ボクシングのゲーム、実写でボクシングのバナー(3)

辰吉丈一郎

あっけなく引退するボクサーが多い国、日本。

経済的理由、周囲の引退の勧め、家族、ファン、そして自分自身の体…
危険なスポーツなだけにそれも仕方ないと思う。

が、辰吉は負けても負けても引退しなかった。

「辰吉は口だけ」「辞めるって言ったのに」

筆者の周囲でも評判は落ちる一方だった。
…あの夜までは…!


薬師寺、サラゴサとの世界戦、
血だるまになって応戦する辰吉の姿に
昔のキレは感じられなかった。

辰吉を知っているファンほど
復活を諦めていただろう。

「辰吉の最後を見届ける。」

そんな気持ちで会場に足を運んだはずだ。
それも仕方なかっただろう。

対する王者はタイの若き英雄シリモンコン。
無敗の王者に挑む世界戦3連敗の挑戦者…

辰吉を「引退させるために組まれた試合」と思われても仕方なかっただろう。

…試合当日、絶叫する歌人福島泰樹さんは
会場に向かう途中、こんな光景に出会った。

あどけない顔をした少年がダフ屋とチケットの交渉している。

「一万円しかないんですけど…」

この子にとって一万円は目が飛び出るほどの大金に違いない。
怖そうなおじさん相手に必死の商談を成立させた少年。
福島さんは話しかけた。

すると少年は「勇気を学びに行くんだ」と答えたという…

これこそボクサー辰吉を根底から支える全国何万何千の代弁だったはず。
そしてこの夜の辰吉はこういった少年達を決して裏切らなかったのだ!


死闘の幕開けはシリモンコンの速くて長いシャブだった。

辰吉のウィークポイント左瞼が早くもうっすら腫れ始める。
シリモンコンが時折放つ不気味な右ストレートを
いつまで辰吉は防げるだろうか?

初回終盤、辰吉強引に攻勢に出るもクリーンヒットは奪えず。
ペースは王者に傾きつつある。

続く2R、横への動きがなくなり前後のステップ中心になった辰吉に
王者のジャブ、左フックが連続してヒット。
グラリと傾く挑戦者…

が、劣勢にありながら辰吉は冷静だった。
直前のボディ攻撃に対し、微妙な表情を見せたシリモンコン。
苦汁を舐めてきた辰吉は、これを見逃さなかった。

そして4R、ついに辰吉が勝負を賭ける。

少々の被弾を浴びながらも構わず前進、
強烈な左フックをボディから顔面へとねじ込む!

やはりボディ攻撃が効いているようだ!

5R開始時、両手を高々と上げた辰吉。

今まで数々のドラマを乗り越え
そして今、決着のRを迎えている…

その男が観客に「力をくれ!」とばかりに合図しているのだ!

(筆者は震えが止まらなかった)

大阪城ホール満員の大観衆は
大歓声で我らが浪速のジョーの覚悟に答えた!

異様な雰囲気の中、シリモンコンも正面からの打ち合いに応じ
バンタム級タイトルマッチは火の出るような打撃戦に突入する。

辰吉の力のこもったボディ、腰が落ちるシリモンコン…
なにくそとばかりに反撃の王者に辰吉の右カウンター!
倒れた! あのシリモンコンが倒れた!!

絶対不利と思われていた辰吉が無敗王者からダウンを奪ったのだ…!

追撃こそゴングで阻まれたが、会場の興奮と感動は最高潮に…

が7R、その大歓声は悲鳴に変わっていた。
若い王者の驚異的な回復力で辰吉は逆転のピンチを迎えていたのだ。
もろに左フックを受けフラリとする辰吉に追撃のストレート…。

やはり奇跡は起こらないのか…?

と思われた瞬間、辰吉の左ボディアッパーが深くボディをえぐった!

ダウン!

シリモンコンはダメージを隠しながらの
ギリギリの猛攻撃を仕掛けていたのだ。

こうなったらもう浪速のジョーは止まらない。

立ち上がった王者に猛然と襲い掛かり
7R1分54秒、涙のTKO勝利を掴んだのだ…

夢のようなクライマックス、そして堂々の復活劇だった。


その後、ウィラポンに2度の失神KO負けを喫し
引退を表明するが、いまだ現役復帰の想いは強い…。

 ジョー! 燃え尽きちまったのか…



投稿

「辰吉丈一郎VSシリモンコン・ナコントン・パークビュー」

この試合を観戦して涙を流した人は数多くいると聞きます。

戦前の予想では二十歳で負け無し、
辰吉の宿敵ビクトル・ラカンドン・ラバナレスを
まったく寄せ付けず、大差の判定で退けた、
シリモンコンは若くて上り調子のチャンピオンで
辰吉の宿敵ビクトル・ラカンドン・ラバナレスを大差の判定で退け、
辰吉は世界戦4連敗で盛りを過ぎたボクサーだと思われていた。

