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乙女ツバキ
2012年 3月 3日(土)No.81号
『 ス タ ー ト が 肝 心 』
2012年3月3日に辰巳国際水泳場で水泳大会があり、200m平泳ぎの競技に出る予定で順番を待っていた。いよいよ自分の組になり短い笛に続き長い笛が鳴ったので、スタート台に上り構えた。通常であれば出発合図員が“よーい”という掛け声をかけるが、なかなか声がかからない。どうしてかと思ったら端のコースで水中からスタートする80歳以上クラスの人が準備をしている、係の人が隣の空いているコースに入り構え方を教えていた。
少し時間がかかりそうだと思い、緊張をほぐそうとゴーグルを一回外したところ、急に“よーい”と言う声が発せられ、すぐにピストルが鳴った。あわててゴーグルをして飛び込んだが、反応タイムも悪く、ゴーグルも完全に装着されておらず少し水が中に入ってしまった。200mの競技で一番いやな事はゴーグルが外れる・ずれる・水が入るのが最悪である。短距離であればそのまま行ってしまうが200mは距離が長いのでキツイものがある。
通常であれば長い笛が鳴ってスタート台に上って出発合図員が“よーい”と言って構えて、全員がそろった段階でピストルが鳴らされるが、今回は下からスタートする人に合わせたと思われるのでタイミングが合わなかった。

梅の花は、願いをかなえてくれる花だ
3月11日(日)より大相撲が始まったが、ひいきの力士である高見盛関が十両になった為テレビでもなかなか見る事が出来なくなった。たまたまBSを見ていたら、午後1時過ぎ頃から放映していたので下位の力士を見ていると駆け引きが多く、立合いが合わない。相撲は大体数秒から数十秒で勝負が決まる競技である為、立合いが重要なのであろう。
これを見ていて水泳のスタートを思いだした、“よーい”からピストルが鳴るまでの時間は、定量的に何も決まっていない。出発合図員が全員そろったと思った時にピストルを鳴らしている。相撲も行司の合図で立合うのではなく、両者の気が合って手をついてから立合うので、駆け引き、タイミングがポイントとなる。上手く立合いが出来れば、自分の得意な形に持って行ける。相撲は俗に「立合いで八割が決まる」と言われている。その為に立会いは重要視され稽古も多く行なわれている。他の競技もスタートが肝心なのかもしれない。
しかしながら・・・最近は水泳の飛込み練習が限られた所でしか出来ない。泳ぐのが早くても飛込みの練習が出来なく大会の参加に躊躇する人が多い。新しい人が競泳に参加しやすい様に、いろいろな所で飛込み練習が出来ると良いのではと思う。
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