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子供達より、お母さんの方が興奮しているみたい!

開園前の行列
後ろにも長い列

2012年 6月18日(月)No.84号


『 素晴らしい自分の世界 』


早いもので我家の孫も今月6歳になりました。先週末に父兄参観日があり6月18日(月)が代休なので、以前からの約束で川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムに連れて行く事にした。2011年9月に開業したが人気で入場制限がされている、しかも当日券がない。日時指定の完全予約制で午前10時から午後6時・火曜休館・駐車場無し。

小田急線の登戸駅に9時頃着いた。早速シャトルバスの停留所に行ったら始発が9:24分となっていたので、駅前で時間をつぶしていたら、何処からともなく親子連れが集まって来た。9:20頃であろうか、駅前のロータリーをグルット回ってシャトルバスが入って来た。外側にはドラえもんの絵が描かれていて、バスに乗車すると、吊皮・停止ボタン等にもドラえもんの絵が描かれておりムード満点である。

10分位でミュージアムに着いたが、入口には既に行列が出来ていた。今日は平日で学校も幼稚園も休みでないのに、なぜこんなに多くの人が来るのだろう?バスを降りてすぐに行列の後ろに並んだ。10時ジャストに30人位で区切り、中に入れてミュージアムの説明がある。終わったら次の30人が中に入り説明を受けるが、3回目にやっと中に入る事が出来た。

事前に情報を得ていたので、入館しての説明後、音声ガイド“おはなし電話”を受取らず、3Fのカフェに行き早昼をした。食べ物は持ち込み禁止なので、そこで食べるしかない。結果的には正解で、食事が終わり外に出たら長い行列が出来ていた。その後“おはなし電話”を受取りゆっくりと館内を見る事が出来た。

早くマンガの国に行きたいな! 何でおじいちゃん、そこにいるの?
(左)ドラえもんとドラミちゃんと一緒に、タケコプターでマンガの国へ行くの!

(右)どこでもドアーを開けたけど、ここはどこ?
1Fの展示室を見て、ヒストリーロードを抜けコーナーを曲がると“先生の部屋”があった。そこは思っていたより狭いが天井が高く、ぎっしり詰まった本棚が吹き抜けのように2Fまである。高い本棚を見上げると何かが動いている!良く見ると鉄道模型ではないか。その脇には世界の童話集等の本、何だかおとぎ話の世界にいるみたいで、この部屋に入ると新しい発想が生まれるのかもしれない。

“先生の部屋”を見ていると、本・鉄道模型以外に地球儀・恐竜・・・等が所狭しと、あっちこっちに置いてある。それらを見ながら子供達の笑顔を想像し、マンガを描き続けていたのかもしれない。先生自身が自作に付いて“すこしふしぎ”という言い方をしている。もし空を飛べたら、もしどこへでも瞬時に行けたら等、人間の願望をドラえもんにして、子供達に夢・希望・友情・勇気・好奇心・・・等を与えた。その様な発想が出来る環境を“先生の部屋”に感じた、素晴らしい自分の世界である。

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