2009年12月 6日(日)No.54号
2009年12月6日(日)マスターズスイミングフェスティバルが町田で行われた。この大会は年に2回行われており連続出場が表彰されている。今年の6月に行われた前回大会では30回連続出場で表彰されている。
5年後の連続出場40回を目指し体調に気を付けて練習をしているのだが、前日の12月5日(土)には所属しているスポーツクラブの対抗試合があり参加を余儀なくされた。毎回の事ではあるがクラブ対抗戦では大会終了後に祝勝会+反省会がある。明日の町田大会を考えると遠慮したかったがクラブ優勝した事もあり結局最後まで付き合う事になってしまった。
今回の種目は5日と6日の両日とも同じ50m、200mの平泳ぎであった、ただ短水路と長水路プールの違いであるが、2日目に泳いだ結果は悪かった。前日は遅くまでの飲み会があり、次の日は早く起き、体調は決してベストではなかった事も原因のひとつかもしれない。
世界のホームラン王であり、読売巨人軍、ダイエー・ホークスの監督を務めた王さんが雑誌の対談で、監督時代選手に一番求めたのは『今日・全力でプレーしたか?』だった。そして『そのための準備はきちんとやっていたか』と選手に質問をしていた様である。
今回は、たまたま大会が連続になってしまったが、やはり二日目は体調管理等の準備がきちんと出来ていなかった様に思う。折角両大会前までは、それなりの準備をしていたつもりであり悪くなかったと思う。
大会にもいろいろあり、『参加する事に意義がある』と言っている大会もある。前日の大会では全力を尽くせたと思うが、次の日は前日の事もあり、連続出場継続の意味で参加した感じであった。しかし次回の町田大会では万全の体調で臨みたい。
*:ちょっと気になったので『参加する事に意義がある』と言う言葉に付いて調べてみた。ペンシルベニア大司教エチュルバート・タルボットが、1908年ロンドン大会が開催された時、米国選手団を前に『オリンピックで重要な事は、勝つ事よりも参加した事だろう』と説教した。その後ピエール・ド・クーベルタン男爵は晩餐会の席上で『人生で重要な事は勝つ事ではなく、勝つために努力をする事である』と話した。そして1932年第10回ロサンジェルス大会の選手村に、その言葉が掲げられ、それがきっかけで広く一般に知られる様になった模様。
この言葉には、自国の代表になるまで努力をしてきた事の素晴らしさが最も重要であるのではないか。『単に勝てなくても、弱くても参加するだけでオリンピックは素晴らしい』とか『敗者に対しての励まし』に使われるのは必ずしも正しい理解ではない様である。