滝めぐり

アシリベツの滝 訪問記 「日本滝百選の一つ」

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右側にアシリベツの滝(雄滝)、左側に無名の滝(雌滝)がある。
滝壺には多くの岩で埋まりそこにぶつかって落ちる水の音が凄い。


2010年 6月23日(水)



“アシリベツの滝”は、国営滝野すずらん丘陵公園(北海道札幌市南区滝野247)の中にある。この公園は広いので十分調べて行く必要がある。滝が公園内には“アシリベツの滝”“不老の滝”“白帆の滝”“鱒見の滝”の4ヶ所あるが、アシリベツの滝が日本の滝百選に選ばれている。今回は時間の関係で“白帆の滝”は行かなかった。



2010年6月23日11:00頃、地下鉄南北線札幌駅を出て、終点の真駒内駅まで行く(約20分)。真駒内駅前から中央バスですずらん公園東口行きに乗車して終点の手前にある渓流口で下車(約30分、430円)、当日は曇り、黒い雲が低く今にも雨が降りそうであった。

公園の渓流口案内板 アシリベツの滝までの案内板

(左)公園の渓流口案内板

(右)アシリベツの滝までの案内板



バスを降りるとアシリベツの滝の案内板があった、約1.1Kmとの事。案内板に従って歩き始めるとすぐ右側に滝野公園案内所があったので寄って見た、公園の地図をもらい厚別川に沿って滝方面に歩き始めた。この公園には有料エリアと無料エリアがある。滝は無料エリアにあるので有料エリアに入る必要がない。


屋外でも焼き肉を楽しめる 橋を渡るとその先は行き止まり 滝壺を埋め盛上がった岩の山

(左)焼き肉ガーデンの前で道が分れる

(中)朱色の橋と滝が見えてきた

(右)落石による岩の山



しばらく歩くと釣堀があり反対側には焼き肉ガーデン「あしりべつ」がある。そこからアシリベツの滝と不老の滝方面に道が別れ、大きな看板には、アシリベツの滝まで400mと書いてある。整備された若干の登り道を歩くと前方に朱色の橋が見えて、その向こうに落差26mの滝が見えてきた。パンフレットには落差26mとなっているが、滝の前に書いてある周知版には落差30mと書いてある。滝壺に大きな岩が盛り上がり当初は30mあったと思われるが、落石等で落差が26mになったものと思われる、しかしうるさいおじさんからすると、どちらかを修正すべきだと思われる。



うっそうとした森の中に流れる神秘的な滝 周知版には落差30mと書いてある 岩がつるつるで美しい

(左)不老の滝

(中)アシリベツの滝前にある周知版

(右)鱒見の滝



豪快の滝にしばし見とれてから、焼き肉ガーデンの所まで戻った。そこから不老の滝方面に向かう(看板には300mと書いてある)。小さな川を3〜4回程渡り登って行くと、道の先が柵で行き止まりとなる、どこに滝があるのか分らなかった。良く見ると左奥の方に湧水が流れる様に流れていた、多分これが不老の滝であろうと判断。案内板等が見当たらない。

すぐに引き返して、滝野公園案内書まで来てアシリベツの滝の落差に付いて、パンフレットの26mなのか、デジカメで撮った周知版の30mを見せてどちらが正しいのか聞いてみた。回答は至急調べて見るとの事であった。そこから鱒見の滝に向かって歩く事にした。

道は整備され歩きやすい一本道である、30分以上歩いたかと思われるが疲れた。途中緑がいっぱいある中を歩いて行くが、虫が多く身体の周りをまとわりつき、虫を嫌がる人には向かない。そんな中鱒見の滝がやっと現れた、結構立派な滝である。滝幅20m、落差18mであり、岩肌が優美である。川を遡上してきた鱒が滝を見上げたという伝説から「鱒見の滝」と呼ばれている。周知版より。



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