昨年(2005年)7月、名護市真喜屋(まきや)の「舞香花(モーカバナ)」、そして西原町内間御殿(うどぅん)の「沢藤」を見に行ってからというもの、サガリバナの魅力に惹かれています。今年は7月18日、読谷村(よみたん)/座喜味(ざきみ)の個人住宅がサガリバナの開花を一般公開しているということで見学に行ってきました。こちらではこの植物の一般名称である「サガリバナ」と呼ばれています。
自宅を出たのが午後6時過ぎ。 国道58号線を北上
しながら「そうだ、沖縄の夕日を撮影しよう」と思い立
ちました。見る間に空が暗くなる中、少々焦りながらも
何とか東シナ海に沈む夕日を撮影することができまし
た。場所は世界遺産「座喜味城址」に至る坂道。 次
回はそこを訪ねてみようと思います。おそらく、高台か
ら絶景の景色を見ることができる筈です。
御自宅に到着したのが午後8時前。 とても個人の住
宅とは思えない広い敷地にサガリバナが植栽されて
います。ちょうどライトアップされている所で見事な開
花を見ることができました。
ライトアップされていはいるものの、暗い中での撮影
なのでかなりピントが取りづらい。 それでも何とか
撮影することができました。
今回の個人的なベストショットは右側の画像。 おしべ
の先に光っている花粉はまるでイソギンチャクの様で
非常に幻想的です。
地面に落ちた花も非常に幻想的でした。命の短い花は
やはり刹那的な美しさを感じます。撮影しながら、住宅
の庭では太鼓付きの民謡の生演奏が。 そのまま一夜
を明かしたいような、 ゆったりとした時間を過ごすこと
ができました。また来年、新たなサガリバナを求める旅
が続きます。
那覇から国道58号線を北上し、読谷村喜名(きな)交差点を左折して県道12号線沿いに車を走らせます。御自宅の手前に「読谷村役場」への案内板があるので左折して駐車場に車を停め、そこから歩いて行きました。約5,6分歩いて再び県道12号線に出て左折。 約100mほどで道の右手に「サガリバナ花園」という看板がライトアップされています。サガリバナのライトアップは午後7時半ぐらいから夜中の零時まで。 私が訪れた時には、8時ぐらいから民謡の生演奏を聞くこともできました。詳しい場所を確認したい場合は、「読谷村」、「サガリバナ」というキーワードで検索すると御自宅の電話番号を調べることができます。住宅街の中なので御迷惑にならないように!
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