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2008-10-13新宿御苑にて撮影

クロアゲハ蝶が一生懸命蜜を吸っているところ

2009年10月 1日(木)No.52号


『 健康である事は素晴らしい! 』


白内障を手術してから3ヶ月になる、そろそろ人工水晶も安定してきたと思うので、近所のメガネ屋で事情を話し、現状に合ったメガネを作る事にした。

手術では焦点を遠くに合わせた人口水晶にしたが、ピント調整が自動ではなく固定式になりメガネでピント調整をする必要が出て来た、その為近くを見る時には老眼鏡が必要となる。そこでレンズ上半分は遠くを見る時の素通し、下半分は近くを見る時の老眼用として遠近両用メガネを依頼した。

新しいメガネは、1週間程で出来あがり利用を開始した。目の視線をレンズの上下に移動して見る事により全視界にピントを合わせる事が出来る。しかしながらパソコン・新聞・本等近い距離を長い間、同じ位置で見る時は、レンズの下側を透して見ないと焦点が合わないので、顔を上げた状態が長く続き、首がくたびれる。その様な場合は焦点距離にあった老眼鏡に変えた方が楽である。

そこで2個のメガネを使用する事にしたが、メガネの使い分けは意外と面倒であり、どこへ行くにも常にメガネを持って行かねばならない。その為メガネをどこに置いたか探す事が多くなった。手術前は朝起きた時からメガネは身体の一部として常に付けていて、近眼ではあるが正しく調整されたメガネであればピントは自動的に合うのでメガネの交換は無かった。

見ようとした所にピントが合わせる事の出来る、持って生まれた眼は素晴らしい機能であると、今は感じている。考えてみると、人間の身体は目だけでなく、みんな素晴しい自動制御機能を持っている、一部が不具合を起こしたのが病気なのかもしれない。当たり前と思っているが、“健康である事は素晴らしい”事が感じられた。

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