青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2013年11月>

(946) 青森市20世紀合唱史 その34
(947) 青森市20世紀合唱史 その35
(948) 青森市20世紀合唱史 その36
(949) 青森市20世紀合唱史 その37
 
(946) 青森市20世紀合唱史 その34 2013年11月 2日(土)
【 2000年12月31日現在 活動中の団体 その11】


 県立青森戸山高等学校音楽部


 本校は、昭和58年4月に開校した創立18年の歴史の新しい高校である。

 第1回入学生による音楽部は鈴木雅子教諭のもとに活動が開始された。部員数が少ないうえ勉強との両立が難しく、活動もままならなかったが、新設校としての新しい歴史を歩むべく高い理想を持って練習に励んだ。当時の活動状況は次のとおりである。

 昭和58年度高文連発表(混声四部合唱)、昭和59年度高文連発表(リコーダー・アンサンブル)、戸山高祭発表(リコーダー・アンサンブル、混声合唱)、昭和60年度高文連・戸山高祭発表(混声合唱)、昭和61年度津軽地区高校音楽祭参加、戸山高祭発表(リコーダー・アンサンブル、合唱と独唱)

 この後、残念ながら休部状態が続いたが、平成6年度、音楽担当教諭が現在の三浦むつみとなった4月、2・3年生の有志により活動が再開された。

 当時必修クラブに合唱があり、これに積極的に参加していた3年生が合唱の魅力を求めて少しずつ音楽部に入部し、6月の津軽地区高校音楽祭には17名で、女声合唱とバリトン独唱を発表することができた。7月の戸山高祭では、3年生はこれを最後に受験勉強に励むということで、部の練習にも熱が入り、音楽室において第1回の音楽部コンサートをおこなった。

 プログラムは合唱、独唱、ピアノ独奏、二重唱、四重唱、リコーダー・アンサンブルなど盛りだくさんなものであったが、少ない時間をやり繰りしながらの部員一同が感動を共有できた記念すべきコンサートとなった。

 このように平成6年度に活動を再開してからは、春の津軽地区高校音楽祭、7月の青森戸山高祭・音楽部コンサート、県高校合唱講習会、県高校総合文化祭に毎年参加し、平成7年度より上記に加え声楽アンサンブル・コンテストにも参加。平成8年度には「銀賞受賞」。平成12年度には県高文連合唱部による「第1回国際文化交流事業[英国遠征]」に参加した。顧問と生徒3名は県内6校の生徒(56名)・引率(8名)からなる

「The All Aomori High School Choir」の一員として7月1日シ〜7月10日キまでの10日間、イングランドのチェルトナムとウェールズのランゴーレンにおいて演奏会と青少年合唱部門コンペティション及びイーヴニング・コンサートに出演し、素晴らしい国際交流を体験して来た。このことは参加した生徒の心に掛け替えのない思い出として生涯残ることだろう。また、10月9日キに行われた青森県合唱連盟40周年記念「青森県合唱祭ミレニアム2000」にも参加の輪を広げ、顧問三浦むつみのもとで活動を続けている。



部員名簿


3年

 蠣崎寛和 松尾武 太田奈緒子
☆佐々木何好 佐藤恵美 澤田奈央 成田静香


2年

 宍戸勇 津島和浩 齋藤京子
 清藤法子 ◎棟方菜生 山谷真菜


1年

 里村渉 堀谷浩司 三上一平
 山田真二 吉田和史 大石ゆめ子 附田彩乃

(☆…旧部長 ◎…現部長)



(つづく)
 
(947) 青森市20世紀合唱史 その35 2013年11月 7日(木)
【 2000年12月31日現在 活動中の団体 その12】


 県立青森北高等学校音楽部


創立年

昭和20年代(第一期)〜昭和34年
昭和51年 (第二期)〜昭和55年
昭和58年 (第三期)〜現在


<プロフィール>

 学校史をひもといても、音楽部(声楽班)は記録に残っていないため(吹奏楽部は昭和27年発足・謡曲部は昭和35年発足)、古い音楽会等のプログラムから推察すると、1953年(昭和28年)の11月に開催された高等学校5周年記念演奏会に、青森第一高等学校合唱部として参加し、男声合唱を披露している。青森北高(市立から県立へ移行)では、音楽部は器楽が主流であった。

 1976年(昭和51年)青森市民混声合唱団より男声パート募集が学校へきて、10名前後が集まり毎日昼休みと放課後に練習をするなかから、部活動にしようという声が上り音楽部声楽班として設立された。そして、合同音楽祭や文化祭・入学式等学校行事を中心に活動していくことになる。

