないけれど檜だし、体を冷やすため戸外に出られるデッキが浴槽脇についていて(もちろんハダカで出られる)、日帰り入浴で利用できる貸し切り風呂としてはとってもいいと思う。オススメです。デッキへの扉を開け放って使えばお風呂場も蒸れないし。
 ここのところ毎日ケーキなども食べてしまっている・・・。けど、それほど「肉」に変換されていないのは、消耗も激しいせい?このGW、一人での早朝スケッチと家族(って今んとこ一人だけど)サービスと外出(全部運転)、帰ってからの家事(超手抜き、へへ)と彩色と画像の取り込み・処理などで妊婦予備軍としては(!?)許されないような睡眠時間で推移している私の日々・・・。
 なのであちこちに不義理をしております。色々な予定はおしてきてるし、メールのお返事なども・・・。この場をかりてお詫び申し上げます。いま数日許して下さいませ・・・。

2006年5月6日(土)

 どうしても買いたい物があって諦め切れずに秋田市へ。それが何かは追及しないで・・・。土崎ベイパラダイスでパニーニサンドなど食べたのち、夕刻、西木村(今は仙北市なんだけど)へ。46号線では角館から帰ってくる大量の対向車とすれ違うのが楽しい。GWは県外ナンバーがすごく多いし。
 そしてそして。とっても楽しい時間を・美味しい食べ物を、ありがとう、「Kimoto」さん!5/3,4,5には、角館からここまで車がつながっていたとか。オソロシイ・・・。ところで、ここのお嬢さんと私は、お腹は冷やさない主義。お互いの、へそ上まであるお色気のないぱんつを見せ合って盛り上がる。試作品納入し、いろいろ頂いて退出。すっかりお邪魔してしまった・・・。
 角館の夜桜の下をそぞろ歩くと、屋台の豚汁・モツ煮で暖を取っても、冷える冷える。かくのだて温泉に飛び込んで暖まって帰宅。

2006年5月5日(金)

 今日も夫を起こさないようにそっと4時起きして田沢湖ちかく、刺巻湿原へ水芭蕉スケッチに行く。道路を走ってるのはほとんど私だけ、朝霧に浮かぶ水芭蕉は露を含んでみずみずしく、あまやかな香りたちこめる中、快適にスケッチ。こんな所が家から30分の処にあるなんて!(30分で行けるのはこの時間帯だけですが)。
 混み始めると木道で立ち止まってスケッチなんてしていられないので早々に引き上げることにし、帰りは、角館を通らなくていい50号大曲田沢湖線をチョイスして帰る(行きはもちろん角館チェックしました、ナイスだった)。
 9時前には帰宅。が!起きてきた夫が「いいなあ〜」と遠い目をする。し、仕方ない・・・。
 で、また刺巻湿原へ。とほほ。こんなことなら叩き起こして連れて行くんだった。でも、この時間帯なら岩魚の炭火焼き(ここのは例年とても美味しい)が登場している。大喜びでむさぼり食っ・・・ていたら携帯電話が鳴って夫はカイシャから呼び出し。あさ私が開拓した抜け道を通って急いで帰る。この日刺巻湿原2往復した私ってば・・・何というか・・・かわいそう・・・。
 角館周辺にはもう全然近づけない。11号角館六郷線すらもうアウト。結局50号大曲田沢湖線だ。著名な観光地の近くに住む苦労を垣間見た私達。それにしても50号線からチラリと見えた国道105号線の様相はすさまじかった・・・。合掌。

2006年5月4日(木)

 もはや習慣と化した早朝角館桜チェックののち秋田アトリオンの院展。秋田フォーラスで夫の服を買い(最近、私の趣味で和柄のヘンな服を着せている。ひひひ)、憩7でランチ。帰りに協和の唐松神社におまいりし、(一時的に)すがすがしい気分になる。(ここんとこ、県外の人には「角館」くらいしか、どこか判りませんよね、すみません)。
 唐松神社・・・去年から何回お参りしたことか。もう、ここの神さまの方針として、私のような者には子供を持たせないって事になってるんでしょうか?それならそうと、早く言って欲しい。それなりに納得できるふしもあるんで、それならキレイさっぱり諦めますから!