辰吉圧倒的不利の予想も仕方なかった。

辰吉がシリモンコンを上回るのは年が上だけの試合だった。
辰吉にとって唯一の朗報は
チャンピオンが減量に失敗した事だが前日計量。

それでも両者がリングに登場した時は
シリモンコンの方がガッチリとした体格で
辰吉よりも二回りは大きく見えた。

初回から辰吉は減量失敗の王者のボディを打たず上ばかり狙っていた。
しかし辰吉は3ラウンド終了間際に左のボディを打ち出し、
5ラウンドには左アッパーのボディ打ちでシリモンコンの体をくの字にさせ、
終了間際に右をアゴにヒットし、ダウンを奪う!

しかしその後は打ちつ打たれつの壮絶な試合になり、
7ラウンドに王者のプライドでシリモンコンが反撃し、
辰吉のアゴが何度も跳ね上がる!

シリモンコンの逆転かと思われた直後に
辰吉の強烈な右から左ボディアッパーで
シリモンコンは生も根も尽き果て、ダウン!

その後、辰吉の怒涛の連打でリチャード・スチールは試合をストップ!

何と言う衝撃的かつ劇的な幕切れ…。


試合後の辰吉のコメントが印象的だった。

「亡くなった、亡くなった僕の親友である
グレート金山選手に今日の事を伝えたいです。」
と言い辰吉は声にならず涙した。

辰吉丈一郎のボクシングに対する真面目な一面も見た!
日本で行われた世界戦で一番、印象に残る試合でした。

(アリ氏)


正直この試合があの日あの時行われ
ああいう結果になっていなかったら
自分は今ボクシングファンであったかどうか分からない。

「挑戦者は半ば負けるためにリングに上がるもの」
「日本人は世界戦でKO出来ない」
「観客が総立ちになるほどの興奮は昔の話」
といったニヒルな先入観がファン暦5ヶ月未満で早くもボクの中に芽生え始めるほど
この試合までの日本ボクシング界は暗澹とした状況下にあった。

頻発するリング禍や、かの「タイソン噛み付き事件」が
ただでなくとも強い世間のボクシングに対する風当たりに拍車をかけ、
日本人の世界挑戦は実に16連続失敗、
おまけに勇利アルバチャコフがタイトルを失ったことで
日本には世界チャンピオンベルトが一本もない・・・。

そんな中、「本気で自分が世界王座につけると思っているのかこの男は?」
1997年7月26日の辰吉丈一郎対リカルド・メディナ(メキシコ)戦を見た感想である。

生まれて初めて見る浪速のジョーの、
評判のコンビネーションは火を噴かず、持久力無し、
パンチはなくはないが大したこともない、ディフェンスは下手、
何よりやる気が感じられない、
ハッキリ言って第一印象は最悪だった。

「何でこんな夢も希望もなくしたようなボクサーに皆すがりつくんだ?」
正直そう思わざるを得ないほど、辰吉の人気は依然高かった。

保持する8戦目での世界王座獲得、薬師寺戦などの伝説的名勝負の話を聞き、
おおよそは人気の理由が分かったつもりでいたが、
同時に世界戦3連敗中ということも知ってしまったところへもってきて
メディナ戦の不甲斐ない試合振りが頭から離れなかったボクに、
シリモンコン・ナコントンパークビュー(タイ)とのWBC世界バンタム級タイトルマッチ決定の報が、
「ああ、大阪帝拳ジムは辰吉を見放した、こりゃ葬送試合だ」
としか映らなかったのに不思議はない。

何しろシリモンコンの情報ときたら、
二十歳で16戦全勝の天才王者、
体力、パンチ力、スピード、技術どれをとっても申し分無し、
若さからくる攻防の粗さと大柄ゆえの減量苦だけが
気休めのように弱点として指摘されているといった有様だった。

一応応援はするが期待できない、
そんな気持ちで翌日模試があるのも構わず
11月22日夜、テレビに向かった。
が、知らずに心の中では手を合わせていた。
「それなりの試合はしてからリングを降りてくれ・・・
でも、何が起こるか分からないのがボクシングだというなら、それを見せてはくれないか!」

うまく言えない、本当に第六感としか言いようがないのだが
その夜は何か起こるような気がしてならなかった。

大阪城ホールの11000人の狂熱に迎えられ
ボクサー生命を賭けた背水の陣でリングに上がった辰吉の、目つきの鋭いこと・・・
研ぎ澄まされた日本刀を思わせるものがあった。

続いて入場してきた王者・シリモンコンは、まるで壁のように大きく見えた。

でも。

今日の辰吉は7月とは違うのではないか、と、
控え室の映像を見たときから薄々感じていた。

そしてその通り、この日の辰吉は
その圧倒的カリスマ性の根拠を十二分に実証してくれたのだ!

