青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2019年8月>

(1204)青森県の祭り・行事 その228
(1205)青森県の祭り・行事 その229
(1206)青森県の祭り・行事 その230
(1207)青森県の祭り・行事 その231
 
(1204)青森県の祭り・行事 その228 2019年 8月 5日(月)
【祭り・行事の名称】

 地蔵様のヨミヤ



【調査地区名】

 黒石町



【所在地】

 黒石市後大工町



【実施日】

 7月23〜24日



【実施主体】

 後大工町の中高年の女性



【中心になる場所】

 黒石市後大工町 後大工町の地蔵尊のお堂、後大工町内



【祭り・行事の概要】

 毎年4月になると地蔵様の位を上げてもらうために、旧岩木町の橋雲寺に行っていたが、現在は黒石の地蔵院に行く。大工町の地蔵様は男女、夫婦の地蔵様といわれており、夏・冬に衣替えをしている。
 7月23日はヨミヤであるが、この前後2、3日間、百万遍を行う。このとき、村はずれの3ヶ所に稲荷神社のお札をもらってきて立てる。以前は子供を連れて町内をまわっていたが、現在携わっている人は7、8人程度となっている。


(つづく)
 
(1205)青森県の祭り・行事 その229 2019年 8月 5日(月)
【祭り・行事の名称】

 黒石ねぷた



【調査地区名】

 黒石町



【所在地】

 黒石市市ノ町



【実施日】

 7月30日〜8月5日



【実施主体】

 黒石市内及び近隣の町内会、ねぷた会など



【中心になる場所】

 黒石市市ノ町 市街地



【祭り・行事の概要】

 黒石ねぷたは人形ねぷたと扇ねぷたの両方が共存している。人形ねぷたの構造は5段からなる高覧上に人形の本体を載せ、さらに見送り絵がついている。黒石市内の各町内会をはじめ田舎館・尾上など近隣の地域からのねぷた参加があるが、子供達が中心となる合同運行は、平成17年でちょうど50回目に当たる。
 なお、合同運行の参加条件として人形ねぷたであることがあげられており、その場合、奨励金が授与される。定期的に子供達を中心としたはやし講習会が行われる。


(つづく)
 
(1206)青森県の祭り・行事 その230 2019年 8月 5日(月)
【祭り・行事の名称】

 旧正マッコ市



【調査地区名】

 黒石ねぷた



【所在地】

 黒石市横町、市ノ町ほか



【実施日】

 2月第1日曜日(変更前:旧正月第1日曜日)



【実施主体】

 黒石商店街協同組合



【中心になる場所】

 黒石市商店街(横町、市ノ町、上町、一番町他)及び郊外



【祭り・行事の概要】

 マッコ市は黒石市街の商店街を中心に行われる行事で買い物をするとその金額に応じた景品がもらえる。現在では2月の第1日曜日に朝4時30分頃からミカンまきや抽選会、即売会、登山ばやしなどがに行われる。
 黒石市外から大勢の買い物客が訪れている。黒石市に住む人は大きな買い物をするときにはマッコ市まで財布を引き締めておき、マッコ市にまとめ買いすることが多い。


(つづく)
 
(1207)青森県の祭り・行事 その231 2019年 8月 5日(月)
【祭り・行事の名称】

 百万遍



【調査地区名】

 中郷村



【所在地】

 黒石市上目内沢・下目内沢



【実施日】

 春彼岸



【実施主体】

 上目内沢・下目内沢地区の中高年の女性



【中心になる場所】

 黒石市上目内沢・下目内沢地区内



【祭り・行事の概要】

 春彼岸の1週間、毎日昼頃に村のはずれ、十文字、地蔵堂の前で数珠をまわす。上目内沢と下目内沢の中高年以上の女性たちが合同で行うことになっている。最後に上目内沢にある地蔵様のお堂に集まり、地蔵様に供えた食べ物をいただき、皆で話をして解散となる。この数珠を背負って歩くと守られるといい、毎年春彼岸には、旧岩木町の橋雲寺に数珠の位を上げてもらいに行く。


(つづく)


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