青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2016年2月>

(1041)青森県の祭り・行事 その65
(1042)青森県の祭り・行事 その66
(1043)青森県の祭り・行事 その67
(1044)青森県の祭り・行事 その68
 
(1041)青森県の祭り・行事 その65 2016年 2月 3日(水)
【祭り・行事の名称】

 馬市まつり



【調査地区名】

 木造村



【所在地】

 つがる市木造



【実施日】

 8月下旬から9月上旬



【実施主体】

 つがる市



【中心になる場所】

 つがる市木造 松原広場、木造中学校グラウンド



【祭り・行事の概要】

 明治36年(1903)、西部産馬組合が松原で馬のせりを初め、人出を目当てに露店が並ぶようになった。
 今は馬市まつりとして8月下旬から9月上旬にかけて数日間行われている。
 松原広場は舞台が作られ、民謡、手踊り、登山囃子など郷土芸能が上演される。
 最終日には馬ネブタがトラックに乗せられ婦人達による弥三郎踊りと共に町を練り歩く。
 夜は中学校グラウンドで火祭りが行われ、馬ネブタが焼かれる。
 馬市と名称は残しているが内容は著しく変容している。



(つづく)
 
(1042)青森県の祭り・行事 その66 2016年 2月16日(火)
【祭り・行事の名称】

 十和田様



【調査地区名】

 木造村



【所在地】

 つがる市木造藤岡



【実施日】

 6月第3土曜日 旧4月19日



【実施主体】

 松原十和田神社講中



【中心になる場所】

 つがる市木造松原広場



【祭り・行事の概要】

 江戸中期、修験者が旅籠屋に残した籠に乗る嫗の木彫りが神体という。龍神が夢枕に立ち、松原の池に祀れというので祠を作って祀ったといわれている。
 今は三新田神社の菅井清彦宮司による祭事を行ったあと町内の老人達のお楽しみ会となっている。以前はゲームなどが中心だったが今はゲストによる笛、手品などのアトラクションだけである。その後招待客を交えて松原集会所で会食をしている。また元旦には初詣りを行うが、地元の人が三新田神社に帰りに寄る程度である。
 高齢化が進み、継続がむずかしくなっている。



(つづく)
 
(1043)青森県の祭り・行事 その67 2016年 2月22日(月)
【祭り・行事の名称】

 水虎様の宵宮



【調査地区名】

 木造村



【所在地】

 つがる市木造千年



【実施日】

 7月20日



【実施主体】

 水虎様講中



【中心になる場所】

 つがる市木造千年、水虎様祠の周辺



【祭り・行事の概要】

 朝早くからノボリが立てられる。祠の前に祭壇が供えられ、実相寺の住職によりで祈祷が行われ、水難除けの護符が配られる。周辺には夜店が立ち並び賑わう。現在は三新田まつりがこれに合わせて行われるようになり、祠の前のカッパ公園の前を流れる古田川で灯籠流しも行われる。これは昭和40年代からである。講中は現在9名、祠を建立した小田原家によって守られている。



(つづく)
 
(1044)青森県の祭り・行事 その68 2016年 2月28日(日)
【祭り・行事の名称】

 ネブタまつり



【調査地区名】

 木造村



【所在地】

 つがる市木造



【実施日】

 7月29〜31日



【実施主体】

 木造町商工会



【中心になる場所】

 つがる市市街地



【祭り・行事の概要】

 以前は町内会単位に出陣していたが、少子化、高齢化により難しくなってきており、有志によるものが多くなっている。
 平成16年の場合
 29日夜 商工会前広場で出陣式。9名が参加、太鼓の競演、審査会、表彰式
 30、31日夜 市内を合同運行。


(つづく)


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