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美しいバラ
新宿御苑にて
2012年 9月11日(火)No.87号
『領土問題は、いつ解決?』
2012年9月11日(火)日本政府は尖閣諸島の魚釣島など3島を20億5千万円で購入する売買契約を地権者と交わし、3島を国有化した。その2日前、9月9日にロシアのウラジオストックで開催されたAPECにおいて、野田総理と中国の胡錦濤国家主席が15分間ほど立ち話をする機会があった。胡錦濤国家主席は日本側に抑制的な判断を期待して、中国側の意志を伝えたと言うのに、日本は閣議決定して国有化した。中国はプライドが傷つけられたと判断をして、尖閣諸島の問題は更にエスカレートして来た。
30年位前になるが以前の会社で、中国へプラント輸出をする時、中国の従業員約100名を3ヶ月間日本の工場で受け入れ研修を行なったが、その時に気が付いた事がある。通訳の方がいるので従業員は日本語が話せなくても仕事上で問題はないが、日本に来て、日本の会社に世話になっているので、普通なら挨拶ぐらいは、日本語で話そうと努力をするのは当然だと思われる。しかしながら“おはようございます”“さようなら”“ありがとう”も決して言わない、逆に中国語はこうだよと教えようと努力をする。なぜ中国から来ているのに、あいさつを中国語で行なわないのかと言う感じであった。もちろん、宿泊・食事・交通費等全て日本の会社が負担しているのに理解していない、自分達はエリートなのだと思い込んでいた。3ヶ月後会話は出来ないが、日本語の勉強をして単語を少し覚えた人は1〜2人で、他の方は日本語を覚えようとしていない、プライドが高いのである。

美しいバラにはトゲがある
日本人はアメリカ等の英語圏に行けば英語で話そうと努力をするが、中国の人は中国が世界の中心だと思っている。なぜ中国語が話せないのかと不思議に思っている感じであった。現在、もめている尖閣諸島の問題は胡錦濤国家主席が15分間の立ち話でも、中国側の意志を伝えたのに受け入れてもらえなかった事で、更にエスカレートしているとしたら、完全なる上から目線でかみ合わない。文化の違いがあると思われるが、もしかすると島国根性と大陸性気質の違いがあるのかもしれない。
島国根性を調べてみたら、イメージが暗く、良い印象が無い。他国との交渉が少ないため視野が狭く、閉鎖的でこせこせした性質(広辞苑)となっている。日本は海洋国家・農業国家で、協力し合って農業を営む習慣がある。それに対し大陸性気質は、敵にいつ侵略されるか常に不安があり、死が身近にある荒々しい性格で、謝罪は死を意味する。大人しい日本人と、荒々しい中国人・韓国人に分けられ、なかなか気が合う事は無いようです。
この様な事を考えると、戦争をしない限り解決を見いだせないが、日本は憲法第九条によって出来ない。以前、ケ小平中国副首相が来日時に“棚上げ”の話があったが、もしかすると、それがベストなのかもしれない。しかし地球も活動をしているので、大地震が起きて島が沈没するかもしれない、また国のトップが短気な人に変わったらダイナマイトを仕掛けて、島を爆破して消滅させるかもしれない、その時が解決の時かもしれない。
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