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冬の寒さに絶えて来て咲く“梅の花”


2014年 2月25日(火)No.104号


『 メダルより素晴しい笑顔 』


2014年2月7日(金)から2月23日(日)までロシアのソチで冬季オリンピックが行われました。日本のメダルは全部で8個獲得出来、冬季オリンピックでの海外大会では一番メダル数が多いと関係者は喜んでいた。

唯一の金メダルを獲得した男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が、SPでは最高得点でありながら、フリーで転倒した事もあり会心の演技が出来なかった様で、競技終了後のインタビューでは、開口一番「すみません」・「悔しい」と言って満足の笑顔を見せていなかった。

それに対して、女子フィギュアスケートで6位入賞した浅田真央選手は、SPでは満足な演技が出来ず16位と出遅れたが、フリーで最高の演技が出来た。競技終了後のインタビューでは、メダルこそ逃したが今まで支えてくれた多くの方々とファンに対して恩返しする事が出来たと、満足感ある満面の笑みを浮かべて応対していた。23歳と思えない冷静な応対そして謙虚な態度は、何とも清々しい感じで、メダルより素晴しい笑顔であった様に見えた。

メダルが取れた人・取れなかった人、いろいろな表情を見せてくれたが、25日に帰国後、日本外国特派員協会で記者会見をした浅田選手のインタビューは心に残った。森元首相の発言に対しても自分の気持ちを丁寧に答えて、逆に森さんは後悔しているのではないかと心配して、記者団を笑わせていた。現役引退の質問に対して、ハーフ・ハーフと言っていたが、あせって結論を出さない方が良いと思う。最終的には自分が満足する形で決めた方が良いのではと思われる。



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