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千歳烏山駅東側の横断歩道

遮断機が上がった瞬間

次の電車の信号がなり始まる

2013年 3月16日(土)No.93号


『 安全な将来の町づくりは? 』


2013年3月16日(土)我家の孫達は、京王線の千歳烏山駅近くに住んでいるが、自動車・電車が好きで、遊びに行くと電車を見に連れて行って欲しいとせがまれる。買い物ついでに駅脇にある踏切で見る事にしている。

土曜日の午後2時過ぎ頃は買い物客で混み合っていて、一本電車が来ると続けて4〜5本が通過する、その間5〜10分位であるが人も車も溜まって来る。一旦遮断機が上がるが、すぐに信号機が鳴りだし歩行者も自転車を押しながら渡る人も多く、道路の幅が狭くなり車がなかなか横断出来ない。

千歳烏山駅東側の横断歩道を、反対側から見た状況

車と通行人でいっぱいである

千歳烏山駅より先にある、調布駅近辺(布田駅・国領駅・調布駅)は最近地下化され、立体交差が実現したが、駅等はまだ工事中である。ちなみに千歳烏山駅の駅員さんに立体交差の計画があるのか聞いてみたら、話はあるがここ1〜2年ではなく、何十年先であろうとの話であった。都心に入り込む電車は、開かずの踏切が問題となっている。一旦出来上がった鉄道を運行しながらの変更は大変である。

3月23日に小田急小田原線で下北沢駅・世田谷代田駅・東北沢駅が地下駅となった。1時間に40分以上踏切が開かない、最も混雑する場合は1時間で2分間しか開かない「開かずの踏切」が9ヶ所あったが、それが解消した模様である。ここの焦点は地下化で生じる線路跡地「幅20〜30m、長さ1.7km」の活用方法で、世田谷区と東京都、小田急電鉄の主張が食い違い対立している。(日経新聞)

3月16日にも東横線と東京メトロ副都心線が直通運転になり地下駅(地下5階)に移った。世の中便利になって行くが、不便になる所もある様である。東横線の旧渋谷駅は地下鉄銀座線への乗り換えが便利であり、JRへの乗り換えも便利であったが、新しい渋谷駅は地下5階になり、乗り換えに時間がかかり利用者には不便になった模様である、特に井の頭線との乗り換えは遠くなった。

ラッパスイセン又はラッパズイセン

ラッパスイセン、新宿御苑

首都圏はオフイス・住宅が高層ビル化し、地下には鉄道網・高速道路網・商店街等が張りめぐらされ、複雑な構造になって来た。造る時は良かれと進めてきた事も、コンクリートには寿命があり、それ以上になると老朽化してくる。昨年12月2日に起きた笹子トンネル事故を始めとして、調査をすると各地で今すぐに事故が起きてもおかしくない状態が沢山あると報告されている。

新たな人災事故が起きない様、長寿命で耐久性の高い新しい材料開発・建築構造の変更・又は都市計画そのものの考え方を変えないと将来が大変な事になる。心配せず安心して生活が出来る町造りは、どの様な形なのであろうか?孫達には未来があり心配である。

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