2005年7月23日、名護市真喜屋(まきや)の「舞香花(モーカバナ)」を見に行きました。正式名称は「サガリバナ、学名 Barringtonia racemosaですが、地元の愛好会が親しみを込めて呼ぶモーカバナが沖縄らしくて良いですね。訪れるのは初めてです。首里金城町の石畳もそうでしたが、あえて予備知識を入れなかったからなのか、それとも年齢を重ねて感動しやすくなったのか、とにかく非常に良かったです。住宅街の奥まった所にあって特に観光客のために整備されている訳でもない場所ですが、大げさではなく沖縄の「桃源郷」を感じさせる場所でした。薄闇の中、周りに漂っていた甘い香りをお伝えできないのが本当に残念。来年は是非、満開に合わせて家族と訪れたいと思います。今月末までは開花が続いているということなので、是非地元の皆さんも御覧になってみてはいかがでしょうか。


私が訪れたのはライトアップする少し前。この木が一番見
やすい位置にありました。一番の大木は樹齢 150年だそ
うです。遠めにはごく普通の木なのですが・・・。



上の木を最下方から覗き込んで見ました。花序の数、花の
大きさ、甘く漂う香り。沖縄にこういう場所があることに感動
しました。


これはフラッシュで撮影した画像。撮影している間に日が
暮れました。とにかく「幻想的」という表現がぴったりです。


ラッシュ無しで撮影できた唯一の花のアップ。日中には
咲かず、「月下美人」のように夜中に開花して朝には散っ
てしまう切ない花です。

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