 1978年(昭和53年)初めて全日本合唱コンクール青森県大会に出場する。その後、主力メンバーの卒業と野村正憲先生の転出にともない1981年(昭和56年)頃、活動停止となる。1983年(昭和58年)三浦むつみ先生の転入と同時に、吹奏楽部のメンバーの二重加入で声楽班を再建した。1984年(昭和59年)高文連において、青森北高男声合唱としての最後の演奏を披露、青森市立第一高校・青森北高男声合唱の歴史に幕を下ろした。今現在は、混声合唱として活動し、高文連合唱部主催の津軽地区高校音楽祭や高総文合唱部門等に参加している。


●成  績

平成6年度
第3回青森県声楽アンサンブルコンテスト・銀賞

平成7年度
全日本合唱コンクール青森県大会・銅賞
第4回青森県声楽アンサンブルコンテスト・銅賞

平成9年度
全日本合唱コンクール青森県大会・銅賞
NHK全国学校音楽コンクール青森県大会・銅賞

平成11年度
NHK全国学校音楽コンクール青森県大会・銀賞



●青森北高校音楽部員

〈ソプラノ〉
加賀谷玲奈 山日さやか

〈アルト〉
金子佳美 植村悠乃 坂本百合子

〈テノール〉
小中玄徳 葛西啓生

〈バ ス〉
坂本卓彌 黒岡新太



 21世紀への言葉

 私たち青森北高の音楽部は人数こそ少ないですが、みんなコーラスの大好きな人たちばかりです。「唇にメロディーを、心にハーモニーを持とう」を合言葉に、21世紀も合唱を続けていきたいと願っています。



(つづく)
 
(948) 青森市20世紀合唱史 その36 2013年11月17日(日)
【 2000年12月31日現在 活動中の団体 その13】


ミズ・ピンク


設立平成 10年10月
練習会場 青森銀行浜館支店会議室
練習日時 第2・4金曜日
     午後1時30分〜2時30分まで

指導者 牧純子
代表世話人 小笠原栄子



メンバー

ソプラノ
木村裕子 小島友子 沢木矩田文子


 プロフィール

 歌う事が好きな主婦4人が集まり、指導を牧先生にお願いして、平成10年に練習をスタートしました。11年には2人の新メンバーも加わり、和気あいあいとコーラスを楽しんでいます。12年の春からは、青森銀行浜館支店のご厚意から会議室をお借りして、練習をしています。秋には4人の応援を得て、浜館地区の敬老会に出演し、発表の場を持つ事が出来ました。


 21世紀へのメッセージ

 少人数のグループですが、何とかメンバーを増やしていきたいと思っています。これからも、歌に親しみ、ゴスペルなど色々な歌に恐れる事無くチャレンジし、コーラスの「輪」を地域の中で広げていきたいと考えています。



(つづく)
 
(949) 青森市20世紀合唱史 その37 2013年11月22日(金)
【 2000年12月31日現在 活動中の団体 その14】


油川市民センター 油川楽しいコーラス



◎創立   / 1998年6月
◎練習会場 / 油川市民センター
◎練習日  / 毎月第1・3月曜日
        10:00〜11:30



【合唱団プロフィール】


 1997年6月、油川市民センターのカルチャー・スクールの一環として始まる。最初は少人数であったが徐々に友人、知人の輪が広がり、1年後カルチャー・スクール終了目前にもっと続けたいという声が高まりサークル結成の運びとなる。

 年令層も幅広く(30代〜70代)唄だけでなく人生を歩んで行くうえで仲間のアドバイスを受けたり刺激しあったりと特典がいっぱいのサークルである。発表の場として油川市民センター祭、センター主催の教室の入学式、卒業式などがある。



【常任指揮者】
 牧 純子


【登録メンバー】

☆ソプラノ
   田中愛子 三上トミ 前田俊子 鶴谷良子
   名古屋美代子 佐々木恵子 佐藤美喜子 高杉啓子
   木村静江 柿崎礼子 田村千賀子


☆メゾソプラノ
   舘田久美子 大谷とし 岩間勝子 山田喜栄子
   小野幸子


☆アルト
   長尾美加子 和島朝子 村元エチ 十文字良子
   小笠原栄子 岩崎千恵子



【21世紀へのメッセージ】

 懐かしい曲、新しい曲とチャレンジ精神の旺盛な仲間とともにまずは地域にアンテナを張り巡らしたい。




(つづく)


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