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秋田県の鉄道に関する計画・構想及び現に進行中の事業について紹介しています。

進行中の事業

ありません。

計画・構想段階の事業

秋田新幹線新仙岩トンネル  ★★★
  着手 :2023年4月
  完了 :未定
  場所 :仙岩峠付近
  内容 :在来線規格である盛岡駅〜秋田駅間は、多くの運行上の制約があって高速化ができない状況にあります。特に秋田・岩手県境付近は、毎年のように豪雨と豪雪で遅延や運休が発生し、接続する東北新幹線のダイヤにも影響を及ぼすなど運行上のネックとなっています。そこで、短絡ルートで新仙岩トンネルを建設し、これらの問題点を一挙に解決しようとするものです。JRの試算では、7分間の時間短縮が見込まれます。
  情報 :https://www.jreast.co.jp/press/2023/akita/20240308_a01.pdf
  近況 :現在地質調査中であり、2024年3月6日には、JR東日本・秋田県・期成同盟会が連携協定を締結しました。

大館駅インランドデポ  ★★★
  着手 :2021年12月
  完了 :未定
  場所 :大館駅(貨物駅)
  内容 :トラックドライバーの不足問題に対応するため、大館駅の貨物エリアを拡張し、輸出入貨物の集荷、通関、保税蔵置を行う内陸の物流施設を設置するものです。
  情報 :https://www.city.odate.lg.jp/city/soshiki/kigyoshuseki/p10453
  近況 :2021年12月10日、官民による組織として「大館駅インランドデポ推進協議会」が設立されました。

JR花輪線東大館駅改築  ★★
  着手 :未定
  完了 :未定
  場所 :JR東大館駅
  内容 :老朽化した東大館駅舎を改築するものです。
  情報 :
  近況 :JRは、規模を縮小した上での改築を検討していますが、地元では反発の声が上がっています。

秋田内陸線列車奥羽本線直通化  ★
  着手 :未定
  完了 :未定
  場所 :秋田内陸縦貫鉄道鷹巣駅〜JR奥羽本線大館駅・弘前駅
  内容 :現在は、花見シーズンに臨時運行している列車を通年運行しようとするものです。
  情報 :
  近況 :平成23年11月に沿線の自治体と秋田内陸縦貫鉄道・JR東日本秋田支社で構成する「秋田内陸線・奥羽北線沿線連絡協議会」が結成されましたが、直通化に関しては多くの課題があるとして実施が見送られています。

JR奥羽本線・羽越本線複線化  ★
  着手 :未定
  完了 :未定
  場所 :JR奥羽本線・羽越本線全線
  内容 :奥羽本線と羽越本線の複線化は、国鉄時代から少しずつ進められ、国鉄末期まで工事が行われていました。そのため、両線とも単線区間と複線区間が複雑に組み合わされた「まだら状態」となっており、また、複線化のために用地買収が行われたまま放置された空き地があったり、レールを敷くだけの状態で工事が止まった橋やトンネルなども存在しています。
  情報 :
  近況 :沿線自治体や関係団体で構成される「奥羽本線全線複線化早期完成期成同盟会」や「羽越本線全線複線化早期完成四県期成同盟会」などが組織されてきましたが、ほとんど機能しておらず、国やJRも事業推進には消極的です。

JR羽越本線高速化  ★
  着手 :未定
  完了 :未定
  場所 :JR羽越本線全線
  内容 :進展のない羽越新幹線に見切りを付け、羽越本線のミニ新幹線化またはフリーゲージトレインを導入するものです。
  情報 :
  近況 :平成12年から平成22年までを対象期間とする秋田県の「あきた21総合計画」の中では実施計画として位置づけられていましたが、新計画である「ふるさと秋田創造プラン」では触れられていません。一方、由利本荘市は、総合計画に位置づけたり「羽越本線新幹線直通促進秋田地区期成同盟会」へ加入したりと県内では最も熱心ですが、国やJRは事業推進に消極的です。