2006年5月3日(水)

 早起きして八幡平アスピーテラインの雪の回廊を走りに行くけど、なんか、昨日も似たような事したような気が・・・。ここでの目的地はズバリ「ふけの湯」。ここは有名な「子宝の湯」で、むろん私も子宝目的での入浴を少々。
 夫「なんか、お守りを買って奉納したら、子宝祈願できるらしいよ。」
 私(値段を聞いて)「いや、いい。現金を病院に奉納して注射とか採卵とかしてもらうほうがハナシ早そうや。」
 夫「現実的なヤツ・・・。」ふんっ。科学の子と呼んで〜。
 頂上からは八幡平アスピーテラインを秋田側に引き返して、道の駅スタンプ帳を買い、鹿角・碇ヶ関(青森県)・矢立峠・鷹巣・上小阿仁・五城目と5ツのスタンプをGET。今年も頑張らねば。
 鷹巣ではギネス認定もされている世界一の綴子大太鼓の実演を観て、私達も実際に叩かせてもらう。面白い〜。貴重な体験だ。

2006年5月2日(火)

 早朝のカタクリの素晴らしさを熱く語りすぎたせいで、夫が「僕も行きたい」と言い出す(夫は昨日仕事だった)。し、しまった・・・。仕方ないので(?)また朝5時起きして西木村へ連れていく。花が開くまでヒマなので角館にも。あれほどの人出で有名なGWの角館も朝の6時・7時台はほとんど人っ子一人いない状態。秋田県内にお住まいの貴兄はゼヒ早朝をねらいましょう。
 この2カ所を見終わってまだ朝8時台!返す刀で鳥海山に登ることにし、山道をぬって秋田縦走、パノラマラインを経て春の開通したばかりの雪の回廊、鳥海ブルーラインを鉾立展望台まで走る。そうです、「登る」と言っても根性ない私達は、車で行ける所までです・・・。帰りは花立牧場で牛乳を飲み、フォレスタ鳥海のお風呂に浸かり、山道を湯沢へ抜けることにしてひた走る。
 計算してみたら今日はなんと12時間以上走り回っていた。私、長距離トラックにでも乗りましょうか・・・?

フレーム
2006年5月1日(月)

 朝4時半に起き、5時出発で角館の少し北、西木村へカタクリの群生地スケッチに向かう。すごく寒いし、カタクリの花はなかなか開かないし(カタクリって、夜は、つぼんでいるの。知ってました?私は近在の農家の人に聞いて今日初めて知った)、もともと頻尿ぎみの私は、有り難〜い仮設トイレの存在がなかったらとても描けなかった・・・。地域の方々が運営して下さって、毎年、こんなに良いものを見せて頂いています。西木村(平成の大合併で仙北市に)、八津駅ちかく。今年は花が少し遅いので、まだまだ見れます。
 開花を待つ間、写真撮りの人が「絵のタメになれば・・・。」と、色々な高山植物の写真を下さる。別れてから、「完成したら送ろう。」と考えた瞬間、ご住所も何も聞かなかったことを思い出す。しまった・・・。訊こうと思った時に一瞬ためらって、結局そのままに。私ってばナンパしてるみたいだなぁ、と思ったのだけど、よく考えたら、こんな歳の女がご住所を訊いたからって、誰が「ナンパ」だと思うでしょうか?イヤなら言わなきゃいいだけだし。まあ、こういうことは、「一期一会」こそがよいのかも?もしこのHPをご覧になったら。あなたに感謝しているってことをお伝えしたくて・・・。トイレに行く間、荷物見ててもらったし。
 今日作成のカタクリ絵はハガキになって、「Kimoto」さんに登場する(?)予定です。
 9時すぎには片付け、次の予定のため大急ぎで国道46号線を秋田市へ急ぐ。途中で角館の桜チェック。もう少しってとこかな。