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三椏のつぼみ(みつまた:新宿御苑)
2011年 1月16日(日)No.67号
『 スクラップブックの活用 』
2011年 1月16日(日)に東北新幹線が全線開通したので乗車しに出かけた。今回はチェンジアップのスクラップブックを2冊持って行った。これは日経に週一回記事が出ていて、豊田泰光さん(元西鉄ライオンズ)が書いているのだが、毎回仕事にも参考になる事が書いてあり、単独にスクラップブックを作っている。
東京駅から乗り座席に着くと、そのスクラップブックをバックから取り出し読み始めた。上野駅で隣の席に背の高い女性が乗車して来た。どこかで見たような顔である、もしかしたらテレビのニュースキャスターをしている方みたいであった。地上に出たら携帯で何時に着くからと先方に連絡を入れていた。これから取材か講演があるのかもしれない。スクラップブックの表に“チェンジアップ”というタイトルが書いてあるので、こちらをちらちら見て気にしているのが分る。結局その女性は仙台で降りたが、何か非常に興味を示していた様子であった。もしニュースキャスターであれば聞いてみたい事もあったが、勇気がなかった。
社会人になってから、ちょっと気になる事が書いてある新聞、雑誌等の記事があると、切り取りスクラップブックを作っていた。当初は項目別ではなく全部同じノートに貼っていたのであるが、途中からは鉄道関係、スポーツ関係、仕事関係等に分けている。現在も続けているが、項目は詳細に分れてきた。
以前の会社で工場に通っていた頃、毎週各工程の責任者を集めて会議があったが、船橋駅までの通勤電車の中でスクラップブックを一冊持ってパラパラと見ていると中にヒントが見つかる。その時のテーマを見つけるのに、このスクラップブックは役に立っていた。
スクラップブックは、新聞・雑誌等を切り取り、糊でノートに貼り付けるという面倒くささがあるので、最近は気になる雑誌の記事は、スキャナーで撮っておく様になった。しかし新聞は相変わらず切り取っている。
最近気が付いたのだが、スキャナーで撮った記事は保存したままで、ほとんどが二度見ていない。時間つぶしの為にパソコンを立ち上げ呼び出す必要があるのと、持ち出して他の所で読む時はプリントする必要があるので結構面倒である。その点スクラップブックは必要に応じてノートを持ち出し好きな所でパラパラめくり見直す事が気軽に出来る。そこには参考になる情報が詰まっている。
アナログ人間かもしれないが、スクラップブックに頼ってしまう。もしかするとデジタル人間であれば、電子ブック・スマートフォン等に IN−PUT して、何処でも見られる様にすれば良いのかもしれないが、なかなか追いついて行けない所がある。やはりスクラップブックの方が我々には便利である。
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