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アートフラワー
2010年11月30日(火)No.65号
『 人 生 に 引 退 は 無 い 』
毎年11月に入ると喪中はがきが来る。しかしながら今年は多く感じる、しかも亡くなられた方の年齢が90歳以上で、中には100歳という人もいた。平均寿命が延びていると言っても皆さん平均寿命以上である。
年賀状を出す相手の方は、以前の会社・学生時代の人が多く年齢的にも同年代で、その人達の親となると90歳以上となる。今年は特に暑かった事も影響しているのかもしれない。
若い時は喪中はがきも少なく、対象となる人も若く、事前に情報も入っているのであまり気にしなかった。しかし今来る喪中はがきは、年賀状交換だけの人が多く、しょっちゅう会っている人ではないので驚く事が多い。
現在60歳代後半であり90歳代は想像がつかないが、現在の医療技術の発達・施設の充実等で大病を患わなければ、生かされているという感じの方が多いのではないか?本人は幸せなのか不幸せなのか分らないが、人の世話にならず生活が出来たら良いと誰もが思う。しかし同じ90歳代でも世の中には立派に働き活躍している人もいる。
先日、水泳大会で95歳クラスに出場した方とお話をする事が出来た。その方は90歳ランクで世界記録を持っており、95歳区分に入り世界記録を目指し頑張っている。今回は200m背泳ぎに出るとの事で、順調にいけば世界新記録となる可能性がある。結果は世界新にもう少しであったが、話していても意気込みが異なり光り輝いて見えた。
何が異なるの?と考えると、やはり目標があるからなのであろうか。これは95歳だからではなく、何歳であっても常に自分で目標を決め、それに向かっていると人生に輝きが出て来るのかもしれない。人生にこれで良いという事は無いのであろう。
今年の3月で仕事は終わり年金生活に入っている。何事にも強制されるわけでもなく、自由に生活をしていると目的を見失う事がある。人生に輝きを持たせる為には目標を見つける必要があるかもしれない、人生に引退は無いと思う。
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