2009年 2月 8日(日)No.44号
2009年2月8日(日)第9回町田市マスターズ水泳競技大会が町田市立室内プールで行われた。午前中の100m平泳ぎ、昼頃の50m平泳ぎの2種目にエントリーをしていた。
この会場は、その他に年2回マスターズスイミングフェスティバル関東大会も行われるが、この関東大会は昼休みがあり、この間に連続出場の表彰式が行われる。今回も同じ種目のエントリーをしており、2種目目は昼休み後に行われると思い込んでいた。しかし今回の大会は昼休みがなく、競技が続けられており、気が付いた時は自分の出番が来ていて間に合わず、結局棄権となってしまった。
年を取ってくると、注意力散漫・緊張感の薄れ等があり、今回はまさにそうであったと思われる。以前までは飛び込み時に・・・最初の50mは・・・折り返したら・・・とイメージトレーニングをしていたが、今回はそのような緊張感が足らなかったのかもしれない。気を付けなければならない!
豊田泰光野球評論家が新聞で書いていたが、『プロ野球選手も30代後半に入ってくると、怖いのは筋肉や目、耳などの衰えではなく、イメージの枯渇がある。
プロ野球選手が衰えて行く過程は、才能あふれ、すべてをほしいままにしていた人が、普通人に近づいて行く事を意味する。それは時間の問題で、普通人への階段を下り始める時、どう対処していくのか。』と言っていた。
豊田氏は最後に、一流選手でも簡単に打てない外角低めをどう打つか?を考えて対応をしてきたが、普通人への階段を下り始めたら、すべての球への対応を考えず、真中のバレーボールくらいのゾーンに絞って待つ。これで少しは選手寿命が延びた気もする。と締めくくっている。
今回の水泳大会では良い勉強をしたように思う。大会会場には参加選手を相手に水着等の販売から低周波を使った肩こりの解消やら、血液サラサラ等、気になる事を実演している。試合途中で、それらに気が取られると今回のようになる。
大会にエントリーをしたら、いろいろな事を考えず、出場をする事に専念してベストを尽くす。豊田氏の言うとおり、競技の流れをイメージしていると、緊張感が保てるかもしれない。