2009年 9月22日(月)No.51号
シルバーウイークもあっという間に終わろうとしている2009年9月22日(火・祭)初めて高速道路料金割引の恩恵を受けた。今年の3月28日(土)より景気のカンフル剤として土日祭のみに施行された高速道路料金の引き下げである。当初交通渋滞で躊躇していたが、栃木県の方に用が出来行く事になった。
連休中なので渋滞が予想され早目の6時頃に家を出たが案の定混んでいた。首都高から東北自動車道に乗り、流れは順調であるが、最高時速90〜100km/hで一定に3車線とも流れている。しかしどう見ても車間距離が短い、誰かがブレーキを踏んで遅くすると小渋滞が始まる。羽生PAまで順調に来たが少し詰まって来た。何かあったかなと思いながら低速でのろのろ進んで行ったら側道に2台の乗用車が止まっていた。追突ではないかと思われるが、この小渋滞は見物渋滞であった。栃木ICの手前でも同じ様な事があった。
朝の7時台でこの状態である。自動車のナンバーを見ると、関西、四国、九州方面から来ている事が分る。考えてみると凄い台数が高速で走行している事になる。連休中なのでトラック等の商業車は少ないが、日本には何台位の自動車があるのだろうか?
連休最後の日となる9月23日(水・祭)は世田谷に住んでいる娘の所に行った、その時は新宿から甲州街道の一般道を走ったが、やはり車は多かった。いつもは新宿駅近辺を越えると順調に流れるのであるが、その日の甲州街道は新宿を過ぎても渋滞である。途中に工事とか事故はなく結局目的地まで渋滞は解消されなかった、単に台数が多い為であったと思われる。道路は一般道も高速道も一杯であった。
連休の始まりは東京から地方へ行く下り線が混み、終わりは上り線が混んでいた。しかし高速道路料金割引でワンパターンではなくなって来た感じがする。地方から東京へと流れ込んできたのと、駐車場で眠っていた車が動き出し絶対数が多く動き出している感じがする。実態は分らないが、もしかすると景気のカンフル剤効果が出ているのかもしれない。
新政権では温室効果ガス排出削減に関する2020年までの中期目標に付いて「1990年比25%削減を目指す」と明言している。これだけの車が動き出すと、やはりCO2が半端ではなく増えると思われる。早く電気自動車化インフラ対策が迫られそうであり、そこにはもっと大きな経済効果が出て来るかもしれない。