左のパンチが7月とは別人のように、
魔法でもかけたかのように効果的に放たれ、
1ラウンドのジャブ攻勢から2、3、4ラウンドと進むにつれ
辰吉のペースになっていくのが素人目にも分かる。

全く期待していなかったため高鳴ることのなかった胸が、
気が付くと心拍数が一気に上がっている。

4回終了間際にはボディを攻められた挙句
右フックを目尻のあたりに食らった王者が
あからさまに嫌そうな顔をして後退するところを辰吉が猛追。

もしかして、もしかして・・・
そう思い始めた5ラウンドの開始ゴング直前、
辰吉が両手を振り上げ観客にアピール。

「信じていいんだな!?期待していいんだな!?」
胸の内で叫んだ。

右グローブで鼻をこすると目つきがギラリと鋭さを増し、
ラウンド開始早々シリモンコンを打ち合いに引きずり込み
顔へ腹へと絶妙のタイミングで打ち分け、
後半にはシリモンコンの身体をくの字に曲げ、
苦しそうに後退する王者に軽めながらワンツーをヒット、
ついに赤コーナー下に横倒しにダウンさせた!

生まれて初めて世界王者がダウンするのを見た瞬間だった。

6ラウンド、形勢逆転すべく馬力と体力にものを言わせて
左右のパンチを強振し迫る王者に
あっという間に辰吉の体力が奪い去られ、
足が浮き始めたシーンにもまるで動揺はなかった。

当の辰吉の目が全く輝きを失っていなかったからだ。

だから、「効いているように見えて実は効いていないんだろうな」ぐらいに思っていた。
(本当は本人が後で認めるほどてきめんに効いてしまっていた。が、
「決して表情を変えず相手から目をそらさない」
という『辰吉流ケンカの秘訣』がシリモンコンとボクの両方に効果を発揮していたのだ!)

「何で倒れないんだこの野郎!」
とばかりに7ラウンド、シリモンコンが左のビッグパンチを空振りしたと思ったら、
突如苦しそうに身体を折り曲げ、リングにうずくまるようにダウンしてしまった!

右フックからの左ボディアッパー!

スローモーションを見せられてもにわかには信じがたいほどの
絶妙なタイミング、角度で瀕死の辰吉が放ったフィニッシュブローが
シリモンコンの腹に風穴を開けていたのだ!

死にそうな表情で立ち上がったシリモンコンを辰吉の連打の集中砲火が襲い、
ワンツーでロープまで吹き飛ばされた王者に辰吉が右を空振りしたところで
リチャード・スティール・レフェリーが割って入った!

7回1分54秒。

生まれて初めて挑戦者と王者が入れ替わるのを見た瞬間だった。

辰吉がガッツポーズとともに大きくジャンプしその場に崩れ落ち泣き崩れ、
そこに殺到する吉井会長、菅谷トレーナー、関係者、
さらに警備員の制止を振り切ってエプロンサイドに登って拳を突き上げる若者達、
誰彼構わず手を取り合い喜びを分かち合う観衆、
「タッツヨシ、タッツヨシ」の大合唱で何も聞こえない大阪城ホール・・・。

「こんなことが本当にあるなんて!」「努力は報われるんだ!」「奇跡は起きるんだ!」
興奮と感動で体が芯から震えるのが分かった。

トロフィーを高々と掲げ菅谷トレーナーに肩車され大歓声を一身に受ける辰吉。
腰には絶対夢で終わると思われていたWBC世界バンタム級のチャンピオンベルト。
涙声で天国の恩人達に感謝をささげた勝利者インタビュー。
夢でも見ているかのように放送終了後も10分ほどテレビに張り付いていた。

