2007年11月18日
ラジオの実況中継をイヤホーンで聞きながら選手が来るのを待っていたら、14:15先導車が来た。続いて14:18にパトカー、そしてタイム表示カー、テレビ中継車と野口みずき選手が14:20に通過した。2台目のタイム表示カーが14:27に通過した。
通過した後、自転車で追いかけて行ったが、四谷見附の交差点で動けなくなった、道路が渡れない。新宿方面から来た一台のベンツが迎賓館の方へ曲がろうと強引に突っ込んで行こうとしている、係りの人が迂回するように誘導しているが一向に言う事を聞かない、マラソンコースのロープに自動車の頭をくっつけた状態でにらめっこをしている。5分位たった時に迎賓館の方に渡れたが自動車はまだそのまま。急いで国立競技場の方に行ったが混んでいて思うように進まない。
暫らく国立競技場入口で応援をしていたら、いろいろな人が走っていたのが分かった。伴走者と一緒に走っている組が、見ている間でも3組がゴールに向かって行った。沿道の声援に手を振って応えて笑顔で入口に入って行った人、今にも死にそうな顔をして行った人、ひょうきんな人もいる。疲れきって走って来たのか競技場入口前で転倒して起き上がれない人がいた、係りの人がすぐに来たが手を貸す事が出来ず、無線で本部と連絡をしている、その会話を聞くと本人はゴールまで走ると言っているらしい、少し休んでからゆっくり立ち上がり、沿道の声援に後押しされ少しずつ走り始めた。後でゼッケンNoを確認したらゴールはした模様であり良かった。表情は百人百様であるが、みんなマラソンが好きなのだ!“スポーツを愛している人達の顔は素晴らしい”
東京国際女子マラソン大会は来年の第30回大会で終るらしい。東京都からの要請で、東京マラソンがスタートして、大きなマラソン大会が年に2回は交通規制をする警察関係者も大変であるとの事、等で東京マラソンの一本化で進める模様である。ところで四谷見附にいた強引なベンツはその後どうなったのかな?