トップページ失われた鉄道>羽越本線貨物支線(新屋駅付近)サイトマップ

沿革
昭和9年秋田県販売購買組合連合会が食料倉庫として建設
昭和14年旧農林省食糧庁へ寄付し、国立新屋倉庫となる
昭和16年4月1日新屋町が秋田市へ編入
平成2年3月倉庫の用途廃止に伴い、専用線も撤去
 ※資料不足により、専用線の開業日・廃止日は不明

秋田県販売購読組合連合会(JA全農あきたの前身)が建設した食料倉庫(昭和14年からは国立新屋倉庫)まで延びていた貨物専用線で、米の積み出しが行われていました。しかし平成2年の倉庫用途廃止に伴い、線路も撤去されました。廃線跡は大半が遊歩道として整備され、倉庫も秋田公立美術工芸短期大学のアトリエももさだとして活用されていて、プラットホームも健在です。

路線概要

種別:鉄道(貨物)
廃止時営業キロ:0.1km
線路規格:非電化単線 1,067mm
区間: 新屋国立新屋倉庫

廃線跡

新屋 あらや

新屋駅構内の専用線方向を撮影したものです。

かつては多くの側線が広がっていましたが、今では島式ホームの横に数本のレールが並ぶだけです。

 

(遊歩道となった廃線跡)

新屋駅の北側から廃線跡は遊歩道となって続きます。

左側に見えるフェンスの向こう側が羽越本線です。

ここからは住宅街の中を遊歩道が続きます。

沿線にはトンネルや橋梁といった構造物がなかったため、敷地が遊歩道として残っている以外はその痕跡を示すものはありません。

終点近くの遊歩道です。正面に見える白い建物は美術工芸短期大学です。

 

国立新屋倉庫 こくりつあらやそうこ

終点の倉庫群です。

用途廃止後は大学のアトリエももさだとして活用されており、外観は現役当時の面影を残しています。

また、左側の通路部分がプラットホームだったところで、かつてはここで米の積み出しが行われていました。
 
上の写真に見える倉庫群の一番奥にある倉庫の壁には、沿革が書かれたプレートが貼られています。

▲TOP2004/12/17撮影
Copyright© 2005-2011 Matagi☆Fighter サイトについて