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満開の桜

2006年 4月 1日 No.10号

『新しい人生のスタートをする時』

桜が満開になると、小学校の校庭にあった二宮尊徳像と桜の満開を思い出す。日本ではちょうどこの時期に入学式も入社式も行われる。

昨年の4月1日に何十年ぶりかで入社式に出席をした。定年退職をした後一年間遊び再就職をした公園協会。日比谷公園で入社式を行ったが、そこに咲いていた桜が満開で素晴らしかった、午後には光が丘公園に行ったが、そこも桜が満開で小学校の入学式の日を思い出してしまった。

光が丘公園の桜 小学校を入る時、自分の将来は可能性が無限大であるが、中学、高校、大学へと進むにつれて、自分の専門が文系か理系に、そして更に専門分野へと狭められて行く。社会人になると更に専門分野を深く進むが、桜が満開の時期にはその岐路に立たされる事が多い。

社会人は毎年多くの人が、この時期に転勤をする事がある。以前の会社で友人がやはり転勤になり、前から付き合っていた彼女とすぐ結婚をしてしまった。遠距離恋愛より結婚を選んだ模様である。そう言われて周りを見ると転勤がきっかけで結婚を決意した例が多い。

桜満開の季節は人生の節目でもあり、新しい人生のスタートをする時なのかもしれない。

今年の4月1日より都立の公園管理も指定管理者制度に基づき、体制を大幅に変えた。人事異動、コンピューターを使った仕事内容の変更等、作業する現場の方が追いつかない位の変化を求められている。現段階では急に変えた為に合わない部分もあるが、いずれ修正されると思われる。何かが変化して行く感じがする、変化の向こうに何かがある様に思われる。残念ではあるが我々は非常勤であり、今年度末までで、何年も働けるわけでもない。若い人に期待をしよう。

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