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紅葉 1
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『 遊 び 心 』
2020年12月06日(日)No.186号
今年は新型コロナウイルスで始まり、新型コロナウイルスで終わった。一年がこんなに早く感じたのは初めてである。毎月の飲み会も2月までで、スポーツクラブも3月から休会でステイホームが続き、思い出が少ない。

紅葉 2→
そんな中、12月6日に「はやぶさ2」が快挙を上げた。 これは感動的なビッグニュースであり、心が躍る気持ちであった。 プロジェクトマネージャの津田雄一氏が、雑誌のインタビューで、この道に進んだきっかけ等を話していた。

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小学1〜2年の時、父親の仕事でアメリカに住んでいた関係もあり、ケネディ宇宙センターへ行った時、子供ながらにインパクトを受けた模様である。

紅葉 4→
津田雄一氏の談話で、プロジェクトに携わる人数は、企業や大学の研究者を入れると数千人になると思われるが、直接連絡が取れる人は、国籍も年齢も専門分野も違う六百人のスペシャリスト集団で、専門性の高い研究者や技術者なので、私の言う事は聞かないのです、との事。

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39才の若さでプロジェクトマネージャに抜擢された時から常に思っていたのは、仲間と共に前に進む事。 その為に、リーダー自身の思いだけで物事を決めるのではなく論理で決めて行く。 加えて面白い事をやってしまう遊び心がなければ物事は成就出来ません。 謙虚さ、探求心、そして遊び心が大事です、とまとめていた。

紅葉 6→
作家・政治史研究家・瀧澤中氏は、歴史上の人物を研究すると、成功する人としない人の差は、 「この人ならついて行こう」 と思わせる人間的魅力、即ち “人望力” の差にあると述べている。 どんなに知識や知恵があり決断力・実行力に優れていても、相手を思いやる 「利他心・共感力」 が根底になければ活きてこない、と述べている。

←紅葉 7
「はやぶさ2」の役目を成功させたプロジェクトマネージャの津田雄一氏は “人望力” があったのかもしれない。
もしかしたら “遊び心” の使い方が良かったのではないかと思えた。
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