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(素心蝋梅)中国原産、花の中心部分まで黄色く、強い芳香がある。

ソシンロウバエ(新宿御苑)

2012年 1月28日(土)No.79号

『 日 本 沈 没 の 始 ま り ? 』


2012年1月30日(月)厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が「将来推計人口」を公表した。2060年の人口は8674万人、2010年(1億2806万人)比32%(4132万人)減少すると試算した。65歳以上が5人に2人を占めるほか、生涯未婚の比率が5人に1人に高まり、少子高齢化が加速するという。

そんな中、我家で二人目の孫が2012年1月28日(土)午前10時31分に誕生した。前日の夕方に娘から陣痛があり病院に確認したら、その間隔が短くなったら入院との連絡があった。当日はたまたま旦那も帰りが早かったので対応が早く、結果的にはその夜に入院をして次の朝に女の子が誕生した。

5歳の孫が幼稚園に行っている、休ませたくないとの事で、新宿の実家で退院まであずかり、三鷹の幼稚園まで送り迎えをする事になった。週二回のお弁当作りであとは給食になっているが、久しぶりのお弁当作りでお婆ちゃんは大活躍であった。一人でのお泊りは過去に経験が無いので、事前に一人でお泊りをしてみたが、無事に出来ていたので特別問題は無かった。

しかし孫が実家に泊まった次の朝、起きたら頭がおかしいと言って来た、体温を測ったら何時もは低めなのに38.9度もあり、もしかしたら今流行りのインフルエンザかと思い医者に連れて行こうと思った。しかし日曜日なのでネットで救急病院を探しTELしたら、すぐに来て下さいとの事で近くの大学病院に行った。結果的にはインフルエンザではなく単なる風邪であった、ママと離れ気を使い疲れたのかもしれない。とりあえず薬をもらい帰って来たが大変であった。

現在は核家族化が進んでおり、大家族で住んでいる家族は少ない。大家族であればお産をしても誰かが面倒を見てくれるが、核家族だと母親が動けない時、誰が生活のサポートをするのか問題になる。親兄弟が近くにいれば協力は出来るが遠くであればなかなか難しい所がある。一人目は何とかなるが、二人目になると赤ちゃんは2〜3時間毎に昼も夜も関係なく面倒を見る必要がある。上の子は通常の生活があり、母親の体も十分回復しているわけではないので無理が重なる。二人目以上は誰か面倒を見る人がいないと大変である。

娘の旦那は営業を行っているので、月の半分位は海外出張である。今回も生れてすぐ一週間の海外出張になり、お婆ちゃんが、しばらく娘の家に住み込みの手伝いとなったが、もし手伝う人がいなかったら、どうなるのだろうか?

<冬桜>バラ科、マメザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられている、花は白色の中輪一重で秋から春にかけて断続的に咲く。
フユザクラ(新宿御苑)
内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)は2012年1月30日現在、岡田克也副総理が兼務で担当になっているが、実際に少子化対策で何か新しい事を行っているのだろうか。その他にも多くの担当を持っているので重要問題が目白押しである。名前ばかりで行動が伴わないのであれば他の方に譲った方が良いのではないか。調べてみると短期間で多くの大臣が変わり、落ち着いて政策に取り組む事が出来ていない感じである。

国は将来推計人口の減少が問題だと考えているのであれば、発表と同時に早く手を打つ必要がある。現状の核家族化では二人目以上の出産は厳しい状況になっていると考える。男性の育児休暇・手当等は一部で行なわれているが、早く国策として徹底して行わないと、将来人口は減って行き働き手が無くなり心配である。小松左京著のSF小説に書いてある日本沈没は人口が減少した翌年という設定でもある。最近日本では各地で大きな地震があり、SF小説の始まりかもしれない。



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