青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2017年9月>

(1112)青森県の祭り・行事 その136
(1113)青森県の祭り・行事 その137
(1114)青森県の祭り・行事 その138
(1115)青森県の祭り・行事 その139
 
(1112)青森県の祭り・行事 その136 2017年 9月30日(土)
【祭り・行事の名称】

 トシナ奉納



【調査地区名】

 清水村



【所在地】

 弘前市大字小沢



【実施日】

 旧正月の初午



【実施主体】

 氏子・部落員全体



【中心になる場所】

 弘前市小沢 稲荷神社



【祭り・行事の概要】

 三つの神社 稲荷神社(野元)、白蛇神社(坂本)、広野神社(小沢)で毎年行っている。縄をなって、組み合わせて、鳥居にかける。
 総代が代表して、氏子達が行う。部落全体に声をかける。前日までに材料を揃えておいて、当日作って奉納する。平成16年度は2月4日実施。縄は購入したものを使用。当日、町会の役員12、3名で注連縄を作製。例年よりは簡略にした。



(つづく)
 
(1113)青森県の祭り・行事 その137 2017年 9月30日(土)
【祭り・行事の名称】

 百万遍



【調査地区名】

 清水村



【所在地】

 春彼岸、秋彼岸



【実施日】

 春彼岸、秋彼岸



【実施主体】

 特に決まっていない



【中心になる場所】

 弘前市坂本 村々の入口、集会所



【祭り・行事の概要】

 朝早く祠にお参りをして、地蔵様へ果物、お菓子等の供物を供える。講中の宿に保管してある数珠と鉦を持って、夕方、鉦を合図に年配の女性達が集まる。祠の前でナミアミダブツと唱えながら、数珠廻しをする。
 親玉は阿弥陀様になっているといい、親玉がめぐってくると一礼する。地蔵様の前で40回、神様の前で30回集会所で30回、廻す。桐でつくられた数珠。通夜でも行う。



(つづく)
 
(1114)青森県の祭り・行事 その138 2017年 9月30日(土)
【祭り・行事の名称】

 盆の迎え火と送り火



【調査地区名】

 清水村



【所在地】

 弘前市大字小沢



【実施日】

 特に決まっていない



【実施主体】

 特に決まっていない



【中心になる場所】

 弘前市小沢



【祭り・行事の概要】

 盆の迎え火と送り火を各家の門口で行う。ほぼ全戸で行っている。墓では火を焚かない。



(つづく)
 
(1115)青森県の祭り・行事 その139 2017年 9月30日(土)
【祭り・行事の名称】

 久渡寺のオシラ講



【調査地区名】

 清水村



【所在地】

 弘前市大字坂元字山元



【実施日】

 5月15日〜16日(変更前:旧4月)



【実施主体】

 特に決まっていない



【中心になる場所】

 弘前市坂元字山元 久渡寺本堂



【祭り・行事の概要】

 15日(前夜祭) 15日から泊まり込む人もある。
 16日多くの参詣者が集う。本堂でオシラサマのオセンダクに印を捺してもらい、毎年位を一つずつあげてもらう。オシラサマを内陣に祀る。祈祷が行われ、護摩が焚かれる。人々は内陣を回り、願い事を書いた千木を投げ入れる。大幣でオシラサマや集まった人々を清める。住職が退場し、イタコが御詠歌やオシラ祭文を唱え、作物占いをする。その後仲間どうしで会食する。法要の時には寺内でイタコによる口寄せも行われる。



(つづく)


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