(1061)青森県の祭り・行事 その85 |
2016年 7月18日(月) |
【祭り・行事の名称】
黒崎鹿島祭り
【調査地区名】
岩崎村2
【所在地】
西津軽郡深浦町黒崎
【実施日】
7月6日
【実施主体】
黒崎鹿島舟保存会
【中心になる場所】
深浦町黒崎 旧保育所、神社
【祭り・行事の概要】
鹿島舟が行われるのは産土神の前日、7月6日に大体、大間越と同じであるが、太刀棒は流さず色紙で作った飾りだけを流す。
太刀の先は刀、大間越は矛、松神は薙刀。神社でお祓いを受けた後、1人の先達の後を若者の踊りが続き、笛、太鼓で地区内を練り歩き、あらかじめ決められた家で舟を家の中へ入れ、明かりを灯し拝む。茶菓子、酒肴をいただく。回り終わると浜へ出て「舟流し」を行う。
(つづく)
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(1062)青森県の祭り・行事 その86 |
2016年 7月19日(火) |
【祭り・行事の名称】
松神の鹿島舟
【調査地区名】
岩崎村2
【所在地】
西津軽郡深浦町松神
【実施日】
7月3日
【実施主体】
松神鹿島祭保存会
【中心になる場所】
深浦町松神
【祭り・行事の概要】
戦前は集落全体の田植えが終了した頃を見計らって6月半ばに行われていたが、現在は7月3日の集落の武甕槌神社の祭日に行われる。
東日本各地に伝えられる鹿島祭の1つで岩崎村の鹿島祭は分布としては最北のものである。
御幣持ち「船頭」などと称される者が先頭に立ち、2人1組の太刀振り(10対前後)が続く。七体の桑の木で作った人形を載せた鹿島舟が台車に乗せられて引かれ、太鼓と笛が末尾に登場する。
村内役員宅に舟を入れ茶菓子、酒肴で休み、回り終わると浜に出て「流し太鼓」の速いテンポで船出の緊張が表現される。
(つづく)
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(1063)青森県の祭り・行事 その87 |
2016年 7月22日(金) |
【祭り・行事の名称】
大間越鹿島祭り
【調査地区名】
岩崎村2
【所在地】
西津軽郡深浦町大間越
【実施日】
6月12日−6月第2土曜日
【実施主体】
郷土芸能保存会
【中心になる場所】
深浦町大間越 地区集会所
【祭り・行事の概要】
祭りは田植えが終わった後に行われる「虫追い」や「悪霊退散」、「豊漁祈願」のための行事です。「先振り」「船頭」などと称する先導者達が「御幣」を持って先頭に立ち、次に20人前後の太刀振りが続く。その後に7体の桑の木で作った人形を乗せた鹿島舟が担がれ、太鼓と笛が末尾に続く。
(つづく)
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