2008年 7月24日(木)No.37号
電力消費量が一番多くなる午後の2時過ぎに、新宿の家を出た。天気予報では気温33度と言っているが、新宿はオフイスの冷房用室外機から出る温風で蒸しかえっている。コンクリートの照り返しもあり実温度はそうとう高そうに思えた。それにしてもこの暑い中、新宿への人出は更に多くなった感じがする、副都心線が出来た事も影響しているのかな〜?
2008年7月24日(木) 第30回“足立の花火”を見に行く事になった。地下鉄王子神谷駅に着くと花火大会の幟があり、道案内人がいた。10分位歩くと隅田川の神谷発着場に着き、受付を済ませ、午後4:40頃乗船を開始した。船は岩淵水門を通って荒川に出て、そこから下り西新井橋下まで来て場所を決めた。来る途中レジャーボートが物凄いスピードで我々を抜いて行ったが、西新井橋手前で停泊していた。この日は打ち上げ花火の近くには入れないようである。警視庁と書いてあるボートが警備していた。その時に感じたのは土手も川も凄い縄張り争いがある。
午後5時半頃から食事が始まり、6:15〜7:00頃までは津軽三味線の演奏があった。司会者から小山・・・さんと案内されていた、NHKの歌謡ショー等のバックで演奏をしていて9月は新宿コマ劇場で北島三郎のバックで津軽三味線を演奏するとの事。
いよいよ7:30に狼煙が上がった。今年は第30回記念で、昨年より3000発多い、約15000発。場所が良かったのか、正面を見上げるような感じで大きく美しい、又打ち上げた時の音が身体の芯まで響き、この臨場感は素晴らしかった。仕掛け花火等をはさみ午後9時頃まで、あっと言う間の1時間半であった。
終っても船はすぐに動けず、順番を待っている。やっと動き出し、乗船をした時の船着場に戻るが30〜40分位乗る。1つのテーブルに6人が座れるようになっているが、我々の他に30代位の母親が子供を2人連れて来ていた。上の子が6歳の女の子、下が3歳の男の子である。その男の子が良くしゃべり落ち着きがなく、あちこちに動き回り母親は大変である。なぜ?どうして?と聞き話が終らない!相手をしているとくたびれる。母親は相手にしなくていいですよ!と言ってくれるが返事をしないとかわいそうだし、相手をしているとおじちゃん、おじちゃんとしたってくる。かわいい所もあり素直である。
その母親が、“一姫二太郎”という言葉があるけど、どういう意味か分かりますか?と言って来た。一番上が女の子で、二番目が男の子の方が子育ては楽なのでは?と言ったら、実際は違うらしい。上が6歳、次が3歳だと、母親もその分年を取るので体力が衰えてくる、下の男の子を面倒見るのは辛いものがある、若い内に男の子を育て年が取ってから女の子の方が楽である、と言っていた。
そこで“一姫二太郎”の意味を辞書で調べてみたら、『子を持つには、最初は育てやすい女の子で、次は男の子がよい、という言い伝え。』と書いてある。この言い伝えは20歳前後に結婚をして子供を持つ場合なのかもしれない。しかし現在は晩婚の方が多くなっているので、30才過ぎてからの子育ては体力のあるうちに男の子を、その後に手のかからない女の子の方が良いのかもしれない!どの様に思いますか?