入賞花
label1
Paph. Hamana Motion 'Mon Amie' HCC/OIOS
(Hamana Sonick x Hamana Clover)
2004年佐伯農園の登録
Hamana Sonick = Richardson x niveum
Hamana Clover = Joanne's Wine x Paeony
この花の系図を辿った時、これからの育種の一つの
道標になると感じました。驚いた事に、片親になんと
ニビウムの遺伝子が入っています。ニビウムはビニ
カラーや整形花の赤花と組み合わさると、さらに濃色
を発現させる? しかも隔世的に? 今年出品さ
れたパフィオの中で最も印象に残りました。
label2
Paph. U/R 'Fuerte' HCC/OIOS
(Keyeshill x Kevin's Wine)
Kevin's Wine = Vintner's Treasure x Emerald
整形花とビニカラーの組み合わせ。 ネームプレ
ートに個体名しか書かれていなかったので、必死
に鉢の中を覗き込みました。私からすると、やはり
既に完成型だなぁと感じさせる花です。
label3
Paph. Sorcere's Stone HCC/OIOS
(Stone Lovely 'Rising Sun' x Pacific Shamrock
'Green Shoulder')
昨年の蘭展で入賞した Paph. Stone Lovely は、
多々出品された整形花の中でも一際大きな花で
した。そして今年は既にその実生が入賞。 時代
は着々と進んでいます。
label4
Paph. Michael Koopowitz 'AKEMI' HCC/OIOS
(philippinense x sanderianum)
先に紹介した Rolfei と同じ方の出品では無いかと
思います。ペタルのカールが目を惹きますね。 も
ちろん株の作りも良かったです。
label5
「奨励賞」 Paph. Tommie Hanes 'Althea'
(Gwenpur x Greensleeves)
パフィオ入賞花の最後はこの株。 株作りの凄さ、
しかも葉に傷が全くついていない事に驚きました。
蘭展に出品される株の一つ一つが、私にとって栽
培の糧になります。