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彼岸花科の球根草

アストロメリア。原産地:南アメリカ

2009年 7月 1日(水)No.49号

『 生 命 保 険 』

朝9:15、初めての車椅子に乗り、点滴をぶら下げながら、手術室前の準備室へ来た。看護師の方が血圧、体温等を測り確認をしていた。そこえ手術に立ち会う助手の方が来て、お名前は?今日は何の手術をしますか?と聞く。目です。どちらの目を手術しますか?右目です。ではネットキャップの右目上にマークを付けますね、と言って直径2cm位のマークを張り付けた。そして待つこと1分位、ドアーが開き先生が迎えにきた。車いすをそこからは先生が押してくれ、手術室に入る。中は寒い位の温度であり空調が効いている、すぐにモーフを貸してくれた。手術台の前まで来てモーフを持ち、こちらに移動して下さいと手を貸してくれた。

手術台に乗ると既に待機していたスタッフ4人+先生の5名で準備が始まった、ここでも今日はどちらの眼を手術しますか?と聞かれる、右目ですと答えた。確認なのでしょう!点滴をしながら、心電図、血圧計、血液の酸素濃度計、を取り付け自動計測が始まる。右目の洗浄が始まり、瞼が動かないように固定をしてから、先生が始めますと発するとスタッフの方がハイと返事をした。テレビ等では良く見る光景ではあるが緊張をした。

目に麻酔はしてあるが見る事は出来る。目の前にLEDと思われる凸型の光源が見え、横に視線を向けると私の顔を押さえてくれる助手の顔が良く見える。先生が顔を動かさず視線だけ少し下にして下さいと言われた。これからは視線を動かさないようにと事前に言われている。説明だと黒目の上方に約2mm位の穴をあけそこから水晶を超音波で砕き抜き取り、そして人工水晶を入れると説明があった。多分そこにカッターで穴をあける作業が始まったと思われる(本人には分らない)。麻酔の為痛みは感じない、しかしながら押されたり動かされたりする圧迫があり違和感がある。

暫くして、先生が人工水晶と思われる番号を言った、人工水晶が入れられたと思われるがいつ入れたか分らない。15分位したであろうか手術は順調に終わった模様である。眼帯が当てられ車椅子に乗って手術室の外に出る。そこからは担当の看護師が押してくれ自分の病室に戻った。午後には先生の検査があり術後の経過を確認し薬をつけた。翌日担当の先生が再確認して一旦退院をした。同じ様に次週左目が行われ7月1日(水)無事両目の手術が終わり退院である。暫くは運動、洗髪、洗顔等水分が目に入らないよう制約があるが、すごく明るく良く見えるようになった。

社会人になった時、会社に出入りしていた大手生命保険会社、国民共済、都民共済等に入り、掛け金を支払い続けてきた。30代より外資系のがん保険にも入り、数種類のカード会社の生命保険にも入って支払い続けてきた。死亡保険金は自分ではもらえないが、入院給付金はと思って入っていたが、今は65歳を過ぎ保証は半額以下になってしまった!

今回初めての手術で入院をした。いろんな種類の入院保険に入っているが、調べたら今回の場合は二泊三日を二回行っているが、連続6日ではなく、入院保険の対象にならない。しかしながら、その中で一社だけ、1ヶ月以内に同じ病気で入退院を繰り返した場合を連続とみなすと言う保険があり、早速手続きをした。3日+3日=6日で、6−4日(免責)=2日間分を初めてもらった。今までに掛けた金額は大きいが、受け取った金額は非常に少ない、でもすごく嬉しかった。その差額は安心料として理解するしかないのかも。やはり健康が第一である。

7月16日に2008年度の平均寿命が厚生労働省から発表されたが(女性:86.05歳で世界1位、男性:79.29歳で4位)過去最高である。生命保険会社は日本では成り立つが平均寿命が65歳以下の国ではどの様になっているのであろうか?当然制度が異なると思われるが。

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