いつもベッドに入ってすぐ寝付くのに、3時間以上も目がさえて眠れなかった・・・。

よく晴れた翌日、あたりの風景が今までと違って見えた。
「世界王者のいる日本」「辰吉のいる日本」がこんなに美しい国だとは・・・。

ボクにとってボクシングとの付き合いが本当に始まったのは、
大阪城ホールで黄昏を迎えつつあると思われていた一人のボクサーが
見せつけてくれたあの誇りと信念からだ。

当時よりは知識も少しだけ増えたし、違う視点で試合を眺めることもできるが、
ボクサーが、そして彼らの試合が与えてくれた感動だけは、
何年たってどの試合を何度見返しても鮮やかによみがえり、変わることはないのです・・・。

(toshi氏)



「この選手の試合はあと何試合見られるのだろう?」
いざ世界戦、となる時にいつも思うことだ。
ずっと見てきた選手が、世界戦となると、実はもう全ファイトの大半を
見終わってしまっている。
小学生の夏休み終わり、みたいな切ない気持ち。
こんな感情が起きるスポーツはボクシングだけではないか。


アマチュアにスゴイ奴がいる!
と言われてボクマガに登場してはや17年の月日が経った。
当時、生まれた子は高校2年生くらい。
テレビ観戦ながら、ずーっと見てきた。
大橋、井岡、薬師寺、畑中、玉熊、平仲、鬼塚、川島、竹原・・・、
同じ時代に闘っていた選手は、もう記憶の中のリングにしかいない。

でも、彼は今も闘っている。
例の「切ない」気持ちに何度なったことか。
しかし、現在進行形だ。
同世代を生きる者、そして彼の軌跡を追ってきた者として
本当に励まされる。
どういう風評が立とうと、応援し続けたい。

(三宅川修慶氏)



ボクシングが何となく好きだった高校時代。

しかし、たまたまテレビ覧でボクシングの記事があれば、
テレビ観戦する程度だった。

辰吉の名前は知っていたが、実際試合を観たことはなかった。
強くなりたいと思い、ボクシングをやってみたいが、
目が悪くダメだなと諦めていた。

大学に進学し、辰吉対サラゴサの試合を観る。
初めて辰吉を体験した。結果は無残な負傷 TKO負け。

しかし、男らしさと言おうか、やる気は感じた。
そして、サラゴサ第2戦。12ラウンド、サラゴサが切羽詰った感じで、
辰吉を投げ飛ばし、減点になり、判定へ。

無知な私は、辰吉の勝ちだと疑わなかったが、判定負け。

そのあたりから、テレビ番組で、
ボクシングの試合があるのかを、チェックするようになった。

そして、シリモンコン戦。
ボクシングに無知な21歳の私は、
入場時にアナウンサーがプロフィールを説明してるのを聞いて、
何となくシリモンコンは強いんだなと把握する。

辰吉に期待はしてるが、前の2試合を考えると、
日本人は勝てないみたいな印象が脳裏をよぎった。

試合開始。友人達と一緒に観戦していた。
試合に集中し、何も言葉が出ない。
1〜4ラウンドはいい感じだなと感じた。
5ラウンドはダウンも奪い、いける!いける!と興奮する。

そして、6ラウンド。

シリモンコンが出てきた。ラウンド終盤、
辰吉がヨロヨロとロープに下がって、ゴングが鳴る。
効いてるのか?根性出せ!と正直思った。

そして、7ラウンド。劣勢、劣勢・・・
やはり、負けてしまうんだと、諦めた。

そして、1分過ぎ、右のクロスから、左ボディが決まって、
シリモンコン前のめりにダウン。

状況が把握出来なかった。
そして、連打連打で、スティールが試合を止めて、試合終了。

あのときの興奮と感動は言葉では説明出来ない。
それくらい感動した。
その瞬間から、ボクシングを始めよう。そう本気で思った。

21歳からボクシングをはじめる事が出来た。
年齢や体力的にははじめることは出来る状況だったが、
辰吉からボクシングを始める勇気をもらったと今でも思ってる。

試合にも出るほどのめりこんだ。そんな私も27歳。

しかし、あれ以上の感動を自分で味わうまで、ボクシングは辞めれないだろう。

麻薬のようなスポーツと言われるボクシング。
私は、辰吉のおかげでボクシングという世界に入れたことを今でも感謝している。

(北海道のボクサー氏)



ハートに冷や水ぶっ掛けられるようなニュースが…。

彷徨する浪花のジョー・辰吉、タイ国内1位に7回でTKO負けした、と。

ヤフーニュースで見ただけなので詳しい内容は分かりませんが、
3回に左フックでダウンを奪われ、7回にタオルが入ったとか。

嗚呼…としか言いようがありません。

(toshi氏)



シリモンコンに勝った時点ですでに奇跡は起きていました。
が、彼は戦い続けた。

小林弘が最後にロベルトデュランとやって負けて引退したのを、
私はボクシング界に恩返ししたような試合だったと思っているのですが、
もうさすがに辰吉は恩返ししすぎてくれたのではないでしょうか。

