Welcome to the twinkle plaza.
あんちゃんの旅TOP |
バックナンバー |

眩しい朝日を浴びた古代ハス
[大賀ハス・千葉公園]
2012年 7月29日(日)No.85号
『 親 子 の 絆 』
2012年7月29日(日)今年1月28日に誕生した下の孫が、呼吸時ぜーぜーするのと咳もひどい、日曜日なので近くの大学付属病院に電話をして救急外来に行った。診断の結果、肺炎の疑いがあるので、明日の月曜日外来に来て欲しとの事であった。7月30日(月)に病院へ行ったら、肺炎との事で即入院となり、他の人と隔離する意味で個室に入る事になった。まだ生後6カ月なので、入院中はママも付き添いで寝泊まりをする必要があり個室で良かった。感染する可能性があるのか中学生以下は面会が出来ない、その為上の孫は、いつも待合室でママとだけの面会となった。
上の孫は幼稚園が夏休みなので、通園の心配はないが、昼間は誰かが面倒をみる必要がある。結局は新宿の祖父母が面倒をみる事になり、泊まる準備をして連れて来た。既に何回か一人でお泊りをしているので問題はない、毎日洗濯物やママの夕食を持って病院に行くので様子は分る。幸いにも順調な回復で9日間の入院で済み退院する事が出来た。
退院時は我々と上の孫が迎えに行き、家へ戻ったが上の孫は玄関から上がろうとしない。突然怖いと泣きながら座り込み、訳の分らない事を言って困らせた。なだめながら部屋の中へやっと入れたが、10分位は駄々をこねた。まだ6歳なので表現力が乏しく、怖いと言う意味は“さびしかった”のか“悔しかった”のかその他か分らない、何かを訴えたかったのであろう。9日間も異なる生活をしていたのと、ママが下の孫に取られてしまったと言う嫉妬か?

大賀ハスの実
普段は新宿にお泊りに行くと言って喜んで泊まりに来ていたが、今回はパパもママもいない生活が長く、夜中に突然ママに会いたいと言ったり、パパは帰って来るのと言ったりで寂しかったのであろう!最後に不満がどっと出た感じであった。昼間は表面的に喜んでいても夜になると気持が沈んで来る。
上の孫は今まで何不自由なく、親からの愛情を一人で全て受け6歳まで育って来た。しかし下に妹が誕生して、周囲の人は下の孫に集まり、可愛いね、可愛いね、と言って自分が無視され、不満があったのかもしれない。そして入院をして一時的ではあるが祖父母に引き取られたので、不満が更に高まったのであろう。そこには第三者が入り込めない、親子の絆が見られた。そして子供の育て方の難しさが感じられた。
前回 |
次回 |