2008年11月16日(日)No.41号
先月バリアフリー化のリフォームを一ヶ月かけて行い、リビングは明るい色の壁紙と床に変えた。それにマッチしたテーブルに変えたいとの事で家具屋へ日曜日妻と二人で見にいく事にした。以前のテーブルは使用出来ない状態ではなく、大きくしっかりして気に入っていたのであるが、お互いが気分を変えたいとの事で結果的に変える事にした。
環境分野で初のノーベル賞を受賞したケニア人、ワンガリ・マータイさん。彼女が2005年の来日時に感銘を受けた「もったいない」と言う日本語を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として提唱している事を思い出した。
考えてみると風呂場も洗面台も決して使用出来ない状態ではなく、新しく変える必要などなかったかもしれない。今回のリフォームはほとんどが「もったいない」の一言である!
しかしながら、皆が「もったいない」と言って現状維持を進めたら、日本の経済発展は望めないかもしれない。経済の活性化を図るには「もったいない」と思われる事も、時にはやる必要があるかもしれない?
今、全世界が経済、環境面で大きな問題を抱えているが、これはお互い相反する問題のような気がする。今までは経済が発展すると、その犠牲で環境問題が発生していた。
昨年から環境問題について興味を持っており、今年4月より聴講生として地球環境化学等の授業を受けている。その授業によると地球も活動をしており、長い目で見ると変化していて、人間はその一瞬に生存をしている。時間の問題で人間は生存出来なくなるのだが、短い目で見ると子孫達に少しでも長く生存をして頂きたい気持ちがある。その為に我々は何をどうすれば経済も環境も両立出来るか?
そんな事を考えると、我慢の人生を送るのか?それとも出来る範囲で今より良い生活を求めていった方が良いのか?何だか考え込んでしまう。でも今の技術力は素晴らしいものがあるので、きっと環境に良い経済発展をする方法があると思う、早くその様な世界になって欲しい。