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『 脳 が 若 返 る か も 』

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朝 顔



2015年07月30日(木)No.121号


2015年7月30日(木)に厚生労働省から2014年の簡易生命表の概況が発表された。それによると日本人の平均寿命は、男性が80.50歳(世界第3位)、女性は86.83歳(世界第1位)となった。しかしながら介護を受けたり、寝たきりになったりせず、自立した日常生活が送られる期間を示す「健康寿命」は2013年で男性71.19歳(同年の平均寿命は80.21歳)女性74.21歳(同86.61歳)だと公表されている。健康寿命と平均寿命との差が、男性9.02歳、女性約12.4歳ある。

健康寿命と平均寿命の差は、誰かの世話になる必要があり、特に家族が世話をする場合は大変である。いくら平均寿命が長くなっても、健康寿命と平均寿命の差が大きいと、必ずしも幸せな老後を過ごす事が出来ない。最終的にピンピンコロリを臨むには、この差を縮小させなければならない。


ひまわり

東京大学大学院総合文化研究科教授の石浦章一氏が雑誌に『いつまでも老いない脳をつくる生活習慣』をテーマで書いていた。要約すると、1)「食事」:栄養分は万遍なく摂る。野菜類を多く摂ると血液サラサラで、便通も良くなる。2)「適度な運動」:高血圧・糖尿病・肥満・動脈硬化を防ぐ。3)「知的生活」:仕事・読書・趣味に熱中する・人とコミュニケーションを図る事をすると、神経細胞に電流が流れ脳が刺激され、老化を防ぐ。と言っている。

あと何年健康状態でいられるか、カウントダウンとの戦いである。体力の衰えは隠せなくなり、記憶力は前からであるが更にひどくなり止めようがない。ただ気持だけは若い時と同じで、時々錯覚を起こす事がある。これがケガに結びつき、寝たきりになったりすると、健康寿命と平均寿命の差を生むポイントになる。現状を良く認識して行動しなければと思う。

昔から車の運転は好きなので、現在も運転をしている。その時は緊張するが、わくわく感・どきどき感があり、自分が普段と変わっている事が感じられる。もしかすると、好きな事を行なっている時は青春なのかもしれない。この感覚を常に持っていれば、脳の若返りは出来るのではと思われる。



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