2005年 3月25日 No.02号
2005年3月25日(金) 「雪の大地」
ベッドのベルが無常にも私をたたき起こす。時間は8時半だがまだすごく眠い、昨夜寝たのが今朝3時半過ぎの為である。昨夜はサラリーマン時代に大変お世話になった、北海道元工場長と主任と砂川駅前にある懐かしいスナックで結局午前1時過ぎまで飲んでいた、その後ホテルに戻りメールの処理をしていたら午前3時過ぎになってしまった。
窓のカーテンを開けたら昨日は考えられなかった粉雪が舞っているではないか、傘はいらないが足元が大変だ。今日は留萌本線の終着駅、増毛駅まで行く予定である。
途中、恵比島駅に停車した、ここはNHK朝の連続テレビ小説「すずらん」のロケ地であり、「明日萌(あしもい)駅」として表示してあった。列車からしか見えなかったが待合室に一人の女性が見えた、何で居るのだろうと思ったが、帰りに見た時も同じ格好でいたので、もしかしたら人形かも?今回は時間の関係で降りて見られないが、いずれ確認をしたい。
留萌駅から終着駅の増毛駅までは海岸線をひたすら驀進する。30分位で増毛駅に着くが、着く直前で保線区の人達が大勢で監視をしているところに来た。そう言えば深川駅を出る時から運転手の横に監視員が同乗して見ているのは何でかな?と思っていたが、どうやら2日前に雪の塊が線路に落ちてきて、そこへ列車が突っ込み大混乱をした、という話を昨日スナックで元工場長が話していた事を思い出した。今年は雪が例年にない多さで道産子もおどろいていた、雪かきが大変だと嘆いている。
助走をして増毛駅に着く、早速車止めの写真を撮るが、ここも雪に埋もれていた。駅舎はだいぶ前になるが2回程来ている、掃除はされてなく、荒れ放題の汚い駅舎であったが、朝連の関係か、今はきれいに改装されていた。