トップページ失われた鉄道>同和鉱業小坂駅構外側線サイトマップ

沿革
不明小坂鉱山への山内軌道として開業
昭和30年2月専用鉄道へ変更
昭和33年2月1日同和鉱業の傘下へ
昭和38年11月7日構外側線へ変更(軌間を1,067mmへ)
昭和58年12月1日廃止

大館と小坂を結んでいる小坂製錬の前身である小坂鉄道は、そもそも小坂鉱山で産出される鉱石の輸送を目的としていた貨物路線であったため、小坂駅から小坂鉱山までの専用線は古くからありました。しかし、小坂鉱山の閉山によりその役割を失い、昭和58年に廃止となりました。 廃止に伴って線路は撤去されましたが、ほぼ全線が会社の敷地内にあったということもあり、現在でも痕跡が随所に残っていて、小坂川を渡っていた鉄橋も当時の姿をとどめています。

路線概要

種別:軌道(貨物)
廃止時営業キロ:[不明]
線路規格:非電化単線 1,067mm
動力:内燃(ディーゼル)
区間: 小坂小坂鉱山

廃線跡

小坂 こさか

県道2号線との交差部です。

専用線はここを踏切で渡っていました。

 

(小坂川橋梁)

小坂川に架かる橋梁は現在も当時の姿のままです。

橋梁が健在である理由は、パイプラインの敷設に利用されているからです。

橋梁上には枕木も残されています。

小坂製錬所へつながる道路の上には、まるで新品のように塗装されたプレートガーダーが架かっています。

理由は前述したとおりです。

 

小坂鉱山 こさかこうざん

この先は小坂製錬の敷地内となっているため立ち入ることはできず、廃線跡も確認できませんでした。

なお、鉱石の採掘は終了していますが、今でも鉱山の雰囲気たっぷりな風景です。

▲TOP2005/4/24撮影
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