同じ電話でかわる場合
「[かわる者の名前]{[役職名]/さん}。[電話の相手の会社名][電話の相手の名前]さんからお電話です。([用件]の件だそうです。)」
他の人に電話をかわるときには、かわる相手に〈電話をしてきた相手の名前(と要件)〉を伝えるようにする。
相手:「竹南金属の渡辺と申しますが、浅野課長いらっしゃいますでしょうか?請求書の件でお電話さしあげたのですが。」
自分:「いつもお世話になっております。課長の浅野に、請求書の件でございますね。」
相手:「はい。」
自分:「かしこまりました。ただいまかわりますので、少々お待ちくださいませ。」
相手:「はい。」
〜〜[保留ボタン]を押す〜〜
自分:「課長、竹南金属の渡辺さんからお電話です。請求書の件だそうです。」
〜〜浅野課長が電話に出る〜〜
浅野課長:「はい。お待たせいたしました。浅野でございます。請求書の件と聞いておりますが。」
内線電話で転送する場合
「([自分の所属]の)[自分の名前]ですが、[かわる者の名前]{[役職名]/さん}に[電話の相手の会社名][電話の相手の名前]さんから([番号]番に)お電話{です/が入っています}。([用件]の件だそうです。)」
他の人に電話をかわるときには、かわる相手に〈電話をしてきた相手の名前(と要件)〉を伝えるようにする。
※とりつぎで内線をかけたときには、必ず自分の名前を名乗る。また、だれ宛の電話なのかを伝えることでつなぎ間違いを防ぐことができる
自分:「鎌田物産総務部でございます。」
相手:「台湾信販の五十嵐と申しますが、経理課の金田様はいらっしゃいますか?月末の支払いの件なんですが。」
自分:「台湾信販の五十嵐様、経理課の金田に、月末の支払いの件でございますね。」
相手:「はい。」
自分:「かしこまりました。ただいまおつなぎいたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。」
相手:「はい。」
〜〜[保留ボタン]を押す〜〜
〜〜金田さんに内線をかける〜〜
自分:「総務の飯田ですが、金田さんに台湾信販の五十嵐さんという方から3番に電話が入っています。月末の支払いの件だそうです。」
〜〜金田さんが電話に出たことを電話機のランプで確認してから電話を切る〜〜
かわろうとしたが、かわる相手が不在だった場合
〔→かわれないと伝える〕
家族からの電話でかわる場合
「[かわる者の名前]{[役職名]/さん}。ご家族の方からお電話です。」
最近では携帯電話があるので、会社の外線に家族から電話があることは少ないだろうが、もし同僚や上司の家族から電話があったときには、だれからの電話でも「ご家族の方から」と言ってかわる。「×奥様からです。」「×娘さんからです。」のようには言わない。
「伊坂部長。ご家族の方からお電話です。」