2009年 8月24日(月)No.50号
東京厚生年金会館でアルバイトとして働く事になってから2年が過ぎた。会館を良く使ってくれているお客様が新宿区余丁町にあり、そこへ行くには、会館のすぐ裏にある東京医科大のグラウンド脇道を通り“まねき通り”を通過して余丁町に行くのが最短コースである。
2009年8月24日、今日もカンカン照りではあるが、遠くには黒い雲が見える蒸し暑い日である。いつもの客先に行く事になって、“まねき通り”をハンカチで汗を拭いながら歩いていたら、玄関の前にお花を一杯咲かせて鉢に水をやり、打ち水をしていたおばちゃんが、「暑いね〜、気を付けてね〜」と声を掛けてくれた。「ありがとう!」と答えたが、なんだか不思議と暑さを忘れて嬉しくなった。
この“まねき通り”は新宿6丁目と富久町の境界線になる商店街の通称である。そこは細い道で車がやっと一台通れるくらいなので、当然一方通行である。しかしながら、そこへはしきりなしに物を運ぶのかトラックが通る。その商店街に入ると昔からの店屋が多く懐かしさがある。最近は核家族化が進み、隣の人さえ良く知らない時代に、人情味あふれる昔の人とあった感じがした。
その後は、いつも行くパターンであるが、新宿区河田町にある東京女子医大近辺のお客に寄った。午後2時頃であろうか商談が終わり帰ろうと思い玄関を出たら、突然黒い雲が近づいて来て大粒の雨が降って来た。しかもそれが激しい降りであり、まるでスコールである。とりあえずいつも持ち歩いている小さな折りたたみの傘を出しその場をしのいだが、雨量が半端ではなくズボンはずぶ濡れである。
あまりにも強い降りで、歩道に敷きしめてあるモザイク模様の敷石からのはね返りが凄い。それを見ていると、人間が環境問題で別な方向に進んでいると、地球が怒っているかのように見えた。
今年は各地で大雨の被害が続出している。特に集中して強い雨が突然降るので事前準備が出来ず被害が拡大している。この現象は温暖化現象の影響なのか?一時的なのか?だんだん人間が住みにくい環境になって行くような感じである。日本は温帯気候から亜熱帯気候に変わったのかな?心配である。