かわらばんNo.11号

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2005年9月25日、記録:25m自由形13.98-1位

平成17年度新宿区民水泳大会の表彰式にて[1位]

2007年 8月 1日

『 人生の幕を降ろす時期 』

日本は昭和22年頃の平均寿命は50歳である。世界を見ると現在でも平均寿命が50歳以下の国は多くある、南アフリカの方ではほとんどの国がそうであり、先進国のみが平均寿命を伸ばしている。特に日本は一番長寿国であり、それと比較すると、人生52年は短いような気がする。

しかしながら、人生は長い方が良いのか、短い方が良いのかは分らない。地球上に誕生し、乳幼児期、子供の時期、そして大人の時期を迎え、そこで何をしたかであると思う。年齢を重ねるよりも何をして来たかで本人の満足度が決ると思う。その満足感があれば、人生の幕を引く時期はいつでも良いのではないか!ただ乳幼児、子供の時期に何らかの事故等で亡くなるのは残念無念であろう。

私の住んでいる近所でも90歳以上の人が何人かいる、しかしほとんどの人が老人ホームに入っており、年に数回帰って来るが、会っても私が誰だか認識が出来ない。同期生の両親も最近会っていないと思ったら、二人とも老人ホームに行っているとの事。

もし老人ホームに行く事が出来なかったら、家族がいなく面倒を見る人がいなかったら、どうなるのだろう?これからは核家族化が進んで行く、いやな響きであるが“孤独死”?

健康で人の世話にならず生活が出来る寿命はそんなに長寿ではないように思う!自分の満足度が良い人生かどうかを決めるとすれば、体力、知力、気力等が落ち始める、昔の定年であった55歳位がベストの人生かも。もし現在55歳で人生の幕を閉じるとすると、周りの人は悲しみ、惜しまれつつ幕が引けるかもしれない。それが良いのかどうかは分らないが!

四ッ谷遊泳塾のメンバーで2005年5月15日に人生の幕を引き四ッ谷遊泳塾を卒業して行った川辺さんが55歳であった。現在の55歳は働き盛りであり、残された家族の方は大変であったろう!

2007年7月30日未明の0時25分梅本さんがメンバーとして2人目であるが、卒業をしてしまった。最後のお別れとなる、8月1日に会ったら、名前が宝蓮勇達信士、52歳(数え年)となっていた。だいぶ日焼けをしたのか健康色であった、ただ下唇に切り傷があり、自分で歯を食いしばって苦しさをこらえていたのかな?辛かったのであろう。でも、もしかしたら卒業をしたくないと、ガンバッテいたのかもしれない。

梅本さんは古式泳法をやっていて、競泳を本格的に始めたのは四ッ谷に来てからの様に聞いている、しかしながら持ち前の努力でみるみるうちに早くなり、皆さんの手本となる様にまで上達した。書道も上手く何人かに指導をしていた。何事も他の人より努力家であり上達が早かった。だからと言って人生までも早く幕を閉じる事をしなくても、もっと楽しめば良かったのに!非常に残念だ!

勝手な判断であるが、きっと本人は自分の人生に満足をしていたかもしれない、そのように感じる。今度会ったら聞いてみたい。

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