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ボールボーイが手袋等を受け取る
右)ボールボーイ、中)コーチ、左)ヒットを打った選手
2014年 5月 5日(月・祝)No.107号
『 ボ ー ル ボ ー イ 』
2014年5月5日(月・祝)地下鉄銀座線・外苑前駅の改札口を出ると、多くの子供連れであふれ返っていた。やっと地上に出ると、狭い歩道にはグローブを持った子供達が騒いで、親達は臨時の露店で晩飯用に焼きそば等を買いあさっている。子供の日でもあり都心の休日は道路が広く見える、青山通りから秩父宮ラグビー場前を通り神宮球場へ行く道路は車が少ない。片側2車線が1車線になり神宮球場に行く人の波で溢れていた。距離的には2〜300mに思えるが人混みと露店が多く、やっとの思いで神宮球場に辿り着いた感じであった。
球場に入ると時間が早かったせいか、選手は練習をしていたが、定刻の18:00に試合が開始された。今まで野球場に来ても、あまり気にしていなかったが、ヒットを打つと選手が塁上に残る。そこへボールボーイが手袋等を受け取りに行き、渡されると頭をちょこんと下げ猛烈のダッシュでベンチ脇に戻る。今回気になったのが3塁側のボールボーイが出て行くと、選手とかコーチの人より背が高い。その人が頭をちょこんと下げ必要なものを受け取ると猛烈のダッシュで戻っていった。

ふうりんそう
ボールボーイのイメージは将来プロ野球選手になる事を夢に見ている少年と思われていたが、あの大きな人が少年なのか?それとも野球大好きおじさんなのか?もしかしたら最近の子供は発育が良くて大きくなったのか?分からない。インターネットでボールボーイ(ボールパースン:最近は女子も多くなってきたので)を調べたら、特に制約は無く各球団に任されている感じである。
気にして見ていると、球場内を走る時は常に全力疾走、行動後には礼儀正しく挨拶をする、教育が行き届いている感じがした。プロの選手に近付く事が出来るので、人気があるかもしれないと思ったが、なかなか採用されるチャンスが無く、ほとんど野球関係者の紹介が多いらしい。プロ野球・テニス・サッカー等の競技にはボールを管理し、試合をスムースに進めるためには必要であり、動きに機敏さが求められる。
彼らは与えられた仕事に忠実で一生懸命である。お金の為に働いているのではなく、ただ野球が大好きなだけで、新鮮味が感じられた。改めて自分がしている事を振り返ると、マンネリ化して見習う事が多く、反省する所が大きかった。今与えられた環境の中で一生懸命働いていくと、新たな人生が拓けるかもしれないと感じた。
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