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中間点の陸中山田駅・上りと下り線の入れ替え


『 最 長 の 第 三 セ ク タ ー 』


2019年06月22日(土)No.168号


第三セクターで最長163Kmとなった、三陸鉄道リアス線が今年の3月23日に全線開通した。8年前の東日本大震災で人口も減り経営も険しいと言われていたが、全線開通後は順調に乗客が増えているとの話である。そこで3ヶ月が経ったので状況を確認しに2019年06月22日(土)訪問をした。

東京駅を6:56発のはやぶさ号に乗り、八戸駅で八戸線に乗り換え11:46に久慈駅に着いた。いよいよ三陸鉄道に乗り込むが、発車まで20分位あるので、駅舎の写真等を撮りに外へ出た。→




駅舎内ではNHK連続ドラマ「あまちゃん」のグッズや写真が所狭しに展示されている。そこにはベンチはあるが、お昼時でもあり満員である。←




売店では三陸名物駅弁が売られている。連ドラの影響か「本日のうに弁当は完売しました」との張り紙があった。→




発車時刻も近くなったので改札を通り跨線橋を渡り、上から三陸鉄道のホームを見たら、多くの人が列を作り並んでいる。列車はまだ入線していないが、これは混みそうである。←





久慈駅を定刻12:08に発車をした。3両編成であるが満員で座る場所はない。いつもの事であるが運転席脇に陣取り、写真を撮り始めた。→




15分位したら陸中野田駅に到着、ここで下り列車との交換があり暫く停車した。反対側の列車も満員で賑わいがあった。←




30分位乗ったら、堀内駅に到着。ここは「あまちゃん」の舞台になった駅で垂れ幕があった。→





途中で新駅が完成しているところを通過した。駅名が「しんたろう」と書いてあった、後で確認をしたら宮古市役所田老総合事務所が整備されるとの事で令和2年春開業予定。←




乗客は途中で乗り降りするが、座席が空く事はなく、予定通り宮古駅13:54に着いた。ここで乗り換えるが、多くの方が宮古駅14:13発の列車に乗った。→





宮古駅から釜石駅間はJR東日本山田線から一部が移管された区間(55.4km)で8年ぶりの再開である。←




宮古駅から1時間10分位乗った頃、鵜住居駅に着いた。駅名表示板には別名トライステーションとなっていた。→





駅の海側には大きな競技場が急ピッチで建設が進んでいる。ラグビーワールドカップが9月に行われるが、開催地の一つに選ばれている。←




宮古から1時間半位で釜石駅に到着した。5〜6分休憩後に同じ列車が盛駅に向け出発した。→





釜石駅から34分位で恋し浜駅に到着した。ここから見える海が素晴らしい。数分間停車した。←




恋し浜駅の愛称は「愛の磯辺」でホームにはホタテ貝の絵馬が掛けられ、愛にまつわる駅である。→





恋し浜駅から15分で盛駅に16:35到着。全行程で163Kmであるが、乗り継ぎのタイミングが悪く、今回は4時間27分もかかった。新駅が開業したら、時刻改正をするらしいが。今後楽しみな鉄道である。←




海岸線を走るので津波の被害を受けたが、ほとんど補修はされていた。特に旧JR山田線区間は再建まで8年間も要し路盤の嵩上げを行い全く新しくなっていた。最長の第三セクター・三陸鉄道リアス線は順調な滑りだしである。→




恋し浜駅ホームにある「しあわせの鐘」恋愛のパワースポットとして女子に有名である。鉄道ファン代表して、自然災害が来ないようにお願いした。←




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