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新宿御苑の菊展より

丁子菊(ちょうじぎく)

2014年11月13日(木)No.113号


『 訃 報 の 連 絡 』


2014年11月13日(木)夕方に電話が鳴った、最近は振り込み詐欺等、怪しい電話が多いので気を付けなければと思いながら受話器を取った。すると川崎に住んでいる友人の奥さんからで、“主人は今年の初め頃から体調が悪くなり、入退院を繰り返していたが、今朝に亡くなった”との話であった。暫くお会いしていなく、最近は年賀状のご挨拶程度であったが残念である。

電話があった時に、もう一人、仲が良かった友人の連絡先を確認された。もう一人は茨城県で親が電気工事会社を経営していて、彼の家には亡くなった彼と2人でよく遊びに行った。最後に会ったのは、大洗海岸が近くにあり、我々家族3人(妻と娘)と彼が遊びに行った時である。岩場でカニを追いかけていた時、突然大きな波が来てメガネを流失し、帰りはメガネなしで運転した事が、今でも鮮明に覚えている。その茨城の彼は結婚後、奥さんの実家に引越ししたとの事であるが、住所が分からずそのままになっている。

今回は直接電話で訃報の連絡を受けたが、この時期になると訃報のハガキも多く来る。若い頃の訃報対象は、親とか本人以外が多かったが、人生も後半に入ると本人の事が多くなる。本人がもしもの時に、周りの人が連絡をしない限り分からない。年賀状を出した後で連絡が来るか、そのままとなってしまう。


神代植物公園のバラ園より

現役で働いている時に突然亡くなった場合、連絡をしないと問題があるといけないので、関係者には連絡を取るが、引退した後は、深いお付き合いのあった人だけで済ませる場合が多い。身内の人からすると、どこまで連絡を取ればいいのか分からない。

もし今、自分が突然亡くなったら、どの様になるのかを想像すると、家族は一時的に大変であると思われる。その時の事を考えて、連絡をして欲しい人のリスト等を作っておく必要があるかもしれない。現役を離れると、特別な活動をしていない限り、あまり多くないと思われるが範囲を限定し、身辺をスッキリしておきたい。なんだか寂しい気もするが、それが現実である。



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