青森県音楽資料保存協会

事務局日記バックナンバー

<2019年9月>

(1208)青森県の祭り・行事 その232
(1209)青森県の祭り・行事 その233
(1210)青森県の祭り・行事 その234
(1211)青森県の祭り・行事 その235
 
(1208)青森県の祭り・行事 その232 2019年 9月 2日(月)
【祭り・行事の名称】

 百万遍



【調査地区名】

 中郷村



【所在地】

 黒石市西馬場尻字派村



【実施日】

 春彼岸・秋彼岸



【実施主体】

 派村地区内の中高年の女性



【中心になる場所】

 黒石市西馬場尻字派村 派村地区及び地区にある地蔵様のお堂



【祭り・行事の概要】

 春・秋彼岸の1週間、昼頃から数珠をまわして地区内を1周し、最後に地蔵様の所に行ってまわす。

 毎年春頃、旧岩木町の愛宕様橋雲寺に数珠の位を上げてもらいに行っている。

 この数珠はもともと派村の対馬という家のものであったが、引っ越す際に寄付していったものだという。彼岸の他に派村地区内で亡くなった人が出た時、亡くなって6日目の晩に皆でその家に行って数珠をまわしている。


(つづく)
 
(1209)青森県の祭り・行事 その233 2019年 9月 2日(月)
【祭り・行事の名称】

 百万遍



【調査地区名】

 中郷村



【所在地】

 黒石市小屋敷



【実施日】

 春彼岸・秋彼岸



【実施主体】

 小屋敷地区内の中高年の女性



【中心になる場所】

 黒石市小屋敷地区内・同地区の地蔵様のお堂



【祭り・行事の概要】

 春・秋彼岸の1週間、小屋敷地区のはずれ、角などで数珠をまわし、交通事故などのないように祈る。

 主体となるのは百万遍の会に入っている中高年の女性であるが、高齢者も多く、数珠が重いものなのでカートに入れて数珠をまわす場所まで移動している。時間帯は午後1時〜2時の1時間ほどで10人ぐらいで行っている。

 百万遍の会の維持費は町会から集め、6万円くらいの予算でまかなっている。


(つづく)
 
(1210)青森県の祭り・行事 その234 2019年 9月 2日(月)
【祭り・行事の名称】

 地蔵様のヨミヤ



【調査地区名】

 中郷村



【所在地】

 黒石市黒石



【実施日】

 7月23〜24日



【実施主体】

 黒石地区内の中高年の女性



【中心になる場所】

 黒石市黒石地区内にある身代わり地蔵のお堂



【祭り・行事の概要】

 毎年4月になると旧岩木町の愛宕様橋雲寺に行って、数珠に焼印を押してもらって拝んでもらう。地蔵様のヨミヤに当たる7月23、24日は天気の良い場合、カネをたたきながら町内をまわり数珠をまわす。春・秋彼岸、盆の1週間も数珠まわしをして町内をまわり米やお供え物、などをいただく。

 現在行事の中心となっているのは山田かつ氏で、数珠も同氏宅に保管している。7月23日のヨミヤには地蔵様にお供えをし、町内の人を呼んで皆でいただく。この地蔵様は身代わり地蔵といわれ男と女の2体である。夏は浴衣に着替える。子供が病気をしたときに地蔵様の着たものを着せると治るといわれる。


(つづく)
 
(1211)青森県の祭り・行事 その235 2019年 9月 2日(月)
【祭り・行事の名称】

 地蔵様のヨミヤ



【調査地区名】

 中郷村



【所在地】

 黒石市上目内沢



【実施日】

 7月23日



【実施主体】

 上目内沢町会



【中心になる場所】

 黒石市上目内沢地区にある地蔵様のお堂



【祭り・行事の概要】

 7月23日は上目内沢にある地蔵様のヨミヤが行われる。上目内沢町内会で2軒ずつ当番を決めていって、その当番に当たった人は、ヨミヤの日に地蔵様にごちそうを供える。町内会の人が多く集まってきて、皆でお参りしたあと、御馳走を食べたり、飲んだりして楽しく過ごす。
 翌日にはカグラがあり、この日も皆でご馳走を食べたり、飲んだりして楽しく過ごす。



(つづく)


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