奥羽新幹線・羽越新幹線  ★
  着手 :未定
  完了 :未定
  場所 :福島〜秋田、新潟〜秋田〜青森
  内容 :奥羽本線及び羽越本線に平行してフル規格の新幹線を建設するものです。昭和48年に基本計画として定められましたが、実現に向けた動きはありません。
  情報 :https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/21723
  近況 :沿線自治体や関係団体で構成される「奥羽新幹線建設促進同盟会」「羽越新幹線建設促進同盟会」が組織されてJRや国に働きかけを行っていますが、反応は今一つです。

秋田新幹線横手延伸
  場所 :JR奥羽本線大曲駅〜横手駅
  内容 :秋田新幹線を横手まで延伸させ、同駅でスイッチバックをするものです。
  情報 :https://ssp.kaigiroku.net/tenant/prefakita/SpMinuteView.html?council_id=865&schedule_id=10&minute_id=30&is_search=true
  近況 :平成25年に秋田県議会において議員から実現可能性について質問が出されましたが、知事は否定的です。

東能代駅スイッチバック
  場所 :JR奥羽本線東能代駅〜能代駅
  内容 :東能代駅で列車をスイッチバックさせ、秋田〜能代間を直通させようとするものです。
  情報 :https://www.hokuu.co.jp/?p=22139
  近況 :秋田の未来を創る協議会による発案です。

立ち消えとなった事業

秋田新幹線能代延伸
  場所 :JR奥羽本線秋田駅〜東能代駅
  内容 :秋田新幹線にフリーゲージトレインを導入し、改軌工事をすることなく、能代まで直通化を図ろうとするものです。
  近況 :平成7年に能代山本地域の自治体や経済団体などで構成する「秋田新幹線延伸早期実現能代山本期成同盟会」が結成され、国やJRに働きかけを行ってきましたが、実用化が見込めないとして、平成24年での活動休止が決まりました。

JR奥羽本線「あきた蕗仁井田駅(仮称)」設置
  場所 :JR奥羽本線秋田駅〜四ツ小屋駅間
  内容 :秋田駅〜四ツ小屋駅間に「あきた蕗仁井田駅(仮称)」を新設するものです。
  近況 :平成18年10月2日にJR東日本秋田支社が検討しているとの新聞記事が出ましたが、その後、何の動きもありません。

JR花輪線複線・電化
  場所 :JR花輪線全線
  内容 :昭和49年に「国鉄花輪線複線電化促進期成同盟会」が設立され、国鉄に対して花輪線の複線・電化を働きかけてきました。
  近況 :利用客の減少が著しく、存続自体が危うくなってきたことから、「JR東日本花輪線整備・利用促進期成同盟会」「花輪線利用促進協議会」と組織変更が行われ、整備促進から利用促進へ主眼が移っています。そのため、複線・電化の実現は、ほぼ絶望的となっています。

秋田臨海鉄道北線延伸
  場所 :秋田臨海鉄道北線秋田北港〜埠頭
  内容 :国土交通省が提唱した「シーアンドレール構想」により埠頭まで路線を延伸し、荷揚げした貨物を鉄道で輸送しようとするものです。
  近況 :何度か実証実験が行われましたが、想定していた北上線の貨物輸送が平成22年に廃止となり、北線も平成27年に休止されました。そして令和3年に秋田臨海鉄道そのものが廃止となり、構想は頓挫しました。

◆各区分は、次のとおりです。
  
進行中の事業具体的に事業が進行し、完了時期が明確になっている、または目処が示されているもの
計画・構想段階の事業★★★鉄道会社や行政機関が事業着手に向けて具体的に調査・研究を進めているが、着手または完了の時期が未定のもの
★★鉄道会社や行政機関の計画として発表されているが、事業着手に向けた動きが進んでいないもの
鉄道会社や行政機関の構想段階にとどまっているもの
任意団体や議員有志などによる要望・陳情にすぎないもの
立ち消えとなった事業正式に中止になってはいないが事実上頓挫した事業を含む
ダイヤ改正、商品販売、乗車イベントなどソフト面の事業は、対象外です。
情報の出所が不明なものや噂の域を出ないものは、掲載していません。
長期間進展がないか中止された路線計画については、「未成線」のページをご覧ください。

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