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「ナンテン」という語感が「難(ナン)を転(テン)じる」に通じるところから縁起木としても親しまれています。玄関先に植えたり料理に葉を添えるなどにはそういう「縁起」の意味合いも兼ねてのことでしょう。

ナンテン「難を転じる?」

2010年12月24日(金)No.66号


『 景 気 回 復 の 手 段 と し て 』

毎年12月に入ると、年賀状、大掃除等で何かと忙しくなる。娘が結婚をして8年、空いた部屋の方が明るいので、そこへPC等を移し利用をしている。年末でもあり、以前利用していた部屋は、現在納戸状態となっているので、本や書類を整理しようと片付け始めたら、何年か前に親戚から贈られて来たお歳暮が出て来た。中身は食用オイルであるが我家ではあまり使わない、中を開けたら賞味期限が昨年で切れていた。もったいないと思いながら処分をしたが、以前にも贈られて来た缶詰が食器棚の奥にしまってあり処分した事があった。

日本にはお中元、お歳暮、他にもお返しとして贈り物をする習慣がある。相手が喜ぶ物であれば良いが、今すぐ必要でないものが多い。ふつうは日持ちの良いものを贈るが、受取った方は今すぐ必要でなければ仕舞い込み、忘れる事がある。食料品でない方が良い様に思えるが、デパートのカタログや、お歳暮のサンプルを見ると食料品関係が圧倒的に多い。

最近お返しなどで選べるカタログギフトをよく見る。これなら欲しいものが手に入るので良いと思う。しかしながらお中元、お歳暮には抵抗がある。本来はお世話になった人に対して感謝する意味で直接訪問をして相手方に贈るものである。でも良く考えてみると、本人が訪問をするわけでもないので、相手が欲しいと思わないものを贈っても結局は無駄になる。やはり選べるカタログギフトの方が良いのかもしれない。

デパート等では、お歳暮商戦として売り上げを期待している。世の中を活性化させるなら多少の無駄も良いのかもしれない。皆がもっと貯金を切り崩し、無駄をすれば(出来れば無駄でない物を贈りたい)景気が回復して良くなるかもしれない。現在の混迷する政治・経済が早く回復して欲しい、世界中を見渡しても良いニュースがない。節約疲れがある日本、“ガンバレ”。

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