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薔薇

薔薇

2011年 2月13日(日)No.68号



『 世の中がイラついている 』


新宿通りを四谷から新宿に向かって行くと新宿二丁目交差点がある。ここは明治通り池袋方面へ行く通りに流れ込むので多くの車が右折する。その新宿二丁目交差点手前50m位の所には新宿二丁目東交差点がある。この新宿二丁目東交差点は右折が少ない。そこを一台のタクシーが右折しようと車の流れが切れるのを待っていた。信号が変わろうとする時やっと車の流れが切れ、右折をし始めたら背広を着た60歳前後の男性が横断歩道渡り始めた。タクシーの運転手はクラクションを鳴らしたら、その男性は“うるさい”と怒鳴りタクシーが徐行していたのでフロントガラスをバーンと平手でたたいた。

危ないと思ったが、タクシーはすぐ停まり運転席のドアーが開いた。制服の上着を脱ぎスラットした運転手が出て来て“信号無視するな”と言った。男性は渡ろうとした時は黄色だったと言う、運転手は赤だったと言い合いになった。タクシーは横断歩道の上に停車したままである。そこに男性の友人であろう人が寄って来て、男性の肩を抱いてなだめ、とりあえずはおさまった。

今回の件は、男性が言っていた、渡ろうとした時が黄色だとすると、本来はストップである。黄色は渡っている最中であれば速やかに渡り終える必要がある。運転手は警告のつもりで鳴らしたと思われるが、クラクションを鳴らされた方は気分が悪くなりフロントガラスをたたいてしまったのであろう。男性は仕事か何かでイライラしていたのかもしれない。

最近は政治も経済も順調に行っていると思えない。就職先がまだ決まっていない学生も多く、世間の人々は皆苛立っている感じがする。余裕が無く笑顔がない、どうも世の中がおかしい様に思われる。

自分の事を考えると、歳を取ると身体も心も硬くなり頑固になって行く感じがする。冷静に考えると反省する所がいっぱいあり、気を付けねばならない。

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