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ヒガンバナ群生地
秋の風景
『 無欲は怠惰の基である 』
2021年09月05日(日)No.195号
2021年9月5日に東京パラ五輪大会が閉幕をしたが、凄く印象に残った事があるので記録して置きたいと思う。 競泳の日本最年少メダリスト山田美幸選手(WS新潟・14歳)。 パラリンピック全競技を通じて、日本人で最初にメダルを獲得しました。

赤のヒガンバナ→
140センチの小さな体に、生まれた時から両腕が無く、脚の長さが左右異なり、非常に厳しい環境で育ち、常に誰かの世話にならなければ生活が出来ない。 5歳の時から水泳を始め、小児ぜん息を治す為に、小学一年の時に水泳教室へ通い始めたと聞いている。

←白のヒガンバナ
背泳ぎのスタートは足が壁に付くようにコーチが補助し、決勝2着でゴール板に頭でタッチをした。 テレビで水中カメラの映像を見ていると、股関節を駆使して力強いキックで、体を浮かし進んでいるのが分かる。 背泳ぎを100m全力で泳ぎ切った後、電光掲示板を見る為に後ろを振り返り確認をしている。

ヒガンバナに蝶が→
通常であれば泳ぎ終わり、疲れた体をコースロープにあずけ休みながら、自分の結果を確認する。 しかしながら、山田選手は両腕がないため、競技が終わっても掴まる事が出来ないので、常にキックしながら頭を持ち上げたりもぐったりして見ている、これでは休憩は出来ない。 その辛い時でも、顔は笑顔に満ち溢れて、人を和ませていた。

←ススキ
新聞記事によると、電動車イスで通う、新潟県阿賀野市立京ヶ瀬中学校では、1・2年生で学年委員を務めるなど中心的な存在であるという。
座右の銘を問われると、明治期の実業家、渋沢栄一の言葉 “無欲は怠惰の基である” を挙げた。
「何事も本気でやり始めたら、どんどん次の目標に向かうはず。 自分の願いに素直に向かっていきたい」 と説明する。
次は金を目指すと述べていた。 願いは、きっと叶えられると思う!
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