2009年 4月 4日(火)No.46号
2009年4月4日(土)久しぶりに孫が新宿へ遊びに来る。天気も良いので新宿御苑の桜を見に行く事にしたが、時期的に多くの人が来ると予想されるので、先に入場券を朝早く購入をしておいた。思った通り実際に行った時は新宿門も大木戸門も多くの人が入場券を買うのに行列を作っており、早く買っておいて正解であった。
苑内に入ると通路には多くの人が、ぞろぞろ歩いており、ちょっと離れると見失ってしまう。そんな中、孫は嬉しいのか、あっちこっちと動き回る、また動きが早く、手を離すと、とんでもない方向へあっという間に行ってしまう。ともかく常に動いている。
良く見ていると10m位走って行くと、いったん振り返り、我々を確認してから、また走り始める。遠くへ行っても、時々確認をしているが、その内自分の世界に入ってしまうのか、確認しなくなる。その状態が長く続くと迷子になってしまうのかもしれない。
見失う前に捕まえに行くのだが、逃げるのが早くなかなか捕まらない。やっとの思いで捕まえて、連れ戻そうと思っても動かない。全体重をかけて反対方向へ行こうとする、すごい力である。抱上げ様とすると、どこで覚えたのか身体全体をぐったりさせて持ち上げさせないよう抵抗する。ちょっと手を緩めるとまた走り出す。
孫は車に乗る事も好きで、会うと“車に乗る”と言うので次週ドライブに出かける事にした。甲州街道を下り、途中武蔵野公園に寄った。大きな広場に出て、ここなら安全だと思い手を離すと、すごく楽しそうに走って行く。
以前光が丘公園に勤めていた頃、放し飼いの犬の問題でトラブルが絶えなかった。その時にドッグラン構想があり、他の公園で行われているドッグランを見に行った事がある。犬は喜び「水を得た魚」のように勢いよく走っていた。自分が自由になった時、喜びの表現としては、じっとしていられなく走り出すのかな?
我が家の孫も、もうすぐ3歳になる。雨の日は外に出られないので、エネルギーがたまり不機嫌になる。常に家の中で大声を出しながら走り回っているが、身体の成長と環境がマッチしていないのかな?あり余ったエネルギーの放出が上手く処理されていないのかもしれない。
最近の小学生は塾通い等で疲れると言うが、3歳位はまだ疲れを知らない時代なのかもしれない。ちょっと動くと疲れを感じる我々に、余ったエネルギーを少しでも分けてもらいたい位である。