協会発足式 長野日報

皆様に支えられ・・・

お陰様で、協会発足20周年を迎えられます

 

1998年の「長野オリンピック・パラリンピック」の開催を契機に、「一緒に走ってくれる人がいれば走りたい」と思っている仲間(視覚障害者)が大勢いるから、自分たち(視覚障害者)のマラソン協会を立ち上げて、伴走ボランティアを増やして走れるようにしていこう・・・

あれから20年近く経ち、次は、新しい時代へ走り続けたい思いを繋げていきます。

これからも、応援をよろしくお願い致します。

 

1999.6.20 協会発足式 (長野日報社の新聞記事より)

 

「求む 伴走ボランティア」

視覚障害者 県マラソン協会発足

県視覚障害者マラソン協会の発足式が20日、松本市旭2の視覚障害者福祉センターで開かれた。

日本盲人マラソン協会の小林義定県支部長(岡谷市)によると、これまで県組織はなかったが、県内にも視覚障害者のマラソン愛好者が増えてきており、実際に走っていたり、一緒に走ってくれるボランティアがいれば走りたいとしている視覚障害者は、現在分かっているだけで15人ほどいるという。

発足式は、あちこちでマラソン大会が開かれていたこともあって、視覚障害者と伴走ボランティア合わせて6人しか参集できなかったが、小林会長ら役員の選出、県障害者スポーツ協会からの助成受け入れに向け会則、予算などを決めた。

小林会長は「視覚障害者ランナーの底辺拡大と、伴走ボランティアの加入促進を図りたい」と、協会発足の意義を話した。上伊那郡宮田村の障害者は、「郡内は伴走ボランティアは大勢いるので、協会ができれば各地の希望者に紹介できるようになる」。

また同郡と下諏訪町からのボランティアは「これまで自分一人で走ってきたが(視覚障害者のために)手伝えることがあればと思い参加した」「楽しく走ってもらえるよう、協力したい」などと話していた。

 

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