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『 カ ラ ス 問 題 』
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シラン(紫蘭)
紫色の花色が名前の由来
2015年06月08日(月)No.120号
2015年6月8日(月)毎週月曜日は孫の所へ行く事になっている。晩ご飯を食べに近くのファミレスに行き、帰りに外へ出たらカラスが頭の上をかすめて通過した。危ないと思いすぐに頭を下げたが、近くにはカラスが5〜6匹位飛び交いカァーカァーと鳴き人間を狙っていた。よく見ると近くで一人の男性がカラスに向かって棒を持って威嚇している、それに対してカラスも怒っているらしい事が分かった。孫たちに怪我をさせないように早く車の中へ誘導をしたが、実際にカラスが接近して来ると怖いものがある。
10年位前になるが、定年後に東京都公園協会で臨時職員として光が丘公園で2年間働いた事があった。春から夏にかけてカラスの繁殖時期には、大きな木の上の方に巣を作り、下を通る人に威嚇してくる事がある。公園管理事務所には、危ないとの苦情が度々来ていた。
カラス問題の対策は難しい。勝手に捕まえて処分が出来ない。「鳥獣保護法及び狩猟に関する法律」等があり、業者に頼んで巣の撤去・捕獲・処分をしてもらっていた。

キンセンカ
子供の頃は、カラスに付いて、あまり悪いイメージは無かった様に思っていた。野口雨情が作詞した童謡に“七つの子”がある。その歌詞は“カラスなぜなくの、カラスはやまに、かわいいななつのこがあるからよ、かわいかわいとカラスはなくの、かわいかわいとなくんだよ。やまのふるすへ、いってみてごらん、まるいめをしたいいこだよ”。その他に“夕焼け小焼け”にも歌われている。カラスは雑食で何でも食べるので、町の掃除屋とも言われており、むしろ益鳥の様な感じでもある。
しかし、今はゴミをあさり、道路にゴミを散らかしたり、人間を襲ったりして悪役となっている。何でそうなったのだろうか!私が住んでいる新宿近辺では飲食店がいっぱいあり、店が終わった後に、食べ残しの生ゴミを袋に入れ道路脇に出している。朝早く清掃車が来る前に、カラスは食べ物をあさり散らかしていく。
カラスを絶滅させる事は出来ない、昔の様に餌を簡単に入手出来ない様にすれば繁殖力も弱まり、人間と共存共栄が出来るかもしれない。生ゴミを外に出しておくから問題が発生する。対策として、カラスが活動をする前の、まだ暗い内にごみ収集を行なってしまうか、カラスが生ゴミをいたずら出来ない容器にするか、検討する必要があるかもしれない。
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