私も動画をみていないのでなんともいえませんが、

先日の粟生の下がらないボクシングへの変換、
文句の付けようもないトップコンテンダー初回料理の長谷川。

世界を戦う男達の凄まじさを感じた直後なだけに
辰吉に今後、どのようなハッピーエンドがある可能性があるのか?
と必死で探したくても見つけられないのが本音です。


私は辰吉は偉大な男だと思います。

悲しいことにほとんどの脳障害に共通する一般的な症状。
それは「頑固」です。

辰吉の頑固さは今に始まったことではありませんが、
周囲のアドバイスに耳を傾けられるのも
偉大な男の条件であると私は思います。

辰吉。

辰吉。

若かりし時の躍動感溢れるボクシング。
躍動感がなくなった頃の周到なボクシング。

どちらも素晴らしかった。
目に焼きついています…

(サンドバック)




某動画サイトで、辰吉の復帰二戦目の映像を
ダイジェストながら確認、ついでに一戦目も確認出来ました。




……

…………………………………


あんな悲しい気持ちになった観戦はなかった。
病院で余命宣告でも喰らったらこうなるんだろうか。

リングにいたのは、もうボクらの知った、愛した、
歓呼してその名を幾度も呼んだ辰吉丈一郎ではなかった。

辰吉丈一郎…の残骸とでも言うべきものだった。


流麗なフットワークも、烈火のコンビネーションも、
絶対不可避絶妙の一撃も、卓抜のディフェンスセンスも…

辰吉を辰吉たらしめたものの全てはすっかり衰えやせ細っていた。

芸術的に伸びたフリッカージャブも
もはやただ手を伸ばしているだけ同然、
連打も体重を乗せ切れず鈍重を極める。

無名のタイ国内ランカーの、
以前なら掠らせもしなかったであろうパンチを
片っ端からクリーンヒットされ、
3回には切り裂くような左フックで腰砕けのダウン。

かつてウィラポンに倒されたときも
左で腰砕けに自軍コーナーに倒された事を思い出させる、
相性最低のシーンだった。

そして相手のパワーに押されながら迎えた7回、
左右フックをビシビシと浴び、
何発目かの右フックでよろめいたところでタオル。

書いていて悲しい。
何度読み返しても希望のかけらも見出せない。

今までの敗戦とは意味合いが違いすぎる、
いやもう敗戦ですらない、
格好だけボクシングの残酷ショーだった。

ボクシングマガジン誌に宮崎正博ライターが悲しげな観戦記を書き残し、
今後のボクサー活動を一切支持すべからざる旨を断言していたが、同感だ。

今度こそは。

もはや「やりたいからやる」を許していい段階はとうに過ぎている。

JBCにはかつて彼の眼疾絡みで
散々横車を押した無慈悲と自己中心の責任をここで果たすべく、
真剣の、決死の引退勧告を行ない、
それを辰吉が容れなければ逮捕してでも連れ帰るべきと思います。

折りしも帝拳ジムの選手がリング禍に散ったばかりだ。

もしやの事態が彼の身に起きるような事があれば、
それこそ…その後は想像したくない。


時間にだけは人は勝てない。

ボクシングの闇の部分を久しぶりに超濃厚に味わいました。


(toshi氏)



ボクシングのフォームで確かに向かい合っている。

しかし、まったく攻撃に対して、防御をしない。
食らったことに気がついていないようにすら見える。


ラウンドが進みダメージを負ったボクサーなら有り得る。
が、辰吉は初回、開始ゴングからもうこの状態だった。


「次、がんばれよ!」

この一言を言うのは無神経ではないだろうか?
拳闘に関して無知ではないだろうか?

「本人がやりたいんだから」

この一言を言うのは無神経ではないだろうか?
拳闘に関して無知ではないだろうか?


本人、周囲の方。

万が一、ここの書き込みを読んでいただけたのなら、
気持ちをリセットして、もう一度考えてください。

ボクシングというスポーツの今後の存在にすら、
影響を及ぼしてしまう可能性がある、決断。

イギリスでは廃止論も大いに論議されているとか。
あなたの決断があなただけに影響を与えるのではありません。

私はボクシングは社会にとって必要なスポーツだと考えています。
ボクシングを必要としている若者達の夢を奪ってしまう可能性。

無神経、無知という言葉を使ったことを私は謝りません。
大好きなあなたに、しっかり伝えたくて書きました。

(サンドバック)


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