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(左)試合後カメラマンの前でフラッシュの雨
(右)オーロラビジョンの写真
2013年 4月 6日(土)No.94号
『 プ ラ ス 思 考 』
2013年4月6日(土)神宮球場へヤクルト対DeNA戦を見に行った。午後2:00試合開始、天気は曇りであるが雨になる予定で、しかも低気圧が近付いているので暴風雨になるかもしれない。
今日はDeNAのラミレス選手が、あと一本で2000本安打を達成するとの事で、報道陣が大勢来ていた。今にも雨が降りそうな状況でゲームはスタートしたが、4回に入った所で雨が降り始め、6回表にラミレス選手に3回目のチャンスが巡って来た。雨は更に強く降って来ている、ヤクルトの石川投手はフルカウント10球目に内角低目を攻めたところを上手くすくい上げて打った。レフトへの弾丸ライナーかと思ったが、DeNAのファンが陣取る左翼席から大きな歓声が上がった。打球は雨が強く降っていて良く見えなかったが、レフトのフェンスすれすれにライナーで飛び込んだ模様。ラミレス選手は右腕を突き上げてダイヤモンドを一周し、ベンチ前でヤクルトの宮本慎也選手から花束が贈られ、スタッフからは2000本安打の大きなカードを受取った。
(左)ダイヤモンドを一周してホームに向かう
(右)中畑監督のお出迎え
ラミレス選手は当初ヤクルトに入団し、7年間プレーした後、巨人で4年間、そして昨年からDeNAに移籍している。今日のホームランが2000本安打達成であるが、日本に来て最初にお世話になったチームを相手に偉業達成となりストーリーが出来すぎに思える。ヤクルトファンも2000本安打に対しては拍手して祝福していた、彼の人柄かもしれない。
外国人プレーヤーで2000本安打達成は初めてであり、所要試合数は1695試合目で歴代2位(1位川上哲治氏)の速さである。ラミレス選手を祝福するかのようにDeNAは逆転勝利をした。
(左)宮本選手からの花束贈呈と2000本安打のパネル贈呈
(右)試合後のインタビュウ
試合後ラミレス選手へのインタビューで、低迷期もあったが野球が好きな事と、ファンが後押しをしてくれた事が長く続けられる源となったと言っていた。テレビのインタビューで元同僚だったヤクルトの宮本慎也選手は彼の事を、アメリカではピッチャーがゲームを作るが、日本ではキャッチャーがゲームを作っている事を彼自身が察して、キャッチャーの研究をした事が良かったと言っていた。
ラミレス選手は明るい性格でありファンサービスにパフォーマンスをしている。日米野球の違いで悩んだが、良い事は謙虚に受け入れ、いつも全力でプレーをしている姿は素晴らしく、全て“プラス思考”で、それらを乗り越えて来た感じがある。それが今回の記録につながったと思われるが、その考え方は野球だけではないかもしれない、全てにつながるのではないかと思う。
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