青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2015年12月>

(1033)青森県の祭り・行事 その57
(1034)青森県の祭り・行事 その58
(1035)青森県の祭り・行事 その59
(1036)青森県の祭り・行事 その60
 
(1033)青森県の祭り・行事 その57 2015年12月 3日(木)
【祭り・行事の名称】

 権現様回し



【調査地区名】

 一本木村



【所在地】

 東津軽郡今別町大泊



【実施日】

 1月2日



【実施主体】

 大泊壮年会(以前:青年団)



【中心になる場所】

 今別町大泊地区内



【祭り・行事の概要】

 権現様の門付けは午前8時から11時頃まで、ムラ内の各家を回る。
 かつては家の中に入り、台所などで祓い浄めをしたものだが、今は玄関に入るだけとなっている。
 青年団の主催する行事だったが、現在は壮年会が行事を担っている。



(つづく)
 
(1034)青森県の祭り・行事 その58 2015年12月14日(月)
【祭り・行事の名称】

 お山参詣



【調査地区名】

 蓬田村



【所在地】

 東津軽郡蓬田村蓬田



【実施日】

 旧8月1日



【実施主体】

 村(以前:青年団)



【中心になる場所】

 蓬田村蓬田地区〜岩木山



【祭り・行事の概要】

 その年の作柄を見て、岩木山へのムラ参りを決めたら、参加者(男性)は集会場で約1週間前から、水垢離をとって泊まり込んだ。
 出発当日は神社に集まり、午前9時頃に餅・スイカ・マカ(マクワウリ)などの供物を持ち、幣束を先頭に、お山参りの衣装で、高齢者は黒紋付で出発した。
 中沢まで歩き、かつては馬車で行った。百沢に泊まり、午前1時に起きてお山をかけた。
 帰りは、弘前に泊まり、中沢まで来ると、家人が持ってきてくれた赤襦袢に着替え、岩木山から買ってきたメンコ(面)をかぶり、踊りながら道筋の神社に礼拝し、ムラを一回りして帰った。


(つづく)
 
(1035)青森県の祭り・行事 その59 2015年12月19日(土)
【祭り・行事の名称】

 権現様



【調査地区名】

 蓬田村



【所在地】

 東津軽郡蓬田村



【実施日】

 1月5日、8月16日



【実施主体】

 村(自治会)



【中心になる場所】

 蓬田村地区内・蓬田八幡宮



【祭り・行事の概要】

 権現様の頭は1体で、八幡宮に納められ、正月と盆の年2回、ムラを門付けする。
 一行は太夫(神職)役と権現様、太鼓、笛、ジャガジャガである。太夫役が幣束を持ち、先導した。
 権現様は、幕の内にカシラフリ、胴体、足の計5人が入り、外にシッポフリがついた。各家では、米4合が入った重箱と賽銭を出す。
 新築した家では予め祈祷を依頼し、家の中に酒と塩をまき、鯛を用意した。不幸のあった家には門付けしない。盆の16日でも墓所には寄らなかった。
 家ごとに権現様の歯打ち、頭かじり、虎の舞をした。



(つづく)
 
(1036)青森県の祭り・行事 その60 2015年12月29日(火)
【祭り・行事の名称】

 神迎え



【調査地区名】

 平舘村



【所在地】

 東津軽郡平舘村平舘(現外ヶ浜町)



【実施日】

 旧10月29日



【実施主体】

 平舘青年団



【中心になる場所】

 外ヶ浜町平舘 平舘神社



【祭り・行事の概要】

 この行事は、神無月(旧暦10月)に神社を明けて出雲に行っていた神を迎えるという意味で行われている。
 行事の1週間前から、青年団は餅をついたり、平舘神社を掃除したりする。
 旧暦10月29日の夕方、神社に青年団、氏子役員、集落役員が集まる。女性は参加してはいけない。午後6時まで、青年団は祝詞を奉上する。その後、拝殿にて皆で飲み食いする。深夜12時までもう一度青年団が祝詞を奉上する。



(つづく)


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